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住生活コンサルタント 早坂淳一 ネクスト・アイズ株式会社新築・リフォーム人必見の技術!家庭用充電設備

設計段階から注意したい!照明のポイント8選

加齢に伴う目の機能の衰えについて、自分の体験を交えて必要なポイントをまとめてみましょう。目の機能の衰えにも配慮した照明計画は、こんなはずじゃなかったのにと、あとで思わないようにするためにも、とても重要なポイントです。現在家づくりや大規模なリフォームを計画されている読者のみなさまであれば、設計段階から以下の点をしっかり伝えておくと、つくり手も住まい手もお互いに納得できる住まいになることでしょう。

1.加齢とともに、同じ明るさでも暗く感じるようになるため2倍以上の明るさが必要に

わかりやすい事例を挙げると、たとえば自宅リビングの照明選びについても8畳なら10畳用の照明器具といった、いっそう明るい照明器具が必要になります。ただし、やみくもにシーリングライトなどの照明器具を大型化すると、高齢者にとって辛い照明器具自体の眩しさが増す可能性があります。よって、天井に付ける全般照明のみで明るさを取るのではなく、後から設置できるスタンドなどの局部照明で、手元の明るさを確保したほうが眩しさによる負担感が減ります。

2.加齢とともに目が疲れやすくまぶしさも感じやすくなる!

インバーター照明器具など、ちらつきやまぶしさを軽減するタイプの照明を選ぶほうが目の負担が少なくなります。さらに、セードつきの器具を使用して光源が直接目に入らないようにも配慮。そういった点では流行のLED照明はいわゆる堅い光の照明器具が多いので、LED照明器具を設置する場所や使い方は、いままでの照明器具とは違う配慮=LED照明器具ならではの配慮が必要です。

3.リビングの場合は一室に多くの照明を組み合わせを

天井や壁面などが明るく見えて空間としての明るさ感があり、かつテーブル面など必要な場所に十分な明るさを確保すると、世代を問わず快適に感じるようです。また、リビングは食事、読書、テレビ鑑賞など、普段の生活でさまざまな生活行為が考えられる場所。その生活行為に応じて照明を変えられると、より快適に過ごせます。

4.おすすめのリモコン付照明器具

リモコン付照明器具は、立ち上がったり手を伸ばしたりせずに操作ができるので便利でおすすめです。いちど使うと手放せませんが、リビングなどでは真っ暗な状態のまま照明のリモコンを探すという間の抜けたデメリットもありましたが、足腰が弱ってきたら、体力を使わずに電気がつけられるのでとても便利です。

5.センサー式電気

いちいちスイッチを押さなくても、センサーが人の動きなどを感知して自動的に点灯する人感センサーつきの照明は便利だし、無駄な点灯が少なくなるので省エネ対策にも効果的。

6.老化現象のひとつでもある「白内障」対策

加齢とともに青系の感度が低下していきます。つまり、青色が見にくくなっていくわけですから、大切なポイントとして青色を使う場合、隣り合う色を明るめにしたほうが心地よい印象になります。また、床と壁の境目や段差など危険を伴うところは、濃淡をハッキリさせて、すぐに違いが認知できるような配慮が必要。私自身、同系色の1cm程度の段差が見えなくて室内でつまづいたことは一度ならずあるので、目立たせたいところには赤系を上手に使うと良いでしょう。

7.加齢とともに視覚の順応機能が低下の対策

震災後の高速道路で強く感じたことですが、運転中に極端に暗いところに入ったとき、しばらく周りが良く見えない経験が何度かありました。そのため、室内でも明るさが大きく変化しすぎないような配慮が必要です。転倒などの家庭内事故の多い廊下と階段は、リビングや寝室との明るさ対比が極端にならないよう、同じ照度で設定するとそのようなことも防げそうです。

8.センサー機能付フットライトなどの活用

夜中にトイレに立つときに自動点灯。寝室や廊下など、暗い足元を安全に照らしてくれるので安心。特に加齢とともに眠りが浅くなり、一度明るい光を浴びてしまうとなかなか寝付けないという経験もあります。そんなときこそフットライトなど足もとを優しく照らしてくれる照明は重宝します。

住まいは一生のお買い物です。建てるときは高齢でなくてもだれでも年はとるわけですので、将来にわたって快適に生活できることが大切です。また、やみくもに節電するのではなく、からだにやさしい照明で節電の工夫をしないと、節電したけど室内で転倒してケガをしたり、目に余計な負担をかけることでかえって疲れてしまっては、元も子もありません。

夏が過ぎたからもう節電を考えなくても良い、ということは、全くありえません。太陽光発電システムなどで節電する以外にも、快適なんだけど節電できる照明をしっかり計画・選択して、あたらしい住まいでの生活を過ごしたほうが、ずっと利にかなった暮らしができるのです。

住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルプロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。

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