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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 こんな時代だから、親子家族が一体となるように工夫する

こんな時代だから、親子家族が一体となるように工夫する

 春のお彼岸とは、太陽が真西に沈むお中日にあたる春分の日を中心に、前後3日間、計7日間を西方に阿弥陀如来の極楽浄土があると言う仏教の信仰にもとづき「梵春彼岸」と言うのです。

 彼岸とは、仏教教典のサンスクリット語のハラミッタ「波羅(彼岸)密多(行く)」で、「到彼岸」を略した言い方と言われ、仏の住んでいる彼の地を指すとも言うのです。お彼岸はもともと聖徳太子発案と言われる「彼岸会」の法要が全国で催され,今日ではなぜか彼の地にいる人たちへのお墓参りの日となっているようです。
春秋のお彼岸は仏教行事ながら、太陽が真東から出て真西に沈み、昼夜の時間がほぼ同じ霊験あらたかな日であることから、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という意味で国民の休日となっているのです。もちろん国際的にもthe equinoctial weekとされ、各地でいろいろな行事があるのです。

 そんな春のお彼岸のさなか、すでに20年前?!となった1995年の3月20日。同時多発の地下鉄サリン事件が発生したのです。東京の通勤ラッシュ時の午前8時頃、営団地下鉄5本の電車内でサリンが撒(ま)かれ、駅員や乗客が次々に倒れ、死者は12人に達し、いまだに後遺症で苦しむ人もいる卑劣な凶行で、なにが彼らをあそこまでさせたのか?その動機や真理がいまだに分からないままの不可解な事件の背景に、少子化の世相からか、はたまた一人っ子だからなのか?
 しかしながらこうした若者の事件を見るたびにますます家族が、親子がもっと一緒に居られ、心の伝達をしたいと思うのです。

LDKの家族の居る間ジャンボテーブル

 下のイラストは今の子ども部屋をリビング側に開放し、その中に二段のベッドを置いて寝るだけの部屋とし、後は勉強机を置き、さらには父親の机まで持ち込んで家族みんなの書斎にし、一分一秒を惜しんで子と共に居るよう努めるのです。

今の6畳間を2段ベッドで仕切り、寝るところと分け余った部分が家族の書斎に平面図
<イラスト:今の6畳間を2段ベッドで仕切り、寝るところと分け余った部分が家族の書斎に平面図>

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表