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住生活コンサルタント 早坂淳一 ネクスト・アイズ株式会社【住宅というモノ】ではなく【住まいで暮らすコト】へ

【住宅というモノ】ではなく【住まいで暮らすコト】へ

ところで、住宅業界では、どうしても【光熱費削減】などのほうに目がいきがちですが、たとえばネットスーパーで買った生鮮やチルド日配品を宅配業者が一時保管する場所の確保などは、本来は住宅を建てる側・リフォームする側が考えるほうが『モチはモチ屋』。具体的には戸建住宅でも冷凍冷蔵機能を持つ宅配ストッカーを、住宅設備機器のひとつとして設置することなども考えられるわけです。流通サイドでは、ネットスーパー配送時間の制限をどんどん緩和する方向する模様とのことですが、そこは忙しい現代人。生鮮品や日配品を受けたるためだけに、ずっと自宅に居るわけにもいきません。
ところが、住宅を設計する方々は、たとえば洗濯機の排水の位置などお構いなしなど、家電に対する認識が【意外に古い】方々が多いのです。たとえば、私が住宅を売っていたころ、ドラム式洗濯機設置の場合【防水パン】は最初から付けずに、洗濯機置場の真下に排水口を設置しましたが、はじめてそのような設計を依頼をしたときは、最初のうちは周りからの猛反対。冷蔵庫についても、主流の400L以上クラスでポピュラーな観音開きドアであればドアが小さい分、冷蔵庫ドアをあけるための面積はそれほど必要ありません。ところが、これも猛反発。現在ではどこでも売っている「蒸気が出ない炊飯器」となったら、たぶん想像もできないのではないかと思います。つまり、カップボードに蒸気逃しが必要なくなるわけですが、キッチンメーカーで売っているカップボードで蒸気逃し加工がない製品は、寡黙ながら観たことがありません。
そのような状況で、今後の可能性として登場が予測される『生鮮品・日配品自動発注機能付き冷蔵庫』が登場でもしたら、一般的な営業担当・設計担当はついていけなくなることは容易に想像できます。生活者の視点でみれば、いちいち買い物にいかなくても、自宅にいながらにして必要な生鮮品・日配品が揃うわけですから、こんなにラクになることないのに。生鮮・日配を売った経験者じゃないと、閉店間際に賞味期限間近の商品が大量に残る恐怖は理解できませんが、今後ネットスーパーが主流になると生鮮品・日配品の廃棄ロスが少なくなる可能性もありえます。閉店間近に賞味期限切れ間近の生鮮品・日配品を買う楽しみは減りますが、そこに行くまでの交通費を考えると、逆に家計負担が軽くなる可能性もありえます。
住宅、いや、すまいのあり方が【住宅というモノ】ではなく【住まいで暮らすコト】へと、明らかに住むことへの価値観が変化した現在。これからの施工会社選びや営業担当者・設計担当者選びのポイントとは、担当者が【家電芸人レベルの造詣の持ち主】なのかどうか、直接聞いてみるのもひとつの方法なのかもしれません。

住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルブロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。