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ハウスプロデューサー 高橋 和彦 被災地の住宅の復興と自立再建は!【復興住宅は今!】第2回

被災地の住宅の復興と自立再建は!【復興住宅は今!】第2回

 復興住宅の集団移転に関して現時点で建築業者を決めた世帯は約3分の1、業者と接触中が3分の1、残りの3分の1が未定だそうです。
 地方に共通する点ですが、新地町でも住宅展示場やメーカーのショールームなどが近くにない為、名取市や仙台市まで足を延ばして情報収集に動いている住民も珍しくありません。都会に比べ圧倒的に情報量が不足していて、数少ない情報の中で業者を選択しているようです。

 更に、いざ建築地を求めようとすると、震災以降宅地が極端に減少しています。実際に新たな都市計画で、町独自の危険区域に指定され建築不可となった面積は、平地全体の3分の1を占めるほどの膨大な面積なのです。隣接する宮城県山元町では、被害規模は更に大きく、復旧が遅れ危険区域に指定されているのは、町全体の面積の3分1に相当します。これにより、被災者の自立再建が困難になっているのです。復興計画を町主導で進めてきた結果、住民主体の町づくりができないでいます。行政と住民の溝、または住民の中でも被災者とそうでない人との心の溝、そして再建の目途が立たない等、長引く復興の遅れもあって活力を失い希望を見出せない状態が続いているのです。震災以降人口の流出も続いています。

 復興住宅の今をレポートしていきます。 ハウスプロデューサー 高橋 和彦
 ★東北の家づくりを検討されている方はこちらから建築会社や施工事例を探せます。

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ハウスプロデューサー 高橋 和彦ハウスプロデューサー 高橋 和彦

ハウスプロデューサー 
高橋 和彦

福島県生まれ。青山学院大学・経営学部卒。日本デザイナー学院でグラフィック・デザインを学ぶ。
 輸入商社で輸入建材商品の発掘及び国内販売に従事し、英国・フランス・イタリア・ギリシャなどの欧州諸国を歴訪。西洋の住文化に感銘を受け平成12年起業。特に英国を中心とした伝統的な住まいのトータルプロデュースを始める。その傍ら、輸入住宅産業協議会主催の英国研修旅行をはじめ、企業向けの研修旅行を実施。雑誌「英国、住まいと暮らし」(日本プレハブ研究所)出版のプロデューサーも務める。
 現在、福島県内にモデルハウス「素敵な家」を新築し、西洋デザイン住宅を提案。被災地暮らしの体験をもとに、被災地に適した1000万円台の規格型住宅「安心の家『KIZUNA』」を提案している。
 DSCN2575 町による集団移転地の造成工事現場写真
 DSCN2574 住民の自主的集団移転の建築現場写真
 DSCN2577 公営住宅(賃貸アパート)の建設現場写