無料新規会員登録

掲載情報件数

完成事例 1404 件 | ハウスメーカー 22件 | 工務店 84件 |建築家 13 件 | 住宅展示場リノベーション

  1. HOMEHOME
  2. 住宅関連記事・ノウハウ TOP
  3. 設計のヒント
  4. 秘伝!収納にも間取りと動線があるのです

住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 秘伝!収納にも間取りと動線があるのです

秘伝!収納にも間取りと動線があるのです

住まいの建て替えやリフォームの最大の原因とは一体なんだとお思いですか?
それも奥様方のです。そう、子ども部屋、子どもにせがまれてもう一部屋多い一回り大きい家にしたい。あるいはシステムキッチンを・・・確かにこれも大きな理由のひとつですが・・・、なんとしても最大の原因は・・・収納です。

そうです。収納がない!収納が絶対的に足りないのです!
ちょっと大げさですが、この収納が足りないと部屋が片付かないばかりか、奥さんはなぜかイライラとして、毎日の生活そのものがいやになってしまうのです。それも恐ろしいことにその収納が原因であることに気が付かないまま、なぜか憂うつになっている奥さんも多いのです。

収納と言えばわが国ではもともと押し入れが主流でした。あの奥行きの深い押し入れは布団を押し入れるのにはちょうど良いサイズですが、そこに小物や衣類などを入れようとすると大変です。奥に押し込んだものは物の陰となって死蔵されてしまうのです。そればかりか、その上からさらにぎゅっとものを押入れればいくらでも「押入れる」ことができさらに煩雑となるのです。

「押し入れ」の本当の意味は、布団を「えいやっ!」と投げ入れるように放りこみ「押入れる」ことなのです。
これは不便と中段を下げ、その上にもう一段棚をつくり、下段にマットレス、中段に敷布団、さらに上段に掛け布団と、3段にした建て主がいます。
その結果、マットレスはともかく、重い敷布団は狭い棚に収まりようがなく、何かの棒で突っついて押し込むようなこととなり、布団はビリビリに破れ、上段の掛け布団も奥さんの背たけでは入れられずに大失敗! しかも、その上段でおでこを傷つけた奥さんは怒り心頭。押し入れは布団を押し込むどころか、“投げ入れる”ものだったのです。

最近は布団を出し入れすることもなく、中途半端な奥行きの押し入れを、クロゼットにしたり、その奥行きを利用した奥行の深い引き出しにし、前後に夏と冬の衣服を入れたりするなど、かなりの容量が入りようにしています。

関連記事

建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表