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建築家 天野 彰 優しい「家相学」【2】家相の家は涼しい?

はじめに

これほど毎日暑い日が続くと夏の風情、涼しげなどという夏の感性も忘れそうで、毎日機械的な冷気の中で過ごすことが当たり前の夏の日となりそうです。

こうも暑いと外に出ることを避け家にいる時間が長くなり、家の不具合や使いにくさ、暮らしにくさが目立ってくるものです。家相もなぜか気になり身の回りに存在するかのように感じるのです。それは自身の居る場、そして動く先、向きにも障りや、良さそうな方向にも気になるのです。

家相は科学・統計的な住まいの設計手引き

家相は直ちに迷信ばかりではなさそうなのです。大先輩である建築家の故 清家清氏をしてこれは科学だ!家相は古来、住まい設計の統計的な手引き書だ!などと言わしめたほど健康や安全の環境学と言えるのかも知れません。

筆者の生家は100年をゆうに超す家で、幸いにして空襲からまぬがれ、その家で育つことができました。南入りの広い玄関には三和土(たたき)の土間で、入って右側に大きな洞穴があり、そこにもみ殻に包まれたサツマイモやジャガイモなどが保管されていました。左は一段低い上がり縁を挟んで「店」と呼ぶ8畳間があり、その右角に黒光りする一尺角の大黒柱が悠然と立っていました。

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家には霊的な何かが潜む

かたく黒い土間は奥の勝手へとつながっていて、勝手には竈(かまど・くど・へっつい)があり、そこで薪がたかれ、釜が煮立っていました。その湯気も薪の煙も屋根裏に吸い込まれ、梁(はり)や母屋(もや=屋根を構成する木組み)は煤(すす)で真っ黒になっていて、見上げると子ども心に怖く果てしない宇宙のような永遠を感じたものです。毎年、暮れになるとその窯で糯米(もちごめ)を蒸篭(せいろ)で蒸し、石臼で餅をついて正月を迎えたのです。

半世紀以上も経った今でも不思議に、そのときの空気と匂い、風の肌ざわり、そして情景が昨日のことのように覚えていて、竈や土間、さらに流しや神棚をいつも清め、お供えをして手を合わせている祖父母を見て、住まいのあちこちに何か霊的なものが潜んでいるかのように思えたものです。

時に床の間に腰を掛けたり敷居を踏んだりしたときには優しかった祖父母が形相を変えて怒ったこともあり、住まいにおける礼節さを子ども心に感じたものです。

住まいは自然な礼儀作法から始まる教育の礎

果たして今、床の間も仏壇も和室さえない家で、親たちはそんな家の霊的な重みや方位や作法を子どもたちにどう教えるのでしょうか?わが国の住まいの価値観は文化的意味でも家相はあると思えるのです。

どんな家にも生活の歴史が宿り、その家で曽祖父母たちが生きてそして亡くなって逝ったところでもあり、なによりも自身が生まれ育った家であれば何よりなのです。

家相や方位学などの易を風水と言うように、居住学においても最大の要素はすなわち通気と、すなわち湿気対策だと思うのです。暮らしやすく長持ちする家は風がよく通ることと、湿気を避け通気が良いことが、わが国では古今東西一番良い家良相の家となるのです。

【イラスト】自然に学ぶ床の間の家での作法

【イラスト】自然に学ぶ床の間の家での作法(画:天野 彰)

「目元涼しい」自然な住まい

この酷暑続きの今でさえも、夕方か朝一番にすっと風が入ることもあります。これは現代の家でもマンションでも同様に、その風の向きに合わせ住まいの中を風が通り抜けるように、家具の配置や窓やふすまの開け閉めを考え、この近代的な家の部屋の良さそうな隅に、分厚い板などを敷き一輪の花を厳かに生け、住まいに象徴的な場を創るのです。

ここに自然に四季を取り入れるのです。子どもたちはこの親の姿を見て、もの言わずに重大なコミュニケーションが生まれるのです。これがです。

【イラスト】現代の家の片隅にボード1枚の象徴的な床の間

【イラスト】現代の家の片隅にボード1枚の象徴的な床の間(画:天野 彰)

このの暮らしを家相が説く方位やルールを凝縮してみると、なるほど、体験的で科学的なことが共通点にあることが分かるのです。それこそ、シンプルな間取りで住む人が動きやすい(動線)がスムーズです。

  • ・どの部屋にも光と風が通る間取り(居心地)がよい開放空間
  • ・どの家族にもたまり場となる(居場所)がある
  • ・風の流れを意識して迎え、風を呼び込むプラン
  • ・家族の関係がよさそうな部屋のつながりの間取り(配置)

【イラスト】左:住まいの根幹チェーン、これで家相を考えてプランニング 右:「目元涼しい」外観の家

【イラスト】左:住まいの根幹チェーン、これで家相を考えてプランニング 右:「目元涼しい」外観の家

などなど、科学的で合理的な風の通りやすいシンプルな間取りの家で、さらに湿気のない敷地や家の向き、その構造や水回りの位置。そしてそこに住む人の所作や人柄をあらわす人相のような、良相の家相の外観の家。これこそ夏涼しい家、まさしく目元涼しい家となるのです。

さてこの家相をどう生かすか?次回は意外にも、若い人が家相を気にしているです。

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表。

 一級建築士天野 彰 公式ホームページ
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