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ファイナンシャルプランナー 平野 泰嗣 FPオフィス Life & Financial Clinic第10回:住宅ローンの返済期間の考え方

第10回:住宅ローンの返済期間の考え方

 お客さまからの住宅ローンに関する相談で、「返済期間をどのようにしたらよいのか?」というご質問をよくいただきます。「ローンは、できるだけ早く返したい」という人もいれば、「毎月の返済金額が少なくなるよう、できるだけ長く借りたい」という人もいて、住宅ローンに対する考え方は人それぞれです。そこで今回は、住宅ローンの返済期間について考えてみます。

■借りられる期間は何年?

 一般的な住宅ローンでは、ローンの返済期間の最長を35年としている場合が多いです。ただし、住宅ローンを完済するまでの年齢についても制限があって、75歳から80歳としている金融機関が多いです。
したがって、実際にローンを組むことができる期間は、「【完済の制限年齢】-【現在の年齢】」と「住宅ローンの最長借入期間」のいずれか短い期間になります。完済の制限年齢が75歳の場合、45歳で住宅ローンを組むとすると、最長でも30年までのローンしか組めないということになります。
 さらに、実際に住宅ローンを組む場合は、給料など毎月の定期収入から、日々の生活費を支払い、そして、住宅ローンを返済することが前提となるので、「自分が退職するまでの間に返したい」と考える人も多いです。けれども、例えば45歳の時に住宅ローンを組むとすると、定年退職までの期間は15~20年ということになり、短期間で住宅ローンを返さなくてはならなくなります。短期間で返すと、毎月の返済金額が多くなり、家計への負担が重くなります。

■長いローンを組めば毎月の返済金額は少ないが、総支払額は多くなる

 次に、借入期間と住宅ローンの返済金額の関係を見てみましょう。
 3,000万円の住宅ローンを固定金利2%で組むと仮定すると、借入期間ごとの毎月返済金額、ローンを完済するまでに支払う金額の総額(総返済金額)は、以下の通りになります。
  ●期間20年 毎月返済額 151,765円、総返済額 3,642万円
  ●期間25年 毎月返済額 127,156円、総返済額 3,815万円
  ●期間30年 毎月返済額 110,885円、総返済額 3,992万円
  ●期間35年 毎月返済額  99,378円、総返済額 4,174万円 (※元利均等返済の場合)

 20年と35年とで住宅ローンを組んだ場合を比較してみると、毎月返済額は、35年の時の方が約5万円少なくてすみますが、総返済額は約500万円多くなります。つまり、返済期間が長いほど、毎月の返済負担は少なくて済むけれども、一生涯を通しての返済負担は重くなるといえます。まずは、借入金額と金利、返済期間で、住宅ローンの返済がどのようになるのかを、シミュレーションしてみることをお勧めします。
  ●参考外部リンク:住宅ローンシミュレータ

■今、返せるではなく、将来も返せるかが重要

 住宅ローンのシミュレーションをして、毎月の返済金額がわかり、今の家計なら十分返していけると安心しては危険です。家計の支出は、お子様の成長に合わせて、教育費も生活費も上がっていくのが通常です。また、住宅ローンの返済だけではなく、老後に備えて貯金もしていかなければなりません。将来の家計も予想しながら、安心して返せる返済金額にしなければなりません。
   ▼ライフステージ別 家計消費支出
ステージ別の支出比較

■大事をとって長めに借りるは正解か?

 ギリギリの返済は怖いので、長めに借りて、繰上げ返済しよう、と考える人も多いです。けれども、よほど意志が強い人でないと、計画的に繰り上げ返済を行うことができないのが実際です。不思議なことに、お金はあると使ってしまうのが通常の人です。
 例えば、定年まで20年とした場合、20年で借りると毎月の返済が厳しいので、少し余裕を見たいといった場合、状況にもよりますが、定年までの期間+5年の25年間で返済できるような資金計画だと安心です。また、35年でもローンを組むとした場合でも、20年で借りた場合の毎月返済金額との差額分は、積立貯金をしておくなど、定期的に繰り上げ返済を行う仕組みを作る必要があります。

 住宅ローンの返済期間は、短すぎても長すぎても良くない、ご自身に合った、適度な返済期間を選ぶ必要があります。
 ぜひ、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談しましょう。

 ★住まいの資金計画についてのご質問やご相談はこちらよりどうぞ ↓
  FPオフィス Life & Financial Clinic(LFC)(外部リンク) 担当:ファイナンシャルプランナー CFP(R) 平野泰嗣

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ファイナンシャルプランナー 平野 泰嗣ファイナンシャルプランナー 平野 泰嗣

ファイナンシャルプランナー 
平野 泰嗣
FPオフィス Life & Financial Clinic

ファイナンシャルプランナー CFP(R) 平野泰嗣
 金融機関にて人事部門で給与、企業年金、社会保険業務を担当した際に、働く人のライフプランの必要性を感じ、ファイナンシャルプランナーの 資格を取得。
「自分らしく生きることを支援する」をモットーに、 相談者のライフ・ファイナンス・キャリアの3つの視点で総合的に支援しております。

 2006年からAll Aboutマネー[共働きのお金の知識]ガイドを担当。
セミナーの経験も豊富で、多くの方にライフプランの必要性やお金に対する正しい知識を発信しております。資金計画等でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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