住宅関連記事・ノウハウ
セカンドライフを田舎で過ごすメリット・デメリット
前回より、定年後の田舎で暮らしについてお話してきました。今回は「田舎暮らし」を検討するに辺り、知っておきたいメリット・デメリットについてご紹介します。
「田舎暮らし」をするメリット
田舎暮らしの最大のメリットは、自然に囲まれて生活ができること
田舎暮らしならではの、のんびりした時間で過ごせることもメリットのひとつで、自給自足の生活に憧れる方々であれば、そんな暮らしを実現することができます。
なにより、田舎特有のご近所での助け合い精神は、都会の人間関係で疲れた方には、癒やしとなる場合もあります。人も少ないことから、人付き合いをほとんどしないで暮らすこともできます。
「田舎暮らし」をするデメリット
都会と異なり、利便性や娯楽は少ない
田舎暮らしでは、都会の利便性を諦めなければなりません。買い物や病院も、自家用車がなければ移動もたいへんで時間もかかります。娯楽も少なく、場所も遠くなることが大半であることから、少ない娯楽に不満を抱いてしまう場合もあります。都会の店舗と比較すると、田舎での店舗の品揃えを期待してはいけませんが、現在ではネット通販の進化により、品揃えの悪さはだいぶカバーできます。
ネット通販を普段使いしている方々であれば、買い物のデメリットは解消しつつある、と考えても良いのではないでしょうか?
ただし、携帯などのインターネット回線が遅い・つながりにくいエリアも散在していることから、インターネットのエンタテイメントコンテンツも使い勝手が悪い可能性もあります。
自然に囲まれて田舎特有の濃い人間関係は、裏を返せばデメリット
人間関係の濃さにまったく地域に溶け込むことができない可能性もありますし、地域ごとの風習についていけないこともあり得ます。
旅行などで何度も訪れて気に入った場所だとしても、その地域の利便性や地域ならではの風習や人間関係に疲れはてて帰ってしまう、という例もあります。
人間関係がある程度残っていると考えられる、長年過ごした実家に戻って田舎暮らしをする場合であれば、濃い人間関係に溶け込むのも、そう難しい話ではありませんが、何度か旅行で滞在した程度のまったく見ず知らずの土地に移住するにあたっては、1年程度住んでみてから本格的な移住を検討したほうが、後悔しない田舎暮らしになることが多いようです。
失敗しないコツは、【二地域居住】
魅力的な田舎暮らしですが、後悔しない田舎暮らしのためには、田舎だけで過ごす生活ではなく、定期的に都会と田舎を往復する【二地域居住】のほうが、失敗する確率はだいぶ軽減されるようです。
田舎で暮らしたい理由については、じっくり考えてからのほうが、より満足できる田舎暮らしになることは間違いありません。
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