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住宅関連記事・ノウハウ

ファイナンシャルプランナー 平野 直子 FPオフィス Life & Financial Clinic第11回:借入可能額について

第11回:借入可能額について

 住宅資金に関する相談を受けていると、「私たちは、いくらまで借りられますか?」と聞かれたり、「不動産業者の方から、あなたの年収なら○○万円まで借りられるから、この物件を買っても大丈夫ですよ、と言われました。本当に大丈夫でしょうか?」
といった質問をよくいただきます。今回は、借入可能額について解説します。

 ■借りられるローンの金額とは?

 住宅ローンをいくらまで借りられるか判断する際に、返済負担率が使われます。返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のことで、各金融機関によって、年収の20~40%で設定されています。

 例えば、【フラット35】の場合
 ・年収400万円未満: 返済負担率30%以下
 ・年収400万円以上: 返済負担率35%以下
 となっています。
 仮に、年収500万円の人に当てはめてみると、
 500万円×35%=175万円(月額14.6万円)以内に返済額が納まるよう、借入額を設定する必要があります。なお、金融機関が審査をする際は、実際の貸出金利ではなく、審査用の基準金利(3.5~4.0%)を使うことが多いので、ご注意ください。 上記の例で審査金利4%、返済期間35年を当てはめると、借入額の目安は約3,297万円となります。

 なお、年間返済額の中には、住宅ローン以外の借入額(マイカーローン、カードローンなど)も含まれます。年収の大半が、住宅や何かしらのローン返済で消えてしまう、ということにならないよう、借入可能額で調整するのだと思います。
けれども、例えば「マイカーローンがあと1年、約40万円残っている」という場合は、住宅ローンの年間返済額が135万円以内となり、借入可能額の目安は約2,541万円となってしまいます。マイカーローンや教育ローン、カードローン(キャッシング)などを利用している方は、現在のローン残高を確認し、完済できるものがあれば、整理することをお勧めします。

 このほか、キャッシングカードの極度額(利用限度額)も、現在利用していなくても「いつか借りるかもしれない」と判断されて、借入可能額に影響がでる場合があります。
「使わないキャッシングカードは解約する」「普段使うクレジットカードにセットされているキャッシング機能は、極度額を低くする」などをお勧めします。

 ■借りられる額、ではなく、無理なく返せる額を意識しよう

 金融機関から希望額まで借りられます、と言われるとほっとするかもしれませんが、何よりも将来にわたって無理なく返せる、ということが大切です。
返済負担率を計算する際、税込年収ではなく、手取り年収をもとに試算すると、生活に無理のない借入額に近くなると思います。目先の毎月の返済額や年間返済額だけでなく、10年、20年後、返済終了時の年齢や収入の状況、住まい以外にかかる費用など、人生全体を見渡して借入額を検討するようにしましょう。

■借りられる額、ではなく、無理なく返せる額を意識することが大切です!
大切なのは、無理なく返せる額です!

 ★住まいの資金計画についてのご質問やご相談はこちらよりどうぞ ↓
  FPオフィス Life & Financial Clinic(LFC)(外部リンク) 担当:ファイナンシャルプランナー CFP(R) 平野直子

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ファイナンシャルプランナー 平野 直子ファイナンシャルプランナー 平野 直子

ファイナンシャルプランナー 
平野 直子
FPオフィス Life & Financial Clinic

こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの平野直子と申します。
住まいを建てる際、まずは設計図を作ると思います。家づくりの基本となる設計図には、ご家族構成やライフスタイル、どのような暮らしをしたいのかなど、お客様の夢がぎっしり詰まっていることでしょう。
私たちファイナンシャル・プランナーが作る「ライフプラン」は、人生の設計図です。お客様とご家族の現状や、将来どのような暮らしをしたいのかなどを伺いながら、住宅資金、教育資金、老後の暮らし方など人生全体を見渡して、生涯貯蓄が尽きることなく安心して暮らせるためのアドバイスをいたします。ご夫婦で相談にいらっしゃるお客様には、私たちも夫婦FPで面談させていただきます。ご主人の立場、奥様の立場にたってアドバイスをすることができますので、大変好評をいただいております。どうぞお気軽にご相談ください。