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住宅エコポイント工事対象期間短縮が決定
住宅エコポイント工事対象期間短縮が決定
5月13日(金)午前9時に住宅エコポイント工事対象期間短縮が発表されました。2011年12月31日までの着工・着手から、2011年7月31日までの着工・着手に変更されます。
住宅エコポイント事務局Webサイト
ポイントが発行される工事の対象期間の短縮のお知らせ(外部リンク:住宅エコポイント)
予算を消化した段階で終了せざるおえないのが、行政からの支援策。確かに、住宅エコポイントは制度開始以来、新築・リフォームを含め当初の想定を大きく上回る申請件数となり、「環境対応住宅の普及」という制度の目的が早期に達成される状況にはなりました。
ただ、期間の設定が絶妙。
建て替えなど、土地がある場合でもプラン確定後、建築確認申請から建築確認済証(建築確認通知書)が交付されるまで、約1ヶ月程度かかります。
住宅ローン審査も準備と申請が進んでいて、すでに承認がおりていれば問題ありませんが、いまからローン審査の段取りも進めていくとなると、残された時間はさほどありません。リフォームでも建築確認申請を伴う場合は、同様に約1ヶ月程度の期間が必要。現在土地を所有しておらず、お気に入りの土地をいまから決めるとすると、土地の契約を進める一方で建築プランの打合せ~確認申請までも進めていく必要があるのです。
よって、私は終了予定日より前に終了したエコカー補助金や、対象商品のハードルが唐突に変わった家電エコポイントのときのような混乱が起きることがあり得る、とも考えておりました。
ところが、住宅エコポイントの期間短縮については、エコカー補助金終了時や家電エコポイント終了時のようにメディアが大々的に訴求するわけでもなく、どちらかというと、『大震災の後だから』という納得できる=対応策を講じるための思考が停まる。そんな印象を受けています。
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