”やる気”という経済効果は膨大!

17日間におよぶリオ・オリンピックもついに閉幕しました。
朝起きるとメダル獲得の連続で、最終的には史上最多の獲得数。
生で観なくても、多くの感動で涙腺が崩壊してしまいました。

5年前からオリンピックの選手強化に乗り出し、その強化費用は20億から100億に上げたそうです。この100億という数字には、賛否両論あるとは思いますが、この結果にどれだけの人が勇気と感動をもらったことでしょう。

自分も頑張ろうと思った人は数知れず、その“やる気”という経済効果は計り知れないものがあると思います。

忘れてならないのが来月7日から始まるパラリンピックです。オリンピック同様、多くの感動と“やる気”を生み出してくれるでしょう。

この“やる気”ですが、国がおこなう経済対策も効果を狙うという意味では同じです。これから閣議決定される2016年度の2次補正予算も然り。

先日、またまた中古住宅購入者でリフォームする場合、
最大50万円の補助制度を創設すると発表されました。前回取り上げたフラット35リノベの0.6%金利優遇に次ぐ中古住宅流通促進制度です。

補助の対象となるのは、自分が住むために中古住宅を購入する40歳未満の若年一次取得者。住宅診断(インスペクション)を受けることが条件で、補助額は住宅診断にかかる5万円の他、耐震補強や省エネ改修など
リフォームに内容に応じて最大50万円が補助されるというものです。

住宅購入者に代わって、リフォーム業者が国の事務局に申請し、補助金を受け取ってその分工事費を安くする効果を狙っています。

所得税や住民税を控除できる住宅ローン控除、フラット35リノベによる金利優遇、今回の最大50万円の補助金制度を有効に活用できれば、中古住宅を購入してリフォームをした方が得という、見えない“やる気”を喚起できるという国策です。

気になるのは、ここ15年で所得が100万円も下がっている30歳代が果たして動くかということ、そしてあまりにも空き家を中心とする中古住宅を流通させようという意図だけが大きく、実需といわれる既存住宅のリフォームの政策が薄いことです。

それよりもデフレに戻りつつあるものを、いかにして経済を活性化させ、インフレに再浮上させるかが鍵となるような気がします。

カテゴリー: コラム, リフォーム, 不動産, 時事ネタ — 小野 信一 12:45 PM

新築よりも中古の方が断然お得に!

暑い日が続きますが、みなさん元気でお過ごしですか?
まだバケーション中という方も、もう仕事という方も、
そろそろ夏バテを感じているのではないかと思います。

夏バテの対処療法は、十分な水分補給としっかりとした睡眠です。
みなさん、気をつけてこの夏を乗り切りましょう。

さて、中古住宅、中古マンションを購入してリノベーションをしたい
という方に朗報です。

住宅金融支援機構は、10月から中古住宅を購入する際に、金利を最長10年間、
年0.6%引き下げる「フラット35リノベ」を導入とのこと。

省エネルギー性や耐震性などの性能向上が見込まれるリフォームをすること
が条件で、国が目指している、良質な中古住宅を増やして、市場の流通性を
高める施策だと思われます。

具体的には、対象中古住宅・中古マンションに対しインスペクションを実施、
リフォーム工事前にフラット35リノベの適合基準に不適合だったものを
リフォームをすることにより、適合させることが必要です。

省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性のいずれかを
一定以上の性能にまで引き上げれば、その性能値に合わせて、当初10年間
または当初5年間、フラット35の金利から0.6%金利優遇が得られます。

新築の0.3%金利優遇よりも、中古住宅+リノベの方が倍の0.6%金利優遇が
受けられますから断然お得となります。

8月のフラット35の金利は、史上最低金利を更新していますが、
その現状から中古住宅+リノベの場合は以下のようになります。

自己資金10%以上ある人(融資率90%以内)
返済年数20年以下   0.83% ▲0.6% → 0.23%
返済年数21~35年   0.90% ▲0.6% → 0.3%

自己資金10%ない人(融資率90%超100%以下)
返済年数20年以下   1.27% ▲0.6% → 0.67%
返済年数21~35年   1.34% ▲0.6% → 0.74%

