住宅関連記事・ノウハウ
マイホームを守る、さまざまな住宅保証
マイホームを守る、さまざまな住宅保証
家づくりを検討される方々が最初に突き当たることに、家は試食や試着のように納得いくまで住み心地を試してから、購入することができないことがあります。
モデルハウスは全国各地にありますが、モデルハウスと同じ大きさ・仕様のままご自身の家を建てることはとても難しいものです。また、家の性能や安全性を見極め、欠陥住宅を見抜くには、住宅や建築などの専門知識が欠かせません。そこで、一般の消費者のみなさまを、欠陥住宅から守るために施行された法律が住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)です。
品確法は、以下3つを柱とし、住宅購入者の保護を目的とした法律です。
- ・新築住宅の瑕疵担保責任に関する特例
- ・住宅性能表示制度
- ・住宅専門の紛争処理体制
このうち新築住宅の瑕疵担保責任に関する特例については、義務化されている制度になります。
また、できあがった家の欠陥だけではなく、施工会社の倒産などで工事が中断してしまい、家が完成できなくなる、という例も少なからずあります。このようなことが起きると、家を買ったものの工事が中断して住むことができない家と多額のローンを抱えてしまうことになります。このような万が一のことが起きても最小限の負担で抑えるため、新築住宅の瑕疵担保責任に関する特例によって加入が義務づけられている保険のほかに、任意の保証・保険制度も揃っています。
一般的な戸建住宅における主な任意の保証・保険制度は以下の通りです。
- ・ 地盤保証制度
- ・ 住宅性能表示制度
- ・住宅完成保証制度
- ・既存住宅保証制度
- ・住宅設備長期保証制度
- ・売主が独自に設定している保証
任意の保障・保険加入については、ハウスメーカーや施工会社に必ず確認のうえ、加入・申込手続きを行いましょう。こういった任意の保証・保険がありますと説明を受けていたとしても、加入していなかったことから、保証・保険を使うことができなかった、という例もあります。
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