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建築家 天野 彰 老いの国・老いの時代・老いの生活の家づくり

老いの国・老いの時代・老いの生活の家づくり

※巻末に、このコラムをお読み頂いた方だけに家づくりに役立つプレゼントがあります。最後までお楽しみください。

 迫りくる超高齢社会どころか、子どもの少ない“老いの国”のためになんら具体的な準備も無く、今まで奔放にやってきたことのまるで“ツケ”を穴埋めするような政策が・・・、今度の東日本大震災と原発事故のダブルパンチで民主、自民ともが、急きょ災害対策のために、消費税を上げるのは当然とばかりの感覚でいることに驚きます。

 “老いの時代”を統計学の好きな官僚たちが何十年も前から分かっていたことにもかかわらず、巨額の年金や郵便貯金そして簡易保険などの蓄積?の多くが、その都度の担当者による無責任な投融資で何処かに消えてしまったことを、誰あろう国民のほとんどが知っていて、特に今比較的豊かな老人方は皆先行きの不安を感じているのです。

セルフディフェンスの家
 近い将来破綻するであろう年金制度とますます負担が多くなる健康保険に“老いの生活”のためには増えることはない“タンス預金”に塩漬けにしているのです。こうしてわが国はますます金回りの少ない経済となって行くのです。

 しかしこれは間違っているのです。確かに政策は愚かしいことばかりなのですが、いずれ大幅な増税で帳尻を合わそうとするのです。こうして“老いの生活”はますます暮らしにくくなるのです。

 そして大地震!さらには自身の突然の病や衰えから住みにくい家となるのですが、かと言って妻のためには処分もできません。残された妻は大きな家に一人で住むことになるのです・・・。

 現実の住まいづくりのお手伝いをさせていただいていますと建て主の生活経済と苦難からこの不条理が如実に分かるのです。が、はたして時すでに遅し。となる例があまりにも多いのです。その結果、虎の子のタンス預金をはたき、今の家も処分して誰も知らない老人ホーム暮らしとなるのです。

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表