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住宅関連記事・ノウハウ

ファイナンシャルプランナー 宍戸 一晴 ネクスト・アイズ株式会社家計のマネジメント力の向上を

<家計のマネジメント力の向上を>

 大手企業の3月期決算の発表が相次いでいます。軒並み大幅な赤字決算です。
 経済全般への影響は、今年よりむしろ来年度に大きく出てくるという声も聞かれます。
 また夏のボーナスも二桁減との新聞記事が見られました。
 昨秋からの景気の急激な後退の影響が、ここにきて、非正規社員中心の雇用調整から
 正規社員の雇用調整にまで及んできている状況です。
 特に今回の不況で以前と著しく異なる点は、かつて無いほど、
 企業が早急かつ大規模に広範囲な雇用調整を押し進めた点でしょう。

 終身雇用・年功序列・企業内組合という戦後の経済社会を支えた所謂三種の
 神器の崩壊が叫ばれて久しいなかで、今回の不況は決定的な最後通告だった
 ような気がします。最早抵抗勢力すら皆無になったということです。

 このような社会状況の中では、国民は以下の点で、今までの考え方を根本的に
 改めなければならなくなっています。
 1)加齢にしたがって、収入も右肩上がりに上昇するだろうという幻想。
 2)大きな会社であればつぶれない。一度入ってしまえば安泰である、と言う幻想。
 上記の前提〔将来の収入がある程度読めるという前提〕が崩れた中で、
 将来の家計計画やライフプランをどのようにしてたてていけば良いのでしょうか。

 先の収入予想がつきにくいなかで、ライフプランをたてても、意味が無いのではないか。
 住宅ローンなどの長期にわたる借入計画が収入見通しがつかないので建てられない。
 などなど、働く人々にとって、確実に将来のリスク〔不確実性〕は増大しています。
 しかし其のことは、ある意味で今までは国や会社や組織に任せておいた家計の
 将来リスクのマネジメントを、自らが自らの責任においてやっていかなければ
 ならなくなったということなのです。

 「先のことなんて分からないから宵越しの金は持たない」
 のでは、家族はすぐに路頭に迷ってしまいます。

 ここで一つ、家計のマネジメントのヒントをお話しましょう。

 まず、ご自分の家計を下記の4つに分類してみます。
 不動産や金融資産などの現時点までに蓄積されたストックであるところの<資産>、
 今後予定される給与・年金などの<収入>、
 現在の生活水準をベースとした基本生活費やライフイベントなどに伴う<支出>、
 住宅ローンや教育ローンなどの<負債>、の4つです。

 そして次に左側に収入と資産、右側に支出と負債を配した家計の貸借対照表〔バランスシート〕を
 作成してみます。
 ここで家計のバランスシートの改善をはかるには、
 左側のパイを増やすか  ((1)収入を増やす-キャリアアップand/or(2)資産を増やす-資産運用)、
 又は右側のパイを減らすか((3)支出を減らす-家計消費のスリム化 and/or
   (4)負債を減らす-ローンの繰上げ返済等)、の4つの手段があることがわかります。

 また、年度ごとの<収入>と<支出>および其の差としての<年間収支>に
 当該年までの資産残高を加えた家計の年間の資金残高を、
 <収入>と<支出>の将来予測に基づき,物価動向や目標運用利率を加味して
 向こう何十年間かの時系列表にすれば、家計のキャッシュフロー表を作成することが出来ます。

 この作業でのポイントは、将来に亘って、キャッシュのショートが起こる
 可能性を前もって察知し、その対策を早め早めに建てることです。
 これからの時代は、上記のような方法でいかに家計をマネジメントしていくか、
 その能力が生活の質やレベルを左右する時代になると思われます。

ファイナンシャルプランナー 宍戸 一晴ファイナンシャルプランナー 宍戸 一晴

ファイナンシャルプランナー 
宍戸 一晴
ネクスト・アイズ株式会社

ファイナンシャルプランナーの宍戸一晴です。
長年、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持った方の独立支援のお手伝いをしてまいりました。
独立FPの理念は、売り手すなわち商品の販売者の立場ではなく、お客様の立場で、お客様と一緒にその方の資産のトータルマネジメントにあたることです。ファイナンシャルプランニングを通じたマネーマネージメントは、不確実な先の見えない時代にこそ、いよいよ必要とされています。家づくりにおいても、資金計画ははじめの第一歩、家づくりで後悔しないためには、その第一歩こそが重要です。賢い家づくりのための賢い資金計画、一緒に始めませんか。