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建築家 天野 彰 「いい家」とはライフステージに合わせること~ライフステージに合わせたプランづくり

「いい家」とはライフステージに合わせること~ライフステージに合わせたプランづくり

 「いい家」と最近よく言われます。 ではいったいその「いい家」とはなにか?
 それは住む人の健康や安全を考え、木や漆喰などの自然素材を多用し骨太の耐震構造はもとより、外壁を大きく開放し家中の風の通りを考え、窓を多く設けます。さらに庇(ひさし)を極力深くして雨の日も窓が開けられるようにし、密集した都市部では防犯や防火のために中庭をつくってまで風を呼び込むのです。

 つまり日照以上に湿気対策である通風が最優先されるのです。これがわが国独特の気候に合わせた家づくりで、欧米の壁に囲まれた「箱の家」に対する屋根の家つまり「傘の家」なのです。
 その傘の家は壁に対して柱の家ですから間取りの変換や住まい方が自在なのです。前回「家は三度建てないと自分のものにならない」と述べましたが、よほど余裕がない限り家を三度も建て替えたら破産です。
 そうです。現代における本当の「いい家」とは“三度も建て替え”なくとも家族のライフステージに合わせて自在に間取りを変え、ずっと長く住める家だと思うのです。

「傘の家」と「住まいの家族時計」
■左イラスト1:いい家は風通しのいい「傘の家」 ■右イラスト2:「住まいの家族時計」自分の外あるいは内に世代の違う時計が回る(画:天野彰)

 前回のわが老後の生活や終の棲家を考えた「住まいの時計」はもとより、イラスト2の親・子・孫の人生まで考えた「家族の時計」を見通して、あり得る子どもたちとの同居や、あるいは親を引き取ること、はたまた収入型の賃貸併用住宅など、この先の生活や生き方までを考えた、確たる可能性を秘めた家だと思うのです。
 そうです。超長寿命化でさらに長い人生の自分とその家族を考えるのです。
住まいは構造や設備はもとより外観やインテリアも大切ですが、家族が互いに住みやすいか?この先いくつになっても“居心地のいい家”か? “老後を安心して過ごせる家”こそが『いい家』なのです。

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表