家づくりレポート

家づくりレポート

私たちは専門家に住宅会社を紹介してもらい家づくりを始めました!

実際に家づくりをされたお施主様が、これから家づくりを検討される方へ少しでも参考になればと、検討からご契約・着工・完成までにたどった家づくりについて簡単にまとめたレポート記事を掲載しております。
今回は青森県弘前市に4年越しで住まいを建てられた4人家族のI様のレポートをご紹介してまいます。

~青森県の家づくり~4年を経て立派な家ができました!~青森県の家づくり~
4年を経て立派な家ができました!

~青森県の家づくり~

プロフィール

お名前
I様
建築地
青森県弘前市
家族構成
4人家族

家づくりDATA

構造
木造軸組み2階建て
敷地面積
88.67坪
延床面積
36.67坪

家づくりを始めたきっかけは?

青森県出身の私(I様)が仕事の関係で秋田に居た当時、諸事情あり2009年に妻と子供二人を連れ、妻の故郷である福島県南相馬市へ移住し、家を建てる計画を始めました。当然ながら何もわからない状態でしたので、まずはハウスメーカーさんの展示場巡りをしました。そんな中、数社から間取りプランや見積を頂いているうちに、家づくりに興味を持ち始め自分でいろいろ調べるようになりました。
家づくりに興味を持ち始め、間取りプランや見積依頼をさせていただいている中で、インターネット上で見積依頼ができないか?と検索しておりましたら「ハウスネットギャラリー」さんの「ホーム・ハウスマッチ・サービス」がヒットしました。気軽な気持ちで利用させていただきました。
そして、無料見積を依頼させて頂き、お返事いただいたのが早坂さんでした。

家づくり 何が一番印象に残っていますか?

2010年から約1年かけて進めてきた家づくりは、2011年1月に土地の手付金を支払い、同年3月14日に金銭消費貸借契約予定で順調に進んでおりました。「いよいよか」と思いながら過ごしていましたが、ついにあの日。2011年3月11日「東日本大震災」に遭いました。福島県南相馬市の我が家(借家)は「地震」「津波」「原子力事故」の3つが重なり、避難を余儀なくされ、避難場所を変えながら最終的には故郷の青森県まで避難しました。
青森で当面の生活環境を確保した後に、私だけ被災地である福島県南相馬市へ戻り、亡くした恩人や親類捜索や、職場で復旧復興に当たりました。このような状況でしたし、建築予定地も「警戒区域」内でしたので、建築計画は一切白紙となりました。震災後、もろもろ整理する事がありすぎて一人で処理するのにとても苦労しておりましたが、早坂さんと連絡が取れていたこともあり、厚かましくも建築以外でもご相談に乗って頂きました。この時も大変お世話になりました。
一方で、私は家族と離れて暮らしておりましたが、自身の今後の人生設計をする時間はたっぷりありました。
ここで「青森へのUターン」を決断し、合わせて「家づくり」も始めることを決めました。
そこで、早坂さんへ再度ご相談させていただくこととなりました。

サービスを利用して良かった点

震災前、震災、そして震災後と足かけ3年にわたり早坂さんにご相談させていただきました。家づくりには、さまざまな知識が必要となります。知らないでいることが一番怖いことだと思います。

そんな不足する知識を、第三者の目からアドバイス頂ける「ハウスネットギャラリー」さんの「ホーム・ハウスマッチ・サービス」は補ってくれ、家づくりに関わる不安は取り除かれたと思います。
何もわからないまま家づくりを始めた私でしたが、「ホーム・ハウスマッチ・サービス」を利用させていただいたおかげで、早坂さんのご協力があったおかげで、家づくりを施主主体で行うことができたと思います。

青森県の家づくり 完成までの流れ

2009年
◆福島県南相馬市へ移住 家を建てる構想が始まる
◆展示場めぐり HM 工務店など何件にもプラン作成や見積依頼
2010年
◆ネクストアイズさんへ無料見積依頼
◆早坂さんへの相談始まる 概算建築費診断がきっかけ、本当に多岐にわたる相談にのっていただきました
2011年
◆土地売買契約
◆建築請負契約
◆金銭消費契約 3/14予定
◆2011年3月11日
東日本大震災 避難
・金消契約解消
・土地売買契約解消
・建築請負契約解消
2011年4月
◆早坂さんと連絡がつく ・土地売買契約解消
・建築請負契約解消
◆震災関連の相談もさせていただく ・避難先で新築計画
・土地購入に際し早坂さんへ相談
・土地家屋調査士を紹介いただく
2012年
◆土地購入 造成工事
◆工務店をご紹介いただく
◆工務店決定
2013年
◆請負契約締結

~ 青森県の家づくり ~ 完成までの流れ

  1. 2009年

    福島県南相馬市へ移住・家を建てる構想が始まる

    展示場めぐり(HM・工務店など複数のプラン作成や見積依頼)

  2. 2010年

    ネクストアイズさんへ無料見積依頼

    早坂さんへの相談開始。概算建築費診断がきっかけで多岐にわたる相談に対応

  3. 2011年

    土地売買契約・建築請負契約・金銭消費契約(3/14予定)

