無料新規会員登録

掲載情報件数

完成事例 1409 件 | ハウスメーカー 22件 | 工務店 84件 |建築家 13 件 | 住宅展示場リノベーション

  1. HOMEHOME
  2. 住宅関連記事・ノウハウ TOP
  3. 設計のヒント
  4. 「キッチン」は家族の中心!世界の中心です!

住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 「キッチン」は家族の中心!世界の中心です!

「キッチン」は家族の中心!世界の中心です!

 3DKとか4LDKなどとは、部屋の数とリビングダイニングキッチンの住まい大きさや間取りの記号化した呼称です。いつから正式にこう呼ばれるようになったのかは知りませんが、この数字と記号の羅列では家の魅力などまったく伝わりません。

 今まで重視された子育てのための子ども部屋や寝室などの部屋の数が重要で、Lのリビングは単にテレビを見るだけかごろ寝の空間。Dのダイニングも食事をするだけの食卓が置かれた空間で、家族はご飯を食べたらサーと部屋に引き上げてしまうのです。
 結果LDは家の中で一番使われない空間となっているのです。

 「誕生日などわが家の記念日には人を呼んでの食事会やパーティなどを積極的に行い、日常の生活に彩りを」、と提唱するテーブルコーディネーターの落合なお子さんですが、なるほどテーブルの飾りや設え一つで大きなインテリアの要素となるのです。

 こうして日常の住まいをちょっと変えること、あるいは住まいのリフォームを考えること、それが小さな家のほんのちょっとした一部のことであっても気分が大きく変わるものです。
 が、これがキッチン回りのリフォームとなるとまたちょっと違うのです。

 このキッチンによって、奥さんの朝はもとより家族のすべてがはじまり、キッチンのリフォームによっては家族の関係も変わり、このキッチンの団らんから友人や社会、さらには世界へと輪が広がって行くこともあるのです。

 この重要なキッチンのリフォームで忘れてはならないのはその設備よりもその位置と独創性です。
それはデザインのいいシステムキッチンでもなければ、モダンなインテリアでもなく、家族に会ったスタイルと、なじみ深いちゃぶ台か炉辺のような団らんの場となり、家族のドラマの中心となることなのです。

テーブルコーディネート
■写真1:テーブルコーディネート(天野彰 )

 ★毎週土曜日 最新コラム公開中!
  次回『家族の団らんはやはり鍋が一番?!「現代版炉端」~キッチンを楽しむ』  お楽しみに♪

関連記事

建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表