住宅関連記事・ノウハウ
2026年3月22日(日)
えっ? 六十歳で家を建てる?~これからの間取りを考える?
六十歳で家を建てる~これからの間取りを考える
長寿命時代の六十歳など “若者の部類”に入るようです。私が所属する奉仕団体のロータリークラブなどでは96歳を頭に元気な高齢会員が多く、私などまさしく「若いもん!」なのです。そんなことから「六十歳から家を建てる」(新潮選書)なる本を書きました。妻を亡くされて、一人暮らしの70歳を優に越すTさんの家づくりをきっかっけに、頼もしい人生を送る人たちの素晴らしい家づくりを、実例を交えて紹介したものです。

当初のタイトルは「七十歳から家を建てる」のはずだったのですが、編集担当から「それでは購読者が限られる」と言うこと?で、やむなく「六十歳…」にしたのですが、それでも「え~?六十歳で家を建てる?」「なんで今さら?」「ローンを返し終わったばかりなのに、資金は?」などとほとんどの人が怪訝な顔をされるのです。が、さにあらずなのです。実際には私がお手伝いした建て主の中には70歳どころか80歳以上で今までの家を建て替えたり、リフォームされる人も多く、最高齢では80歳をゆうに越えた人もいらっしゃるのです。ところが意外にも、こうした人たちに限ってエレベーターを設置したり、浴室トイレなどをゆったりして、段差もない“老いて”使いやすい「終の棲家」的なものにしようなどとは考えないから不思議です。むしろ今までの広過ぎる家を“減築”して縮めて、質素にかつ合理的に住もうとされるのです。

その住まいの発想は、今までの子育て優先、家族優先の考えを切り捨て、いかに元気に楽しむかをテーマに、友人や趣味の仲間との“団らん”で、自分のための“茶の間”なのです。そしてその資金は、今までの土地や広さの有効利用を考え、それを今の自分にどう生かすかを考えるのです。
ここにご紹介する堀江氏もその最たる例でご自身のオルゴール収集の趣味が嵩じてわが家どころかオルゴールたちの家をつくろうと言うことになったのです。その中にはロシア皇帝が愛用したとされる貴重なものもあるのです。ご自身亡き後は財団の展示館となり、今でも多くの人の目や耳を楽しませてくれているのです。さあ、60歳を超えた今こそわが家を見直し、例え小さくとも家を建てて、わが“記念館”をつくろうではありませんか!

関連記事
- リフォーム価額はプランで“観られる”ように…?? ~見積りの七不思議 安く建てるための秘策 その3
- 「狭い」の反対は「広い」です。では「狭苦しい」の反対は?~狭楽しく住む
- 収納間仕切りで新たなプランをつくる?!~狭楽しく住む(2)
- 間取りを“溶かした”プランで老後に備える?~狭楽しく住む(3)
- バリアフリーを考えると、リハビリが重要と分かる?~これからの間取りを考える?
- 収納は工夫すればいくらでも納まるのです?!~「さ、大掃除!」
- 住まいは?「空ける」と広くなるのです?!~“空け”まして おめでとう!
- これからは「家」ではなく「わが身の住み処」として専門家に相談~間取りから場取りへ
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!
注文住宅のハウスネットギャラリー






















