<お風呂には“坪庭”を(2)>
お風呂に坪庭を計画するという究極のストレス解消のお風呂もあります。
私の設計では条件さえあえば、ほとんどの住まいのお風呂に畳1畳ほどの小さな坪庭を計画しています。ここには日陰に強い黒竹や笹などを植えます。この坪庭には目隠しのためのコの字形の壁はあるが屋根はないので、雨や雪が落ちてきます。坪庭に面する壁は、大きな透明の安全ガラスにして、ガラス戸をつけて、坪庭に出られるようにすることもあります。こうすると、露天風呂のような感じでバスタイムを楽しむことができます。坪庭の黒竹の葉にちらちら落ちてくる雪をみながら、お風呂に入れるなんて最高のストレス解消、家のお風呂が温泉になったようなものです。
▼喜多見エコハウス(自邸)のお風呂。大きな坪庭を計画しています。バスタブも高野槙という水に強い木を浸かっています。坪庭にはいろは紅葉を植えて和風旅館の雰囲気を楽しんでいます。
坪庭を計画するとよいことがもう一つあります。それは坪庭に面して大きな窓がとれるので、換気がしやすいということです。だからカビが生えにくいので壁や天井を板張りにすることもできます。腰から下は水がかかかるのでタイル張りにして、そこから上の壁と天井は板張りにするケースが私の設計ではたくさんあります。木の匂いがプ~ンとするお風呂となると、もう完全な温泉旅館の露天風呂感覚です。多少の日頃の疲れやストレスは簡単に吹っ飛んでくれるに違いありません。
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