住宅関連記事・ノウハウ
2014年の家づくりキーワードは【新しい暮らし方重視】
2014年の家づくりキーワードは新しい暮らし方重視
2014年、これから家を建てる・リフォームする、購入するにあたっての基本的考え方をご案内しましょう。
できればずっと快適に、愛着を持って住むためにも、家に対する価値観を見直すことが必要だと思います。まずは、ぜひご家族で、大切なものの優先順位を見直してみることもポイントです。仕事内容、方法、家族、パートナーシップ、人間関係、家づくりにかかるお金の要素。様々な要因によって、ご自身の家に対する価値観を見直すことができます。
その中でも私が考える今年の家づくりキーワードは、住宅の高性能化と新しい暮らし方重視住宅の高性能化は、あちこちで話題となった温度変化の激しい住宅が及ぼす、健康への影響から関心が高まることが予想されます。新しい暮らし方重視は家を建てる方々が、二世帯居住、賃貸併用住宅やシエアハウスなど、ありとあらゆる暮らし方に目を向けているためです。
さて2013年は、オリンビック招致の成功と消費税増税前の駆け込み需要から、家を建てる職人さんはどの現場でも引く手あまた。そのため、各現場における職人さんの手配が遅れることでお引き渡しが遅れ、ましてや腕のたつ職人さんだとしても個々の現場でしっかり時間をかけられないことから、雑な工事のままでお引き渡しに至ってしまう残念な例もよく聞くようになりました。でも、住宅の高性能化は、新築・中古住宅を問わず、家づくりの検討でいっそう重要なことになってきます。
一昨年発表された、2020年までの新築住宅省エネ義務化。住宅の高性能化に向けて1番大切なことは、住宅の高性能化を熟知している良い施工会社にどう出会えるかが、最大のポイント。また、2013年に続いて自分らしい暮らし方にも大きな変化がみられます。大きな目的は高齢単世帯を孤立させない暮らしかた。いずれ自分たちが高齢単世帯になったとき、家族で、地域で孤立せずに生活できるような家づくりが重要となります。さらに、家族のありかた、そして地域コミュニティにまで踏み込んだ家づくりを計画する方々が増えてきました。
消費税増税を前に、将来に対する不安も大きくなります。その中で、本当に自分らしい価値観を見つけていく人が増えたらいいなと思っています。もちろん、私たちは読者のみなさまの家に対する価値観をとらえなおすお手伝いをさせていただきます。メールでも、お電話でも、ネクスト・アイズにて直接のご面談でも、いつでも、喜んでご相談に応じます。
関連記事
- 消費税8%の負担を念頭においた資金計画を進めていくことが大切
- 暖かい居住環境が良好な健康状態に結びつく
- 自ら修繕する理由は“自分でできる”から!
- 程度が良い中古住宅を購入で《よりおトク》に!
- 消費税率が10%になる前に納得の家づくりをするには
- これからの新築・リフォームするなら、「省エネ基準義務化」が重要
- いまから消費税10%&相続税大増税に備えた準備をはじめましょう!
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!