住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
【自然災害】水害・土砂災害・川の防災情報
水害・土砂災害リスクの把握方法について
平成30年7月豪雨では、西日本を中心に北海道や中部地方など広範囲な被害となり、政府でもこの豪雨災害を激甚災害に指定することになりました。平成30年7月豪雨の広範囲な被害を踏まえると、今後はみなさまがお住まいの地域でも、同様な被害がが発生する可能性がありえる、ということです。
お住まいの地域、またはお住まいになる予定の水害リスクについては、洪水予報河川及び水位周知河川で作成されている洪水浸水想定区域図や洪水ハザードマップで確認できます。また、2015年7月から想定し得る最大規模の降雨を対象とした洪水浸水想定区域と家屋倒壊等氾濫想定区域の作成が始まりました。まず、手始めに自宅等が洪水浸水想定区域
に含まれるかの確認をします。
洪水浸水想定区域とは

対象とする河川が想定される最大規模降雨によって氾濫した場合、その氾濫水により浸水することが想定される区域です。洪水浸水想定区域図は、国または都道府県が作成します。
- ・洪水想定区域
- ・想定される水深
- ・浸水継続時間
- ・家屋倒壊等氾濫想定区域について、公表しています。洪水浸水想定区域図に基づき、お住まいの市区町村にて
洪水ハザードマップ
を作成します。
洪水ハザードマップとは

- ・洪水予報等の伝達方法
- ・避難場所
- ・地下街等、要配慮者利用施設、大規模工場等の名称と所在地
- ・早期の立退き避難が必要な区域(2016年4月より追加)等
- について記載し公表しています。そのなかでも
家屋倒壊等氾濫想定区域
とは、堤防沿いの地域等において、洪水時に家屋が倒壊するような激しい氾濫流等が発生する恐れが高い区域です。この区域では、洪水時には避難勧告等に従って安全な場所へ確実に立ち退き避難する必要があります。洪水ハザードマップ
に記載される早期の立退き避難が必要な区域
とは、この区域も考慮して設定されています。
土砂災害ハザードマップ避難経路を日頃から把握すること
土砂災害の3つの種類と対策
| 種類 | 特徴 | 注意点 | 被害軽減の対策 |
|---|---|---|---|
| がけ崩れ | 急な斜面が崩れ落ちる現象 | 人家近くで発生すると逃げ遅れる危険が高い | 斜面にブロックや擁壁を設置、避難経路の確認、土砂災害警戒情報をチェック |
| 土石流 | 大雨などで巨石や土砂が一気に下流へ押し流される現象 | 高速で流れるため、一瞬で人家やインフラを破壊する | 河川や谷川付近には建物を建てない、避難場所の確認、早めの避難 |
| 地すべり | ゆるやかな斜面が滑るように移動する現象 | 移動規模が大きく、甚大な被害が発生する | 地盤調査と安定対策、斜面の樹木や排水管理、避難計画の準備 |
土砂災害リスクについては、自宅等が土砂災害警戒区域
もしくは土砂災害特別警戒区域(都道府県にて公表)に立地しているか確認します。どちらかの区域内であれば土砂災害ハザードマップ(市区町村にて公表)を確認して、情報伝達方法、避難場所や避難経路、避難方向等を確認します。土砂災害警戒区域は、住民等の生命または人体に危害が生ずる恐れがあると認められる土地の区域を指します。土砂災害ハザードマップは、土砂災害警戒区域等をもとに市区町村地域防災計画において定められた必要事項及び避難場所などを記載したものです。
現在のお住まいの場所はもちろん、これから土地探しをする際、これらの洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマッを確認し、災害時の対応について家族で確認しておくこと、必要に応じて住宅の火災保険の契約内容を見直すなど災害時の対応、災害後の生活再建について、しっかり対策を練っておくことが重要です。
川の防災情報

自然災害時の情報入手方法
洪水や土砂災害などの自然災害は、地震予知と違い、被害発生の可能性を予測しながら様々な方法で避難情報を入手できます。大雨時の気象・水位情報、避難情報は以下の方法で確認可能です。
| 情報源 | 内容 | 入手方法 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 国土交通省 川の防災情報 | 河川の水位状況や危険度の確認 | PC版 スマホ版 | GPSで現在地周辺の河川情報も確認可能。水位映像の閲覧も可能。 |
気象庁防災情報 | 土砂災害警戒情報・降雨予測など | Webサイト | 避難判断や事前準備に活用 |
| NHKデータ放送 | 水位観測所の水位状況 | TVリモコン【d】ボタン → 地域の防災・生活情報 → 河川水位情報 | 水防団待機水位以上の場合に情報表示 |
| ポータルサイト 災害関連メニュー | 各種災害情報の総合確認 | Yahoo! JAPAN天気・災害関連 | 洪水・土砂災害情報など複数情報を一括確認可能 |
| 緊急速報メール | 洪水情報プッシュ配信(国管理河川109水系) | 受信者が設定しなくても自動配信 | 氾濫危険情報(レベル4)や氾濫発生情報(レベル5)をタイムリーに通知 |
※避難情報や水位情報は複数の情報源で確認すると安心です。特に洪水時は、川の防災情報・NHK・緊急速報メールを併用することを推奨します。
ハウスネットギャラリーのサービス一覧
関連記事
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!
注文住宅のハウスネットギャラリー




















