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建築家 天野 彰 老いのための「老いない家」~「老いの体験!」老いの準備とは?

老いのための「老いない家」~「老いの体験!」老いの準備とは?

 その後自分で暖めたタオルを耳や首に当てたり、マッサージをしたり、めまいをこらえながら慣れたオーディオシステムのスピーカーバランスを調節しながら試したのです。むしろオーディオと言うより、わが耳の聴く為のリハビリテーションを必死で行ったのです。そんな時 「“老いる”とはこんなことだ」と感じたのです。次第にあるいは突如耳が遠くなり、目が不自由になり足元が心許なくなる。当然のことに気力も体力も低下する・・・。
 しかし結果は診療内科にて三叉神経周辺の帯状疱疹であると判明し、即入院とあいなり“老化現象”ではなかったのですが・・・、その後は痛く長く苦労し、今でも梅雨時などは痛むのです。

 しかしおかげで、失われて行く能力や体力に対処した家とはいったいどんなものか?さらにどのようなことに注意をすべきか?を深刻に考えたのです。そして次第に失われて行く五感を、元気な今、いっぱい味わって楽しむことだ!と思ったのです。
 そんな老いのための「老いない家」がこれから必要だと思ったのです。

 昔の柱梁を記念に残す勾配(斜め)天井の家
■写真1:昔の柱梁を記念に残す勾配(斜め)天井の家・R様邸(天野彰)

  次ページ『これからは五感を楽しめる家~「老いの体験!」老いの準備とは?』へつづく
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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表