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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 リフォーム事情 様変わり?(3)

リフォーム事情 様変わり?(3)

 現代のリフォームは、前回よりお話ししているように、どうしてもこの先の生活、特に“終の棲家”を意識せざるを得ません。これは中高年に関わらず若い人の問題でもあるのです。
 なぜなら家を建てよう、あるいはリフォームしようなどと考えた瞬間に、老いた父母の近い老後の生活を考えなくてはならなくなるからです。それも急激な少子化で、一人っ子同士の夫婦は今元気な4人の老親の介護や医療を意識せざるを得ないことになるのです。

 その親たちも今の家を簡単な手直しをするか? あるいは根本的リフォームか? はたまた処分して老人ホームかケア付き?マンションに移るか?などと迷うのです。
 しかしどの国も体験したことがない“一気に”高齢化した今、即老人施設を考えるのも不安で、やはり今の家を何とかし、家と共に長寿命をまっとうしたいと考える人も多いのです。

 さて、では今の家を思い切って建て替えるか…? 前回お話しの吉村さん親子のように老後の暮らしのワンポイントでリフォームをするか? ですが・・・。
その際に必ず浮上する考えが「同居」です。
どうしても職場が離れて別々に住まなければならない親子も今は無理としても、核家族で暮らした親子も子どもたちが成長したのちは同居を選択した方が双方とも本質的に安心と考えるのかも知れません。

 もともとわが国は、狩猟民族の西欧文化と違い、農耕民族の私たちは、いまだにあらゆる生活や文化にその特性があり、まさしく「同居」や「二世帯住宅」など、まさしく日本独自の言葉であり文化なのです。

白川郷合掌造り、現代の3、4世帯同居の家
■写真1:大家族の白川郷合掌造り(天野彰)  ■写真2:現代の大家族 3、4?世帯同居の家(設計:アトリエ4A)

 ★毎週土曜日 最新コラム公開中!   次回お楽しみに♪

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表