住宅関連記事・ノウハウ
耐震改修を!
1 耐震改修補助制度実施率は73.8%
2012年7月17日(火)に国土交通省から発表された、地方自治体による2012年4月1日時点の耐震改修への取り組み状況は、とても興味深い傾向を示しています。
国土交通省 報道発表資料 平成24年7月17日
地方公共団体における耐震改修促進計画の策定予定及び耐震改修等に対する補助制度の整備状況について
こちらから(外部リンク:国土交通省)
いまでこそ、梅雨明けを受けた酷暑到来から、住宅の省エネ化、ビルやオフィスの省エネ化を積極的に推進していきましょう。という世論になってはおりますが、そもそも住宅をいくら省エネにしても、震災などの安全対策が、省エネ対策より後回し、というわけには参りませんね。
2 ムリ・ムダ・ムラのない耐震改修を
住宅の省エネ度を客観的に見通すツールとしての『うちエコ診断』は、もちろん酷暑でも省エネ性能が高い家ではいつでも快適、という現在の住まいづくりの基本があります。
うちエコ診断
こちらから(外部リンク)
でも、繰り返しますが、住まいの安心・安全のために、地方自治体から補助金をいただき耐震診断・耐震改修を施したうえ、うちエコ診断でおすすめしている『低炭素』生活への取り組みは、双方とも社会的な要請度が高いのです。耐震改修をはじめ、設備や照明のグレードダウン=コストダウンの方法を間違えると、効果が大きく損なわれるという傾向も似通っています。
もちろん耐震改修や住宅の省エネ化に取り組む優先順位を決めるのは、読者のみなさまですが、限られた予算で、どの部分にどう取り組むと、より効果が発揮できるのか。雑誌や書籍を当たったり、ネットで調べても答えは出てきます。でも、百聞は一見にしかず。いずれも客観的な判断を下せるプロに相談することで、ムリ・ムダ・ムラのない耐震改修、省エネ改修ができる可能性が高まります。
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