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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 秋山 怜史 秋山立花 一級建築士事務所シェアハウスについて

1 シェアハウスという新しい住まい方!買い替えはタイミングが重要

リビング事例写真一覧より
リビング事例写真一覧より

ここ数年「シェアハウス」という言葉を耳にする機会が増えています。新聞や雑誌、テレビドラマに至るまで、みなさんもどこかで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。実際に、物件数は着実に増えていますし、東京都下においては、住まい方のひとつの選択肢として地位を確立した感さえあります。シェアハウス専門のポータルサイトひつじ不動産によれば、累計供給件数は1,378物件、19,000戸(2013年3月末時点)にのぼるとのこと。さらには、年間30%ほどの勢いでいまだに増加中です。

共有することで手に入る空間と体験

シェアハウスと聞くと、下宿や安価な住まいといったイメージを持たれる方もいらっしゃいます。もちろん、そういった住空間を提供しシェアハウスと名乗っている物件も存在しますが、近年シェアハウスの増加に一役買っているのはコンセプト型と呼ばれるシェアハウスです。コンセプト型シェアハウスは「何」を他者と共有するのか、ということを明確に掲げているシェアハウスのことをさします。例えば農園やシアタールームといった、個人ではなかなか保有することができない、特定の仕様や設備を共有するシェアハウス。起業をすることやダイエットをしたりといった特定の目的をもったシェアハウスなどです。

これらのシェアハウスに共通していることは、ただ単に空間を共有するだけではなくて、共通の体験を得ることができるということです。ひととき物より思い出というフレーズのCMが流行りましたが、コンセプト型シェアハウスに限っては物も思い出も、と言えるかもしれません。 仕事以外のプライベートや余暇の時間をどのように活用していくのか。そんな問いに答えてくれる、ひとつの住まい方が「シェアハウス」なのではないでしょうか。

2 隣に誰が住んでいるか分からないからの脱却!

リビング事例写真一覧より
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シェアハウスは若者だけのもの。という見解に僕は否定的です。確かに、シェアハウスで生活する年齢層は30代が一番多いですし、平均年齢を調べると20代後半になります。しかし、こうした「体験」を共有するということに、年齢は関係ありません。実際に、50代60代の方が住まわれているシェアハウスも多数存在します。

人類の長い歴史をひもとけば、人は常に、地域や社会とかかわり合いながら生活をしていました。核家族化が顕著となり、「隣に誰が住んでいるのか分からない」ということが当たり前となってしまった、都心での生活形態の方こそ、歴史上特異な現象であり、人類にとってそぐわない生活だと言えます。

もう一度、地域や生活の中での人と人との関わり合いを考え直す。シェアハウスがそんな機会を与えてくれるとしたら、それは年齢に関係なく「新しい住まい方」として広く受け入れられていくのではないでしょうか。シェアハウスが人と人との関わりを考え直すきっかけになりつつあります。

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建築家 秋山 怜史建築家 秋山 怜史

建築家 
秋山 怜史
秋山立花 一級建築士事務所

秋山立花 一級建築士事務所 代表
 設計事務所を経て2004年独立。 2008年 秋山立花一級建築士事務所 設立。
 「家が居心地が良すぎて、出不精になった」と言われるほど「居心地の良い空間」を設計することに長けた建築家。 また『社会と人生に新しい選択肢を提案する』をコンセプトに、ペアレンティングホームやcosmosをはじめとした中古物件を活用した家づくりや地域活性のためのプロジェクトなどを手がけています。
保育、不動産のプロフェッショナルと協創した「ペアレンティグホームプロジェクト」は日本で初めての事業生のあるシングルマザー専用シェアハウスとして、各方面で評価されています。
 「家の設計」を通して、居心地の良い、人生の安らぎと楽しみとなる空間をつくりあげることが目的です。