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2025年4月1日(火)
新型コロナとエアコン・・・エアコン稼働中の換気のコツ
【1】エアコンは定期的に掃除して換気することも忘れずに
暑さだけではなく梅雨時の湿気など、これからの季節にないと困るエアコンですが、窓を閉めきってしまうと【3密】になる=【密閉】された部屋で涼を求めて家族が【密集】して【密接】してしまうことが心配になってきます。【3密】を避けるのは、最も大切な新型コロナウイルス感染対策の一つと言われておりますが、エアコン内部の消毒も必要かと考えてしまうと、暑くてもエアコンのスイッチを入れることも躊躇してしまいます。そこで、新型コロナウイルスがいまだに猛威をふるっているなかで。エアコンを使うときの注意点について調べてみました。
室内の空気が[一方通行]で流れるエアコンをつけたからといって、新型コロナウイルスに感染するわけではありません。エアコンを稼働させたとしても、同居している家族については、同じ空間に居ることで同じ空気を吸うことから、エアコンをつけてもつけなくても、同じ室内における感染リスクは変わらないと考えられています。半月に1回はエアコンのフィルターを外して掃除する程度の手入れで、新型コロナウイルスだけではなくエアコンのフィルターに付着したかびの胞子も取り除くことができます。エアコンだけでは換気はできません。半数以上の方が誤解している「エアコンは換気しない」という事実です。
- ※出典:ダイキン工業「ほとんどのエアコンは換気ができない」ことを知っていますか?
- 知っていた:45.6%
- 知らなかった:54.4%
一般的に夏場のエアコンは、室内の暖かい空気を吸い込み、冷たくして部屋の中に戻しています。ただ、エアコンをつけるだけで換気できているとお考えの方々が半分以上を占めるなか、夏場でもしっかりした換気を心がける必要があります。
【2】エアコン使用中の効果的な換気方法とは
酷暑のなか、エアコンを運転しているときの効果的な換気方法についても調べてみました。空調機器メーカーのダイキン工業の説明によると、
- 換気の目安
- 1時間に5分~10分程度、窓をあけて換気。2時間に1回10分の換気をするより、1時間に1回5分の換気をしたほうが効果的。
- どうやって換気するか
- 窓が1箇所しかない部屋の場合、窓を開けて扇風機をつかいます。窓に扇風機を向けて換気をするのが効果的。
最後に、暑い時期にマスクをしていると、蒸れてしまったり、マスクのなかで汗ばんでしまって煩わしいものですが、頻繁にマスクの表面を触ってしまうとマスクにウイルスが付着してしまう可能性があります。そうなってしまうとマスクの意味がなくなってしまうので、マスクをしていて蒸れたり汗ばんだりしてしまったら、周囲の人から離れてマスクを外したほうが良いそうです。
また、蒸れることによってお肌の水分バランスが乱れて保湿機能が下がり、肌荒れが起きやすくなります。そんなときは、ガーゼを折りたたみ、口元との間にはさむと蒸れにくくなります。不織布製のマスクに比べ、綿製のマスクは飛沫の飛散を防ぐ効果に劣るものの通気性が良いことから、お肌には優しいとのことです。特に口元が蒸れる夏場は、時間や場所によって不織布製マスクと布製マスクを使い分けたり、人が少ない場所でマスクを外す時間を設けたりすることも考えておいたほうが良いでしょう。
あわせて、最近はアルコール消毒に伴う手荒れも増えています。春の肌トラブルが続くと、夏の紫外線対策もおろそかになり、さらなる乾燥やお肌のしみ、しわといったお肌の老化が進んでしまいます。いまからでも遅くありません。ハンドクリームをこまめに使って、お肌の適切なケアを心がけましょう。
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