住宅関連記事・ノウハウ

1 同居家族について

「知っている。わかっている。覚えている･･･。」と思っていても･･･。このページには、ご家族のデータとして、携帯番号、メールアドレス、勤務先、学校、など、普段の生活の身の回りの情報をたくさん記録しておくことができます。

どちらのお宅にも、ご家族の連絡先をメモした、昔でいうところのいわゆる「電話帳」があるはずです。特に、皆さんがご実家に帰省した時など、壁にかかっていたり、電話代の下に置いてあったりするのをよく見かけるのではないでしょうか？このページは、それらを『マイライフノート』の一部に転記したものだと思ってください。すなわち、どこのお宅にもある「昔の電話帳」の現代版なのです。

現代版の電話帳：家族・親族の連絡先などを記録（クロスリアルティコンサルタンツグループ）

たとえば、ご主人様やお子様が緊急入院などをしなければならなくなり、急遽、職場や学校に連絡を入れる事態になった際、あれっ？と慌てた経験がある方も多くいらっしゃることでしょう。家族に急な連絡をメールで送ろうとした時、全員のアドレスがわかりますか？いざという時、本人が近くにいない場合がほとんどです。そういった時にも、慌てず騒がず必要最低限の関係者に連絡を取るためにも、このページを記入することをお勧めします。何度でも書き直しができます。変更があった時は、その都度書き直しておきましょう。せっかく記入したのに古いままの情報では、あなたの『マイライフノート』が無意味になってしまいます。

2 別居家族について

携帯電話の普及により、いつでも、どこに居ても連絡することができるのが当たり前の生活に慣れてしまっていませんか？連絡をすることは可能であっても常に相手と話ができるとは限りません。相手が話のできないという状況も考えておかなければなりません。そのような時のためにも、別居家族のページを記入しておきましょう。

携帯番号を記載できて便利！別居家族のページ（クロスリアルティコンサルタンツグループ）

別居家族とは話をする機会も限られるでしょうから、会った時に情報を常に最新のものにリニューアルしておくことをお勧めします。その際には記入日のリニューアルもお忘れなく！同居家族のページ同様、携帯番号、メールアドレス、勤務先、学校、などの情報を記入することもできますので、わかる範囲で記入しておくとよいでしょう。急遽連絡を取りたい時は、慌てている時がほとんどではないでしょうか？正確な情報を時間をかけず得るためにもこの『マイライフノート』にまとめておき、そのような事態に備えておきましょう。

3 災害時、ご家族やご親戚と迅速に連絡を取るために。大切な家族の情報「親戚」に関するページ

メールで急な連絡を取りたい！しかし…、ご親戚全員の連絡先をご存知ですか？3月11日、あの東日本大震災より早いもので２年が経過します。昨今のニュースでは、復興の烽火も様々な障害により遅々として進んでいないとのこと。一日も早い復興を心より祈念しております。読者の方々の中には、被災者をご家族やご親戚に持つ方も多くいらっしゃるものと思います。以下の文章はその時のことを思い出し、ご家族やご親戚の方々に迅速に連絡を取ることの難しさを再認識していただければ幸いです。冠婚葬祭時、数年ぶりに親戚に会ったという話をよく耳にします。遠方に住んでいれば尚更のこと、会う機会は限られ、年賀状のやり取り程度という方が多いのではないでしょうか？時間に余裕のある時はいいのですが、急いで連絡を取りたい時は、あると思ったところにその控えたメモがなかったり、確かここに書いたのに･･･と思ったところに書いていなかったりと慌ててしまう経験をした方もいらっしゃると思います。

親族：万一の時、連絡を取るために必要な電話番号や住所などの情報を記載できます（クロスリアルティコンサルタンツグループ）

『マイライフノート』が、これらの情報が確実に書いてある貴重な情報源であることを、ご家族全員が意識し、団らんの場所であるリビングに置かれてはいかがでしょう。住所、電話番号、携帯電話番号、生年月日、E-mailアドレス、勤務先など様々な情報を書くことができるので、あなたの「いつも」と「もしも」の時の強い味方となってくれることでしょう！！

4 この機会に家系図を作成してみましょう！

皆さんもテレビや雑誌等で一度はこのような表を目にしたことがあるのではないでしょうか？そしていつかは自分の家系図を書いてみよう！と思われた方ももいらっしゃることでしょう。いつかは･･･ではなくこの機会に書いてみてはいかがでしょうか？

家計図・相続関係説明図（クロスリアルティコンサルタンツグループ）

家系図は、家系図としてだけではなく、相続関係説明図の下書きとしても非常に有益な資料となります。相続関係説明図は、亡くなった方の相続人が誰であるかを図式化した家系図のようなもので、相続手続きの際には作成しなければならない書類のひとつです。例えば、遺産分割の話し合いの際、相続に関しての法律知識がない方も当然いらっしゃるかも知れません。そのような方を含め、法定相続人が誰なのか？ということから説明をしなければなりませんが、相続人の数が多い場合や再婚家庭のケースなどにおいては、口頭では複雑に感じられてしまい、理解がしづらくなってしまいます。このような場合、相続関係説明図があると、説明しやすくなり、説明を聞く側も理解しやすくなると思います。作成した相続関係説明図を見せながら説明することで、お互いの認識の違いも少なくなり効率よく手続きを進めていくことができます。

相続対策にしっかり記載しておくことをおすすめします（クロスリアルティコンサルタンツグループ）

　相続登記の際に相続関係説明図を法務局に提出すると、戸籍等の原本還付を受けることができ、還付してもらった戸籍謄本などは、将来のために保存しておいたり、または他の手続きに利用することができるので、相続関係説明図を作成して戸籍謄本などを還付してもらうことをお勧めします。

5 友人の情報をどのように管理していますか？

皆さんはご自分の友人の電話番号やメールアドレスをどのように管理されていますか？携帯に登録したり、手帳のアドレス帳に書いたりしたりしている方が多いのではないでしょうか。

携帯に登録してあるから、手帳に書いてあるから大丈夫!とお思いかもしれませんがこの『マイライフノート』はあなたの「いつも」と「もしも」だけでなく、「もしも」の時にはご家族の強い味方になることは間違いありません。あなたに代わって、あなたのご友人に連絡を取りたいと思うご家族の手を煩わせないためにも、是非このページを記入しておくことをお勧めします。「同窓会名簿」学生時代を懐かしみながら、友人の連絡先を辿ってみるのも楽しいひと時かもしれません。また、それにより旧交を温めあう機会にも恵まれることと思います。

友人・知人のカテゴリーのページ（クロスリアルティコンサルタンツグループ）

6 知人の情報をどのように管理していますか？

皆さんはご家族が知らないあなたの地域の方々や、趣味を通じた知人の連絡先などをどのように管理されていますか？携帯、手帳、パソコンで管理されている方が多いのではないでしょうか。これでは「もしも」の時に時間がかかるだけでなく、正確な情報を得ることもできず、ご家族やあなたを思ってくれている人の手を煩わせることになってしまいます。

知人：ご家族の知らないあなたの知人について記入できます（クロスリアルティコンサルタンツグループ）

「いつも」「もしも」の時にあなたの必要最低限の知人には連絡ができるページとして記入することをお勧めします。