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2025年11月29日(土)
大切な住宅の雨漏れ防止策
住宅診断の注意点!雨漏れについて

住宅瑕疵(かし)の中で最も多いトラブルは雨漏れです。新築住宅でも中古住宅でも、雨漏れの問題が発生すると、大規模な補修や費用が必要になることが多く、入居者の不満も増加します。住宅瑕疵保険の保険金支払い案件の約80%が雨漏れに関わるとも言われています。
新築住宅では、施工ミスや設計上の無理による納まりの難しい箇所で雨漏れが発生することがあります。そのため、建築中にインスペクション(住宅診断)を行い、屋根・外壁・バルコニー・サッシ周りの防水を重点的にチェックすることが重要です。
中古住宅では、防水部分の経年劣化やメンテナンス不足による雨漏れが多く見られます。特に認定長期優良住宅では、維持保全計画に従った定期的なメンテナンスと履歴の保存が義務付けられています。
| 住宅診断の種類 | 内容・ポイント | 実施のタイミング | 補足・注意点 |
|---|---|---|---|
| 新築住宅インスペクション | 施工中の屋根・外壁・バルコニー・サッシ周りの防水を重点チェック | 建築中 | 設計ミスや施工不良による雨漏れを未然に防ぐ |
| 二次的インスペクション | 水かけ試験+赤外線サーモグラフィによる壁内部の水の伝わりを確認 | 新築・中古住宅いずれも可能(別料金) | 目視では見つけにくい雨漏れ箇所を正確に特定できる |
雨漏れ対策としては、上記の住宅診断に加え、入居後も定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
事前調査!雨漏りしにくい住宅とは
雨漏れを防ぐための設計と施工上の注意点

| 設計・施工上のポイント | 内容・理由 | 施主・設計士・施工会社の対応 |
|---|---|---|
| 屋根の穴を開けない設計 | 天窓・ドーマー・煙突などで屋根に穴を開けると雨漏れリスクが増加 | 施主:設計依頼時に確認 |
| バルコニーの広さ制限 | 10m2以上の広いバルコニーは雨漏れの原因になりやすい | 施主:設計時に注意 |
| サッシ下の高さ確保 | 掃き出しサッシの下は120mm以上確保し、雨水浸入を防ぐ | 設計士:確認・施工会社に指示 |
| 施工不良の防止 | 防水工事・屋根工事の施工不良が雨漏れの最大原因 | 施工会社:ホームインスペクターにチェック依頼 |
| 入居後の定期メンテナンス | 経年劣化による雨漏れリスクを抑える | 施主:計画的なメンテナンス実施 |
これら5つのポイントを抑えることで、雨漏れのリスクを大幅に軽減できます。住宅診断や事前調査を活用して、安全で快適な住まいを確保しましょう。
住宅相談センター 代表取締役 吉田貴彦
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