    3月11日 東日本大震災:避難、各契約解消

  4. 2011年4月

    早坂さんと連絡がつく

    震災関連の相談:避難先で新築計画、土地購入相談、土地家屋調査士紹介

  5. 2012~2013年

    土地購入・造成工事

    工務店紹介・工務店決定

    2013年 請負契約締結

1)念願のマイホームに住み始めて5か月 大満足の快適生活

住まいの記録

2013年6月4日に引き渡しを終え、念願のマイホームに住み始めて5か月が経とうとしています。とても快適に家族は過ごしています。今のところ「こうすれば良かった」という箇所や設備も無く、大変満足しています。長く賢く住まうために、どのように過ごしたか記録して、来年の住まい方に活かしたいと思います。

我が家のスペック

木造2階建て、オール電化、内外W断熱の家です。外断熱はアキレスQ1ボード、内断熱は現場発泡硬質ポリウレタンを採用し、断熱性能・気密性能ともに最高レベル。冷暖房は床下エアコン(4KW)と2階エアコン(4KW)の2台で賄います。給湯はエコキュート460L、IHクッキングヒーター、24時間換気システムはローヤル電機の第一種換気システムを採用しました。

以上を踏まえたうえで、住んでみての感想を記録していきます。

6月|なんだか贅沢、家中が快適

青森県弘前市の6月は、春から夏に変わる前の一番過ごしやすい時期です。北日本は梅雨による湿気の影響も少なく、最近は温暖化の影響で暑くなる日も増えました。西日や建設時に暖められた躯体の影響もあり、住んだ当初はエアコン無しでは暑かったです。しかし、工務店のアドバイス通り床下エアコンを可動させ、2階のエアコンも稼働させたところ、即座に快適な空間となりました。

家中が快適になったことに感動しています。賃貸では部屋ごとに快適度が違いましたが、今はどの部屋も快適で、贅沢をしている気分になります。

7月~9月|猛暑も快適

北日本でも最高気温が35度に達する猛暑でしたが、床下エアコンと2階エアコンで躯体を冷やすことで、夜も快適に眠れました。夏バテもなく、快適な生活を維持できました。

メンテナンスも大切

24時間換気システムの室内吸気口のフィルター掃除は2週間に一度行っています。他のメンテナンスは特に必要ありませんが、寒さ本番前には換気システム本体の点検とエアコン掃除を行う予定です。

こうすれば良かった箇所も無く大満足の住まい
こうすれば良かった箇所も無く大満足の住まい

2)冬到来!23℃設定でも快適住まい

肌寒い10月|23℃でほんのり温か

、床下エアコン暖房スタート。設定温度23℃で快適です。2階のエアコンも22℃で運転開始しました。

本格的な冬に突入

、24時間換気システム本体フィルター清掃。小さな虫や土埃を掃除機で除去し、予備フィルターを発注しました。

雪の日は外水道凍結しましたが、お湯で通水し、水抜き完了。床下エアコンは24℃、2階は20℃設定。湿度調整のため1階に加湿器設置。

床下エアコンで快適な冬

、床下エアコンを23℃に設定。2階20℃設定で十分温かく、室内は快適。電気料金は前月より2,300円アップしました。

本格的な冬突入!床下エアコンが快適
本格的な冬突入!床下エアコンが快適

3)なんと!家の中に寒い場所が無い

新年をマイホームで過ごす喜び

、家の中に寒い場所がなく、快適です。2階エアコンは必要な時だけ20℃に設定。24時間換気の吸気フィルター掃除は2週間に一度実施。

1月10日|寒波襲来

屋根に雪庇ができましたが、外構アスファルトのおかげで雪かきが容易でした。リビング外のテラスと目隠しフェンスも効果抜群でした。

2月|非常に寒い日も快適

床下エアコン24℃設定で室温は25~26℃まで上昇。設定を23℃に戻しました。家中の温度が安定して快適です。

、寒さもひと段落。日中はエアコン運転停止時間が増え、床下エアコンは23℃から22℃に調整。

24時間換気で冬暖か、雪下ろしいらず!

(4)エアコン停止|窓を開けて湿度もすっきり!

4月|春の訪れ

床下・2階エアコン共に停止。加湿空気清浄器も停止し、窓を開けて換気。室内湿度は45%→20%まで低下。エアコンのお手入れも実施。

5月|床下エアコンの魅力

GW後半は床下エアコンを数時間稼働。温度調整が簡単で非常に快適。5月中旬は運転停止、窓換気で室内湿度20%ほど、加湿器を稼働。5月下旬は日中暑くなり冷房運転。

6月|梅雨時期の湿気と暑さ

昨年より冷房運転時間が長い日もありましたが、窓を開けた換気は非常に快適。雨音もほとんど聞こえず、建物と窓の性能の高さを実感しました。

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  • 家づくりの価値観をしっかり持つこと
  • 施工会社とその価値感を共有すること
  • 情報収集は常に行うこと