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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 どんな家がこれからの家となるのか?(7)

どんな家がこれからの家となるのか?(7)


―さあ“民家”を建てましょう―

 そう「当たり前の家」、「私たちが育った家のDNA」を持った「家」を、一から見直して創るのです。とまるで伝統的懐古趣味的の家を想像されるかもしれませんが…さにあらず。


イラスト:UFOのような高床式中庭の家(H邸)
<イラスト:UFOのような高床式中庭の家(H邸)>

 正倉院のような、湿気った台地から床を離し、京の町家に見る、火照ったわが屋根の上昇気流を利用して常に中庭に自然の風を通す…(広島Hm邸)。


写真:いざとなると地下に潜る紙の家
<写真:いざとなると地下に潜る紙の家>

 イラストのドーナッツ式の中庭住居は回転し、東西南北に自在に陽や風を取り入れ、夜や暑い日、火災や台風などいざとなると地下に沈む究極のカルーセルハウス。


写真:合掌造り現代版の木と校倉式の山荘
<写真:合掌造り現代版の木と校倉式の山荘>

 そして実際に建つ、厳冬寒波の強風の山に強靭な現代版合掌造りで、しかも角材を積み上げただけの断熱材のない校倉式の壁(箱根山荘内外)。


写真:“屏風の家”(横浜T邸)
<写真:“屏風の家”(横浜T邸)>

 都市住宅では都会の目線と景色と日当たりさらには風通しの矛盾を解決した“屏風の家”、ちなみに壁タイルは外壁との間に空気層を持ったひっかけ式の鎧のような構造として外気温や強風や耐火を考慮している(T邸)。


イラスト:本質的民家インフィルと都会の中の民家
<イラスト:本質的民家インフィルと都会の中の民家>

 このようなわが国の本質的な民家のDNAを考えると鉄筋コンクリート製の高層マンションでもインフルをダブルスキンにして十分に“民家”に変身することができるのです。そうです!日本人の誰もが心に持つ “民家”の本質を今の家や都市に生かすのです。


写真:「家っぐ」の卵の殻の中の中の小さな家」
<写真:「家っぐ」の卵の殻の中の中の小さな家」>

★毎週土曜日 最新コラム公開中!   次回お楽しみに♪

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表