<思春期の子供の空間>
子供は思春期の場合、幼年期に比べて思考が単純では無くなってきます。
自身の生活スタイルや、親とは違ったプライベートでの自分の世界も確立される頃です。
子供の世界を広げるためにも、子供部屋が必要となる時期です。
しかし、親の目を盗んで夜中に外出したり、見知らぬ友人が泊まりに来ていたりなどという事態が、
親の知らぬ間に起こらないためにも、なるべく子供部屋は行動が確認しやすい場所に設えるべきです。
また、ゆくゆくは家を出て行く人間ですから、自分の部屋の維持や物の管理に責任を持たせる工夫が必要です。
個室の中だけで完結する生活ではなく、食事か家族と一緒にする、などの大まかなルールを作り、
自己完結型ではなく、人と関われる中で形成される人間性を身につけさせるべきです。
まとめ
子供部屋を考える際に、子供の成長段階に応じて空間の設えが変わってきます。
環境が少しずつ子供に与える影響は、永い時間の中で積み重なり、人を形成する一部となります。
良い環境は、ゴージャスな環境というわけではありません。
人と空間が調和のとれたバランスで、健康的に自然に暮らせる環境ということなのではないでしょうか。
また、子供達は家や社会の中で、自分の個室ではなく、自分の居場所を探しているのです。