<お風呂には“坪庭”を(1)>
私たちにとって、お風呂とは体をきれいに洗うというよりも、1日の仕事の疲れやストレスを解消し、リラックスする場になっているというのが本当のところのようです。だからお風呂はリラックスできることを第一に考えて計画するとよいと思っています。それにはある程度の広さが必要です。最低でも1坪、とれるなら1.25坪~1.5坪くらいは欲しいですね。
▼新堀HOUSE(埼玉県日高市)のお風呂。畳1枚分の坪庭に面しておおきな開口部をとっています。上部の壁と天井は板張り、坪庭も同じようにして広がり感を演出してiいます。坪庭には屋根がありませんので、雨や雪を見ながら露天風呂のようにバスタイムを楽しめます。
広くなると寒いのでは?という心配は無用です。
今は浴室にも簡単に暖房機がつけられます。暖房換気乾燥機というものを天井にセットすれば寒いときの暖房に使えるだけでなく浴室を雨の日の洗濯物の乾燥室にすることもできます。湿気でカビが生えやすい浴室も、乾燥させることで、カビの発生を押さえることもできます。
タイルだと足が冷たいが、浴室の床用のコルクタイルというものもメーカーからは発売されています。またタイルでも、温感タイルといって温かく感じるタイルなんて製品も5年前くらいから市販されているので、そういった素材をじょうずに活用して居心地のよいお風呂を計画するといいと思います。
お年寄りのためにはは出入り口を3枚引き戸にして脱衣室から段差なく洗い場に入れるようするのもいいですね。
▲町田HOUSE(世田谷区)のお風呂。中庭のデッキテラスに面していて、湯上がりにはテラスに出ることもできる。大きな窓で明るく開放的なお風呂です。
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