Vol.5『まるで呼吸する住まい』

- 外観
我家のイメージは「呼吸する住まい」
千葉県野田市にあるM様邸。朝と夕には、富士山を望みつつ季節の移ろいが感じられる広い縁側で、ゆるやかな時間を満喫するのがご主人の一番の楽しみ。心が休まる場所を求めてこの地を選んだ。
建てたいイメージなどを色々と雑誌や本を見ながら想像していたところ、以前から自宅に届いていた「余はく」の中で一冊の気になる本の紹介を見つけた。すぐにアンケート葉書に書いてプレゼントされたその本とは、建築家 栗原守先生の著書『光と風がいっぱい呼吸する住まい』という本だった。内容には、日本の昔の家の素晴らしい知恵やテイストを取り入れた現代の家づくりが掲載されており、構造材・断熱材・内装材なども詳しく紹介されていた。
M様はこの本を読んだとき、まさしく自分たちが考えている家のイメージにぴったりだと感じた。しかし、家を建てるということは大事業ですし、多額の資金を必要とします。以前より家を買う時には、建築のことも資産のことも信頼できる人にお任せしようと思っていたので、住宅コンサルタントの小野信一先生に相談し、希望だった建築家の栗原先生と、地元で自然素材の住宅の実績を多く持つ千葉工務店を紹介され、マイホームづくりが始まった。
やさしさがあふれる住まい
M様は、化学物質の特有のにおいに大変敏感でアレルギー性鼻炎の症状もあったため、素材は特に自然素材にこだわりました。長時間いるキッチン、家事室、和室の内装材には、良質な珪藻土を壁から天井までたっぷりと使い、床・階段は全てナラの無垢フローリングを使用。畳は「さらり畳」を使っている。新築にもかかわらず独特の異臭が少ないのはこうした自然素材をふんだんに使っているからだろう。
また、材料だけでなくこの家には細かなこだわりがいっぱいだ。例えば和室の畳は円がないものを使用し、それを囲むように板を敷き詰めた。さらに障子ではなく和風のロールスクリーンを用い、日本の和室空間を残しながらも現代風にアレンジされ心地よい空間になっている。さらに娘さんのアイディアで明るい光が差し込む窓に取り付けられたカーテンボックスからポストのグリーンが窓を素敵に演出している。こうした要望一つ一つを造り手達が丁寧に実現していった。
晴れても雨でも嬉しいお家
M様邸はエコロジーな住まいを追求し、太陽光発電システム、雨水利用を取り入れている。よく晴れた日は、家庭で使用する100%以上の電力を発電することができ、液晶モニターで発電電力と、消費電力、売電電力が簡単にわかり自給率を見ることができる。実際に今使っている電気を消していくと消費電力が減り、売電電力が増えるという仕組みで、子供も大人も楽しみながら節電できそうだ。
さらに雨水利用では雨どいを通じて、家の裏側に設置された大きなタンクにろ過され貯水される。その水をトイレの流し水、庭の植木、戦車の水として利用することができるという。この辺りの家々では積極的に雨水利用などに取り組んでいるそうだ。さらに太陽光発電も各自治体からも助成金が出るようになり需要も高まっている。
最後にM様は言う『第三者の専門家に相談したことが、この家づくりの始まりで良かった』と。

- 心地良い広い縁側は、光と風がいっぱい。

- 風が気持ちよく流れるエントランス。

- 広々とした開放感のあるオープンキッチン。壁から天井まで「珪藻土」を使用。

- こだわりの洗面

- M様ご主人(左)とM様邸を設計した有限会社光設計の栗原守代表(右)。
東京ビッグサイトの大きなイベントでたまたま私どものブースにお寄りいただいたのが最初のご縁。 さまざまなメーカーや工務店さんで検討をされていたとのことでしたが、なかなかいい建築会社さんに巡り合えず苦労されていました。 こだわりをお聞きしたら設計プラン、自然素材など、M様のこだわりは明確で、私どもがご提案するのであれば、この建築家の先生とこの工務店しかありませんと本来は複数ご紹介しなくてはいけない立場なのに即答。 すぐにお会いいただき、気に入っていただきました。出来映えも素晴らしく自然素材、太陽光発電、雨水の再利用と究極の環境配慮住宅になっています。
家づくりコンサルタント 小野信一
ネクスト・アイズ株式会社























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