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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 栗原守 光設計リビングには“中庭”を(1)

<リビングには“中庭”を(1)>

私たちの住む日本は、自然環境にとても恵まれているといえます。
春夏秋冬という季節にも恵まれています。「暑さ、寒さも彼岸まで」という言葉のとおり、他の地球上の国々と比較したら、それはそれは暮らしやすい環境であると思います。暑くもあり、寒くもあり、雨もあれば雪もあり、霧も氷も・・・地球上の自然現象のほぼ全てが暮らしの身近に、ちょうどよい状態で存在していることになります。
こんなに自然現象に恵まれているのだから、もっと自然を暮らしのなかに取り込めば、毎日の暮らしを楽しく快適にできるのではないでしょうか。

▼模型の住まいの中庭
平屋の住まいの真ん中に8畳大のデッキを張った中庭があります。ひめしゃらを植えて季節の移り変わりを暮らしの身近かで楽しむことができます。

平屋の住まいの真ん中に8畳大のデッキを張った中庭

私が設計のテーマにしている「呼吸する住まい」とは自然素材を使うことにより、住まいそのものが自然の状態で呼吸するということだけでなく、光や風、雨や雪といった自然現象が、毎日の暮らしに身近に感じられる住まいを意味しています。
その仕掛けとしてよく取り入れるのが中庭や坪庭、デッキテラスです。例えば、家族みんなが集まるリビングルームに接するように中庭を設け、木のデッキを張ります。中央にヒメシャラやヤマボウシなどの落葉樹を1本。春、日差しがだんだん暖かくなると、木の芽が膨らんできます。夏には木陰に椅子を出して好きな本を読んだり、秋にはススキと団子で月見もできます。冬は枯れ枝に雪が積もり、ちらちら舞う雪をみながら雪見酒もいいだでしょう。

坪庭に面して大きなガラス戸をつけた浴室

▲練馬区の武田HOUSEの中庭。お引き渡し当日は東京には珍しい大雪だった。おかげで雪の中庭の風情を楽しみながらの引き渡しとなったが、帰りは電車が止まったり、足元が滑ったりで大変でした。

 癒しの空間。中庭・坪庭の完成事例はコチラ

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建築家 栗原守建築家 栗原守

建築家 
栗原守
光設計

1949年埼玉県生まれ。
上智大学文学部フランス文学科卒。
埼玉県狭山市役所に勤務しながら、夜間の早稲田大学専門学校で建築を学ぶ。CORE 建築都市設計事務所勤務を経て、1987年現事務所を設立。
『呼吸する住まいをテーマにサステイナブルな住まいを設計しています。呼吸機能のある自然素材をできるだけ内装材として使い、住まい全体が自然の状態で呼 吸をして、住まいの中の湿気を調節する、そんな「呼吸する住まい」の設計の仕事を進めると同時に、地域に根づいた工務店や材木店と協力しあい、自然素材を使用した住まいをできるだけローコストで施工できるようなネットワークづくりも進めています。』