こんにちは、ハウスネットギャラリー事務局の齋藤寛です。
今回は、パナホームの越山さんにお話を伺って来ました。
お邪魔させていただいた場所は、京王新線「初台駅」より徒歩6分の、東京都新宿住宅展示場のモデルハウスです。
2015年1月にリニューアルオープンした、最新の住宅が見ることができる住宅展示場です。
<6階建てのモデルハウス>
<建物内にはエレベーターがついています>
パナホームは、鉄骨とALCを使った、高層階の住宅が有名です。
10年前から5階建ての住宅をつくっている実績のある会社です。最近では、6階や7階建てもつくっています。もうビルって感じですよね。
<ALCとは?>
ALCとは、軽量気泡コンクリート(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)という「軽量性」「高強度」「耐火性」「耐久性」「寸法安定性」「遮音性」「断熱性」「調湿性」の8つの複合性能を発揮する建材です。外壁と各階の床、そして屋根に使われています。
5階建ての建物をつくることができるハウスメーカーが増えてきていますが、高層階の建物の実績が豊富で、6階や7階建てができるのはパナホームだけです。
この高層階の建物ですが、どんな時に需要があるのかを伺ってみました。
そもそも家を建てる際は、その土地にどれくらいの高さの建物まで建てることができるのか。ということが法律で決まっているので、その範囲内で家づくりを行わなければなりません。
高層階の建物を建てることができるのは、主に「商業地域」という場所に設定されている場所。商業地域とは、駅前の繁華街などに多く、商業施設やオフィス、娯楽施設などいろいろなものを建てることができます。
そんな場所で5階建てを建てる場合に多いのは、1階2階が店舗、3階が賃貸、4階5階が自分の住宅。といった具合。
限られた土地を最大限有効活用することができるのが、高層階住宅のメリットです。
<モデルハウスの6階の窓から見える景色>
そんなパナホームですが、高層階住宅が得意なこと以外にも、他社がやらないようなことを次々と行っており、ハウスメーカーの中で特許数ナンバーワンだそうです。
高層階だけじゃないパナホームの特徴を紹介します。
<デッキ床>
パナホームは、防水処理されたALCの床の他にデッキ床から選ぶことができます。
デッキ床は、店舗で重たいものを置く場合に適しています。見るからに強そうです。
また、写真のように構造躯体からフロアに段差をつけることができます。
目線に高低差が生まれ、空間の広がりを感じることができます。
パナホームの鉄骨はボルト止めが採用されています。
そのボルトの名前は、ハイテンションボルトといいます。
もう一度言いますね。
「ハイテンションボルト!」
元気になりそうな名前ですね。
今回お話を伺った越山さんに何度も聞き直してしまいました。
このボルトは、地震などで揺れると締まっていく特殊なボルトになっているそうです。
溶接は、工場で何万ボルトも出力できる機械を使ってのみ行い、現場での溶接は、溶接部分が弱くなってしまうので行わないそうです。
柱の色も黒くて強そう。
パナホームの外壁は、「キラテック」という光触媒タイルが使われています。
1200℃でタイルを焼いた後、酸化チタンを焼き付けてあります。太陽の光が当たると汚れを浮かせてくれる効果があり、雨でどんどん汚れが流れ落ちていくそうです。
パナホームで家を建てる人の8割の方は、このキラテックを採用しているという人気の外壁材です。
タイルは見た目も高級感がでて、美しいです。
このタイルは、ゴムの接着剤で貼りついているので、地震がきても落ちる心配がありません。
マンションの外壁にも採用されているそうです。
実際に写真のように、地震で揺れた場合を想定できる実験装置がモデルハウスにありました。
<換気装置に入っているフィルター>
パナホームの換気システムは、0.3μmまでの粒子を99.97%除去することができるそうです。
なんだか凄すぎてよくわかりませんが、今よく聞く「PM2.5やPM0.5を除去することができます!」とのことです。
床下にある換気装置には、約9mのフィルターが折りたたまれて入っています。
床下に換気装置がありますが、しっかりメンテナンスできるようにつくってあります。
そして、空気へのこだわりは、壁の材料でも取り入れられています。
調湿性があり、よく壁の仕上げ材で使われる珪藻土が、パナホームの壁の材料にはあらかじめ練りこまれています。
写真を見ると、材料の中に、ツブツブが入っているのがわかりますね。この珪藻土の吸湿性を活かすために、その上に貼る壁紙も特殊なものが使われています。
快適な空気へのこだわりがものすごいです。
今回お邪魔させていただいた、モデルハウスは6階建てです。
1階と2階は店舗。3階は賃貸。4階は親世帯の住居。5階と6階が子世帯の住居となっています。まずは、3階の賃貸部分の写真。
<3階の賃貸部分>
賃貸部分は女性目線でつくられた「ラシーネ」という賃貸になっています。
賃貸部分のコストを抑えて高収益を高くするというよりも、資産価値を高め安定した収入をえることができるつくりになっています。
モデルハウスですが家具や雑貨が配置してあり、一人暮らしの女の子の家に遊びに来たみたいでドキドキしちゃいました。
次は、住宅部分の写真です。
<最上階のリビング>
<ダイニングキッチン>
<じゅうたんの寝室>
住居部分はとても高級感のある内装で、窓から見える景色も最高。
1階から3階の賃料収入を得て、5階と6階で伸び伸び暮らすなんて憧れます。
最後に今回お話を伺わせていただいた越山さんのご紹介をさせていただきます。越山さんはパナホームに新卒で入社した営業マンです。
そして現在は3歳の息子さんの育児が趣味という、イクメンさんです。
6階建てにハシャグ私に、とてもわかりやすく会社の説明とモデルハウスの案内をしてくれました。さすがパパですね。ありがとうございます。
土地の有効活用をしたい方はもちろんのこと、外壁材のキラテックやきれいな空気をつくる換気システムに興味がある方は、ぜひ一度パナホームにお話を聞いてみるといいと思います。
越山さんどうもありがとうございました。
ハウスネットギャラリー事務局(ネクスト・アイズ株式会社)
サイトウ ヒロシ
リフォーム会社で働いたのち、工務店へ営業方法や見積・顧客管理システム等の指導に従事。
現在もその経験を活かし、工務店へ住宅イベント企画などのサポートを行っております。
ハウスネットギャラリーでは、住宅会社選びに迷われている方へ、住まいの専門家があなたにぴったりの住宅会社を無料でご紹介いたします。こちらの会社が気になる方は、お気軽にご相談ください。