ナチュラルな内装の特徴とは
自然素材をふんだんに使ったナチュラルな内装は、年齢問わず人気のテイストで、注文住宅を建てる際には多くの方が取り入れる人気の内装です。
ナチュラルテイストは木や漆喰などの自然素材をメインに使い、ホワイトカラーを基調としたあたたかな雰囲気のテイストを指します。清潔感があり、流行に左右されることもないため、老若男女、どの世代の方でも受け入れやすいスタイルです。
また、ナチュラルテイストは主張が控えめなため、モダンや北欧など様々なテイストとの相性がよく、内装のバリエーションを楽しめるといった特徴もあります。
ナチュラルな内装にするためのポイント
では、ナチュラルな内装にするためには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。ここでは、お家をナチュラルテイストにするためのポイントについて解説します。
統一感を出す
ナチュラルテイストには木の素材が使われることが多いですが、色や木の種類、木目の大きさなどに統一感を出すことで、スッキリとシンプルな印象になります。また、家具や壁の色はホワイトカラー、もしくはアースカラーで統一すると落ち着いた雰囲気に仕上がります。
カーテンやクッションなど、布製品に麻や木綿などの天然素材を取り入れることで、よりナチュラルな雰囲気を演出できますよ。
デザインはシンプルに
ナチュラルテイストは素材感を大事にし、デザインはシンプルに仕上げることで、自然素材の良さが活かされます。色はなるべく主張を抑えたホワイトやアースカラーで統一し、配色も多すぎない方がいいでしょう。
色を限定することで、ナチュラルさの中にも洗練されたイメージができ、スッキリとした印象になります。
自然光で部屋を明るく見せる
ナチュラルなテイストは、自然光との相性が抜群です。自然光を取り入れることでお部屋がグッと映えるでしょう。
リビングには大きめの窓を設置する、自然光をふんだんに取り入れられるように窓の位置を工夫するなど、注文住宅を建てる際には内装だけでなく窓にも気を配るといいでしょう。
植物で飾る
ナチュラルテイストは、自然素材を取り入れたスタイルのため、観葉植物などを置くことで、お部屋にあたたかみをプラスできます。小さなお子さんがいて、観葉植物が置けない場合は、ドライフラワーなどを壁に飾るのもおすすめです。
部屋を植物で飾ることで、ナチュラルテイストのお部屋をよりグレードアップさせることができます。
ナチュラルな内装の種類
ナチュラルな内装は主張が控えめなため、他のテイストとの相性も抜群です。他のテイストのエッセンスを加えることで、ナチュラルな中にも個性を出すことができ、他とは違うお部屋をつくり上げることができます。
ここではナチュラルテイストと合う、代表的な4つの組み合わせについてご紹介します。
シンプル
一般的に、「ナチュラルテイスト」と聞いて思い浮かべるのがこちらです。ナチュラルテイストの基本となる、木を使った素材と、ホワイトを基調としたインテリアで作られた、落ち着いたテイストを指します。
シンプルテイストは、主張が少なくだれでも受け入れやすいテイストです。無垢材やフローリングなど、木を使った自然素材をふんだんに取り入れ、白やアイボリー、ベージュなどの落ち着いた色味で統一させると、シンプルな中にもあたたかみのある空間になります。
北欧風
北欧風は、自然素材を使いながらも、スウェーデンのお家のようなポップさも取り入れたテイストです。
無垢材や漆喰、タイルなどの自然素材が使われ、家具は木目のものを取り入れることが多いです。ベースは白やベージュなど、落ち着いた色味で統一されますが、カーテンや小物などに北欧らしいポップな色や模様を取り入れ、個性を出します。
自然素材のあたたかみと、ポップなかわいらしさを融合させた、人気のテイストです。
モダン
都会的な印象を持つモダンテイストは、一見ナチュラルテイストと合わないように感じるかもしれませんが、モダンテイストの部屋に自然素材のものを取り入れたり、逆にナチュラルテイストでまとめた部屋にモダンな家具を取り入れることで、上品で洗練された印象になります。
無垢のフローリングや漆喰の壁に、直線的なデザインの家具や小物を揃えることで、モダンさがプラスされ、都会的な雰囲気が醸し出されます。
また、壁をレンガ風にしたり、暗めの色で統一することで、自然素材を使いながらもモダンなお部屋にすることも可能です。
カントリー風
カントリー風のテイストは、北米の田舎風に作られたもので、自然素材を取り入れ、なつかしさも感じられるようなあたたかな雰囲気です。
ベースカラーは白や茶色で統一し、家具の一部にペールトーンのアンティークなものを取り入れると、オシャレなカフェ風のインテリアになります。
食器や雑貨などでキッチン周りや棚をディスプレイすることで、かわいらしさも演出でき、あたたかみのあるお部屋になりますよ。