とんでもない低金利ですね。同時に住宅ローン控除も使えますから、
ローン残高の1%相当分の所得税や住民税が控除されますから、
逆ザヤ現象でお金を借りるほどその差額が得になります。

新築マンションや建売から、中古住宅、中古マンション+リノベに
鞍替えする人もでてきそうです。

カテゴリー: ネクスト・アイズ, リフォーム, 時事ネタ — 小野 信一 12:25 PM

”ワークライフバランス”と”デフレ”の関係

梅雨が明けたと思ったら、8月に入り、猛暑、猛暑、猛暑。
待ち望んでいた夏ですが、35度を超えてくると外出していると息も苦しい
ほどです。本当に人はないものねだりですね。

早く、秋がやってこないものかと思ってしまいます。

さて、これから夏休みウィークです。
特に今年から11日が“山の日”と制定され、祝日になったおかげで、
通常13日~15日あたりが一般的な夏休みが、この日から5連休という
会社も多いみたいですね。

でも中には11日が休みで12日が出勤、13日から夏休みという方もいて
どうして12日を“山の日”に設定しなかったのかという疑問も多い
のですが、8月12日は、31年前に日航機の墜落事故があった日で、
さすがにその日を国民の祝日にはできなかったというのが理由だそうです。

それにしてもこれだけ祝日が多くなると、中小企業の経営者としては
頭が痛いのが現実。8月などは、実質稼働日数が少なく、売り上げは
上がらないのに、給与だけは出ていくという結果になります。

そうは言っても心身共にリフレッシュして、その後の営業効率が上がり、
会社としても万々歳となるのが理想。信じるしかないというのが現実でしょうか。

ただ、就業者が守られすぎというのも最近感じています。
無理強いするのはよくないのですが、一律に規制するのもどうかと思います。
年間休日、残業時間、休日出勤しかりです。

ここ15年で、給与が下がり、世の中デフレだと言われてきました。
特に働き盛りの30代の年収が、統計的に15年で約100万円下がってきています。
もちろん、収入が減れば、貯蓄などもでません。

世の中の景気に連動する部分もありますが、どうも昔に比べ残業や休日出勤が
規制により減少したことによる収入減の方が、デフレの原因のように感じます。
収入が少なくなれば、消費意欲が減退し、安さを求めるからです。

国や小池新都知事も推奨する“ワークライフバランス”
仕事と生活の調和が大切なのはよくわかりますが、一斉に一律ブレーキを
かけるのは、個人の仕事意欲を消すことにもつながるように感じます。

愚痴を言ってしまいました。いずれにしても夏休み。
遊びすぎて、休み明けに体調崩してさらに休むなんてことのないよう
皆さんも気をつけてくださいね。

よい夏休みを!

カテゴリー: コラム, 時事ネタ — 小野 信一 12:45 PM

今年の平均寿命は?人口構成比が最大の問題点!

関東では7月28日に梅雨が明け、ようやく夏到来という感じですが、
気がつけば8月に突入し、もうすぐ夏休みです。

早い人では8月第1週から、もう2週目にはほとんどの方が夏休みに
入るのではないでしょうか。さあ、あとひと踏ん張りです。
暑さに負けず、頑張っていきましょう。

さて、7月末、厚生労働省から毎年恒例の平均寿命が発表されました。平均寿命というと、現在高齢の方が何歳まで生きられるかと勘違いされる人が多いのですが、実際は違います。

現在の死亡率が今後も変わらないと仮定した場合の、その年に生まれた0歳児があと何年生きられるのかを表すものです。
したがって、2016年生まれた赤ちゃんの平均死亡年齢ともいえます。

今年の日本の平均寿命は、男性が80.79歳、女性が87.05歳でした。長らく世界一だった女性が世界2位へ、昨年3位だった男性も、一つランクを下げて4位へダウンしました。
男性も女性も世界1位となったのは香港でした。

