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住生活コンサルタント 早坂淳一 ネクスト・アイズ株式会社大地震に備え日頃からできること(2)

大地震に備え日頃からできること(2)

前回からの続き、大地震に備えてご自身で日ごろからできるポイントについて。

備えとして「食料」を1週間程ストックするということでしたが、今回はその食料と合わせて、必需品の防災グッズと食材を保存するポイントとして、キッチン収納について、お届けします。

■災害発生1週間をサポートする防災グッズ


数ある防災グッズのなかでも、必需品は「カセットコンロ」。
過去の被災者の多くは、災害後の避難生活で“温かいもの”が食べたかったそうです。私自身もかつて仙台の工務店でオール電化住宅を積極的に扱っていた時代、IHクッキングヒーターをご利用のお客様には、必ずカセットコンロをおすすめしておりました。

大規模な災害直後は、ほぼ確実に電気やガスが止まります。
そんなときこそ、カセットコンロはとても重宝します。

普段から鍋を囲むときのためにカセットコンロを準備されているご家庭も多いと思います。食材を買い足すついでに、カセットボンベを少し多め(目安は15~20本)に備えておくと非常に便利ですね。

■キッチンの収納計画を考えるときは、食材の保存場所や家事動線も意識する


システムキッチンやパントリー、カップボードなど、キッチン廻りの収納を考えるとき、最初に鍋やお玉、まな板など台所用品の収納を考えてしまいがちです。

しかし、忘れてならないのは食材ストックの場所と冷蔵庫・シンク・コンロの位置。

賃貸住宅などでは、食材ストックの容量や、冷蔵庫・シンク・コンロの配置は選べませんが、新しい住まいを考えるときは、その点も考えて計画されることをおすすめいたします。


現在の住まいでできることとしては、食材ストックで使うスペースを少し多めに確保しながら、冷蔵庫・シンク・コンロの配置(家事導線)は極力変えないようにすること。
非常時はもちろんですが、普段の生活でも、自転車の乗り方や泳ぎ方など体が覚えている「手続き記憶」は、しっかり覚えてしまえばなかなか忘れることはありません。

非常時は、特に「手続き記憶」によって自然に身体が動くものです。
なので、頻繁に食材のストック場所を変更したりせずに、定位置を決めておきましょう。
そうすることで、万一の時にも安心です。


新しい住まいを考えるとき、耐震性などの住宅性能の一部分に関心が向きがちですが、このように細やかな点にも考えを巡らせておくことで、新しい住まいでも、より快適に過ごすことができますよ。


次回は、キッチンまわりの収納計画を更に詳しくお伝えしていきます。

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住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルブロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。