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建築家 天野 彰 狭さを楽しむ「狭“楽”しさ」の発想 ~老いない四畳半?と小上がり空間の妙!

狭さを楽しむ「狭“楽”しさ」の発想 ~老いない四畳半?と小上がり空間の妙!

 そんなわが家での浅酌低唱の空間と言うと、方丈記で知られた一丈四方の方丈庵のような、今で言う「四畳半」の“人間的”広さを思い浮かべます。四畳半を人間的と感じるのは私だけなのかも知れませんが、私はもともと狭い空間が好きで、狭苦しさをあえて広くするのではなく、狭さはそのままであれこれ工夫して“苦”を取り去って“楽”にし、さらに狭さを楽しむ「狭“楽”しさ」の発想とし、それを論じて多くの本も著しました。

狭さを生かす数々の拙著
■写真1:狭楽しさ発想の拙著(天野彰)

 人間的サイズの「四畳半」はいろいろな生活のシーンとその息づかいが聞こえるほどのまとまりやすさから色っぽくて刺激的な空間となるのです。

健康住宅『家ッグ』の室内展示のプランとせせらぎの画像と四畳半
■イラスト1:健康住宅『家ッグ』の室内展示四畳半のプラン  ■写真2:『家ッグ』での四畳半提案とせせらぎの映像(天野彰)

 実際の設計活動でも、住まいづくりに限らず高額な土地を生かして、病院や福祉施設、さらには工場などをコンパクトで作業性がよく、さらには省エネになるなど、“狭さを生かす”工夫で多くの建物を設計してきたのです。建て主もこの工夫をともに考えることで若々しくはつらつとなるから不思議です。

実例、ステージのような小上がりの和空間
■写真4:N様邸 ステージのような小上がりの和空間

 ★毎週土曜日 最新コラム公開中!   次回『小上がりの四畳半は家族の団らんと老いのベッド?』お楽しみに♪

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表