健康診断の普及や医療技術の進歩で、平均寿命が毎年延びるのはいいことですが、こと経済に関しては大きな問題となります。少子高齢化という問題です。

人口の層は、次の3つに大別されます。
 ・年少人口(0歳~14歳)
 ・生産年齢人口(15歳~64歳)
 ・高齢人口(65歳~)

国の経済に大きく寄与するのは、生産年齢人口です。
年少人口は、その予備軍ですから大切に育てなければなりません。
高齢人口は、年金や社会保障が不可欠となります。

日本の人口構成は、この3つの割合がアンバランスになってきています。高齢人口が増え続け、生産年齢人口は、予備軍である年少人口が少子化のため減少し続けているという、図に書くと逆三角形になってきています。

これが最大の問題点で、日本の経済政策の根本はここにあります。

予備軍である年少人口を増やすために出生率を高める施策、
例えば児童手当を支給する、また子供を産んだ女性が働きやすい環境をつくるために、保育所を増やすなどがその代表例です。

生産年齢人口も、以前は大多数が男性で、女性は家庭に入るものとされ配偶者控除などで優遇されていましたが、制度自体を見直し、女性進出を促しています。

長期的に見たさまざまな施策は、人口構成の問題からきていると言っても過言ではありません。

カテゴリー: コラム, 時事ネタ — 小野 信一 12:45 PM

住宅展示場が再人気!でも注意点も・・・

関東の天気がおかしなことになっています。
梅雨明けどころか、7月も下旬だというのに、先日の金曜などは
5月上旬の気温で、半袖だと肌寒ささえ感じました。

今後の天気予報を見ても、曇りの日が多く、気温も30度そこそこ。
いつになったら真夏になるのでしょう。
来週からは8月に突入。暦の上では残暑になってしまいます。
ただでさえ、夏は短いのに・・・

さて、国土交通省は2015年度の住宅市場動向調査の結果を公表しました。

おもしろいのは、注文住宅を建築した工務店や住宅メーカーを
見つけた方法の最多が「住宅展示場」だったことです。

全体の過半数の50.8%、前年度と比べて1.6ポイント上昇とのことで、3年ぶりに50%を超えたそうです。次いで「知人等の紹介」が26.2%で続き、双方で77%を占めました。

住宅展示場は、“砂上の楼閣”。
建物も広く、豪華で、参考にならないと批判をあび、業界の中でも来場者が年々減少し、もう住宅展示場での集客の時代は終わったと言われていました。

ところが、前述のデータでは、住宅展示場が過半数。しかも上昇傾向。インターネットが普及し、情報がいつでも好きな時に見ることができるようになった現在でも、やはり、高額な買い物は、現物を見ないと不安だということでしょうか。

では、住宅展示場に行って、数ある住宅メーカーの中からどうやってその日に入る数社を選ぶのでしょう。

おそらくは、外観のフィーリングが一番だと思いますが、そのたった1日に入った2~3社で決めてしまう人が過半数だというデータがあります。

実は、ここが最大の問題点です。

住宅展示場に行かれる方の多くは、とりあえず住宅展示場に行ってみようという方です。とりあえずというくらいですから、ご自身の家づくりに関しては漠然とした方が多く、何も考えていません。

そういう方が、売り手のプロである営業マンに誘導され、その1日で入った2~3社に無料でプランを描いてもらい、何度も打ち合わせをしていると、その2~3社の中から、1社に決めなければいけない雰囲気になります。

そういう方の多くは、契約した後にさまざまな住宅メーカーや工務店があるのに気づき、価格も含め本当に契約してよかったのか後悔するのです。

これから夏休み。
住宅展示場に行かれる際には十分気をつけてください。
住宅展示場は楽しいところです。
まずは多くの住宅メーカーさんを観てまわることをお勧めします。

その上で、ご自身の生涯計画(ライフプラン)を整理し、家づくりのこだわり、資金計画を考慮したうえで、プランをお願いすることが大切です。

また、事前にインターネットなどで必要最低限の知識を学習することも大切なことです。

是非、弊社の運営しているハウスネットギャラリーを参考にしてください。

カテゴリー: コラム, 家づくり — 小野 信一 12:45 PM
2016 年 8 月
« 7 月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031