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地盤情報コンダクター 大串 豊 不同沈下が与えるダメージ

不同沈下が与えるダメージ

 建物の「沈下」には大きく分けて2種類あるのはご存じでしょうか。
 建物が水平なまま沈んでいく沈下のことを「均等沈下」、建物が斜めに傾いていく沈下を「不同沈下」といいます。

 なお不同沈下の傾斜の形状には、全体的に傾斜する「一体傾斜」と部分的に傾斜する「変形傾斜」に大別され、変形傾斜には「V字型」「への字型」「ジグザグ型」があります。均等沈下は、建物への影響をあまり意識しなくてもいいのですが、不同沈下は建物に対して大きな支障をもたらしますので、注意が必要です。
 なぜなら、不同沈下は建物の基礎が水平を保持できなくなりますので、荷重の流れがきれいに分散せずに偏りが出るようになるからです。一部分の部材だけに荷重が伝達され、本来分担するはずだった限度以上の過度な荷重が建物の構造体である梁や柱にかかれば、その部材には圧縮や引っ張りが働いてゆがみや変形が生じます。

 つまり、通常主要な構造材である梁や柱は正方形や長方形を構成するように互いを直交して緊結しますが、不同沈下によってその部分が変形するので不整形な四辺形となり、その構造材部分に取り付けてある壁や開口などの部材までもが連鎖してゆがんでしますのです。
 このようなことが原因となりますので、建物に不同沈下が発生していると「建具の建付不良」や「床の不陸(床がまっすぐでないこと)」の現象が多くみられることになります。

不同沈下
■イラスト:不同沈下は建物に対して大きな支障をもたらします。注意が必要です

 「地盤」があなたの家を強くする!そんな「地盤」について役立つ情報をお届けします。
 大串 豊(株式会社サードチェックアイ)
 ★住宅地盤に関する専門情報を公開中「住宅じばん事典」もご覧ください。

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地盤情報コンダクター 大串 豊地盤情報コンダクター 大串 豊

地盤情報コンダクター 
大串 豊

株式会社サードチェックアイ(地盤情報サイト「住宅じばん事典」運営)
 大学卒業後、ハウスメーカーで住宅営業に従事した際、建築では建築地の「地盤」が大事なことを知る。その後商社系保険ブローカーで戸建住宅に関する保証制度の構築に約10年間携わる中で、地盤調査・補強工事会社の業務ミス等により住宅が不同沈下した場合の修復費用を補償する「地盤保険」の開発・運営に従事する。
 現在、住宅地盤に関する専門情報を一般消費者に知ってもらうべく、情報サイト「住宅じばん事典」を企画・運営している。