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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 離れすぎない「夫・婦寝室」

離れすぎない「夫・婦寝室」

 夫婦が別々の部屋で休む、その理由が、いびきや寝言がうるさい(騒音)。寝る時間と起きる時間が違う(時差)。
そしてクーラーをつける、つけないなどの互いの温度が違う(温度差)。
で、意外や意外、子どもが成長して出ていくとそこにどちらかが移って夫婦別室になってしまうことが多いのです。
 が、この「夫寝室」「婦寝室」は廊下などを隔てていると、もし深夜突如心筋梗塞などを起こしたり、賊などが侵入するなど、お互いになにかあったときに気が付かないなどの悲しいことにもなりかねないのです。

 そこで「夫・婦寝室」の提案です。

簡単に夫・婦寝室
■イラスト1:簡単に夫・婦寝室(天野彰)

 「夫婦寝室」ですが「夫・婦」の間の「・」がミソです。この「夫・婦寝室」は時々「夫/ 婦寝室」ともなるのです?
「/」は夫と妻とのベッドの間の隔て(へだて)です。
隔ては簡単には分厚いカーテンでも良いし、大きなカーテンレールを天井に取り付け、じゅうたんをタペストリーのように吊るしてもいいのです。
こんなことでお互いのいびきや時差も何とかカバーすることもできるのです。

 もちろん本格的に襖(ふすま)や引き戸を立てて、温度差までもしっかりコントロールする隔てもできます。
 まさしく夫婦の寝室を冷たく別室にすることなく「・」から「/」の臨機応変の隔てで互いのプライバシーも万全となるのです。

簡単に夫・婦寝室
■写真1:岐阜N邸、手前が夫奥が妻の寝室。真ん中の梁下に引き込みの襖(写真:天野彰)

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表