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建築家 天野 彰 子ども部屋(3)「オレの部屋」「アタシの部屋」の所有権を与えず“貸す”?!

子ども部屋(3)「オレの部屋」「アタシの部屋」の所有権を与えず“貸す”?!

 肝心なことはその子ども部屋の与え方です。
 ドアで締め切られる快適な部屋にしないことですが、新築やリフォームの際図面上に子ども部屋とは描かず、父親の“書斎”やお母さんの“アトリエ”とするのです。その部屋を子どもたちが成長するまで子ども部屋として“貸す”と言う姿勢です。
 これは、家は親のものであってその一部を子に“貸している”と言う意識が大切と言うことです。

 私が折あるごとにこう話すと、親御さんたちは「私もそのようにしているが・・・」とか、「そこまで冷たくは・・・」とか、中には「子どものために建てる」などと、子を思うその意見の多さに驚きもしました。

 そこで、すでに子どもたちに各個室を与えてしまっている場合でも“貸す”姿勢に戻すことや、子どもたちとさらなる“交流を取り戻す”ことも出来るのです。
 夏休みや年度の始まりを機に気分を一新、出来れば模様替えなどで、毎年ごとに彼らの部屋を交換させる提案をするのです。
 これが受け入れられれば子ども部屋の大掃除ができると同時に“所有権”もなくなり「オレの部屋」「アタシの部屋」とはならないのです。

中学生の後半まで毎年部屋の交換をする
■写真2:中学生の後半まで毎年部屋の交換をする(天野彰)

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表