無料新規会員登録

掲載情報件数

完成事例 1514 件 | ハウスメーカー 23件 | 工務店 68件 |建築家 11 件 | リノベーション

  1. HOME注文住宅のハウスネットギャラリー
  2. 住宅関連記事・ノウハウ TOP
  3. 注文住宅・家づくり
  4. 長期優良住宅

住宅関連記事・ノウハウ

住生活コンサルタント 栗原 浩文 ネクスト・アイズ株式会社長期優良住宅

1 長期優良住宅の基本的な理念

長期優良住宅外観
<長期優良住宅外観>

長期優良住宅は、長期にわたる使用が可能で、環境に優しい建築基準を満たしています。耐久性、省エネルギー、維持管理の容易さが重視されており、これにより家計の負担軽減と地球環境への配慮が図られます。これらの住宅は2009年に施行された法律に基づき、国からの支援を受けられることが特徴です。住宅市場の持続可能性の向上が法的にも推進されています。

2 認定基準とその重要性

新築 家族マイホーム
<新築 家族マイホーム>

長期優良住宅の認定を受けるためには、以下の認定基準を満たす必要があります。戸建て住宅では、劣化、省エネ、耐震、維持管理の4つの認定基準を満たせば良いです。

  • 劣化対策:等級3
  • 省エネルギー対策:等級4
  • 耐震性:等級2
  • 住戸面積:75m2(地域に応じて55m2を下限に引き上げ・下げ可能)
  • 維持管理対策:等級3
  • 計画的な維持保全計画:少なくとも10年ごとの点検

長期優良住宅と認定されるためには、劣化対策、省エネルギー対策、耐震性などの厳しい基準を満たす必要があります。これらの認定を受けることにより、税制優遇や住宅ローンの金利優遇など、経済的なメリットが大きいです。特に、高い初期投資が求められる省エネルギー技術の導入が、これにより促進される可能性があります。

3 税制優遇措置の詳細

悩む主婦

長期優良住宅の購入者は、通常の住宅ローン減税に加えて、さらに税額控除を受けることができます。また、不動産取得税や固定資産税の減税もあり、これにより長期にわたって経済的な利益を享受できるという大きな利点があります。

4 省エネルギー性能の強化

省エネ住宅
<省エネ住宅>

長期優良住宅では、特に省エネルギー性能に高い基準が設けられています。これにより将来的なエネルギーコストの削減が期待され、CO2排出量の削減にも寄与し、環境保護に貢献します。

5 耐震技術の進化

新築一戸建て住宅の工事現場での耐震金物のついた柱
<新築一戸建て住宅の工事現場での耐震金物のついた柱>

地震に強い構造を持つ長期優良住宅は、災害時の安全性を高めることができます。これにより住民が安心して生活できる環境が提供され、不動産の価値を長期にわたって維持することが可能です。

6 維持管理と保全戦略

長期優良住宅は、維持保全計画が立てやすく、定期的なメンテナンスにより建物の劣化を防ぐことが可能です。特に、10年ごとの点検計画を実施することで、問題が小さいうちに対処し、大規模な修繕コストを削減できるという利点があります。

7 住宅金融支援機構の役割

住宅金融支援機構によるフラット35の特典を利用することで、低金利での長期ローンが実現します。これにより、最長50年の住宅ローンを提供することができ、より多くの人々が住宅購入を可能とします。

8 環境負荷の低減

家屋解体工事
<家屋解体工事>

建築や解体時の廃棄物の発生を抑えることが、環境への負担軽減につながります。また、資源を効率良く使用する設計は、持続可能な住宅市場の構築を支援します。

9 長期優良住宅のメリット・デメリット

家でくつろぐ家族
<家でくつろぐ家族>

長期優良住宅のメリット

  • 経済的利益
  • 長期優良住宅の認定を受けると、税制優遇や住宅ローンの金利優遇などの経済的メリットが得られます。これにより、省エネルギー技術などの初期投資が高いものの導入が促進されることが期待されます。
  • 環境への配慮
  • 高い省エネルギー性能と持続可能な建材の使用により、CO2排出量の削減やエネルギー消費の低減が実現します。
  • 安全性の向上
  • 耐震性能が高く設計されているため、地震などの自然災害時においてもその構造の安全性が期待できます。
  • 維持管理の容易さ
  • 耐久性が高い材料と設計が用いられているため、長期にわたる維持管理が容易で、定期的なメンテナンスコストも抑えられます。

長期優良住宅のデメリット

  • 初期コストの高さ
  • 長期優良住宅の基準を満たすためには、高品質な材料と技術が必要であるため、初期の建設コストが一般的な住宅よりも高くなりがちです。
  • 設計と計画の制約
  • 厳しい認定基準をクリアするためには、設計の自由度が制限されることがあり、所有者のニーズや好みに完全に対応することが難しい場合があります。
  • 地域による差異
  • 地域によっては長期優良住宅の認定基準に適合する建築士や業者が少なく、プロジェクトの実現が困難になることがあります。
  • 流動性の問題
  • 長期優良住宅は、その耐久性と特性から、通常の住宅市場と比較して売却時の市場価値や需要が異なる場合があるため、売却しようとしたときに想定外の困難に直面することがあります。

10 まとめ

リビングでくつろぐ親子
<リビングでくつろぐ親子>

長期優良住宅は、耐久性、省エネルギー、維持管理の容易さを基本理念としており、これにより長期間にわたって住宅の使用が可能となっています。2009年に施行された法律により、国からの支援を受けることができ、住宅市場の持続可能性を高める目的があります。これらの住宅は、厳しい認定基準をクリアする必要があり、認定を受けると税制優遇や住宅ローンの金利優遇など、多くの経済的メリットを享受することができます。

また、省エネルギー性能の強化や耐震技術の進化により、将来的なエネルギーコストの削減や災害時の安全性向上が期待されます。維持管理の容易さや定期的な点検により、建物の劣化を防ぎ、長期的な修繕コストの削減にも寄与します。住宅金融支援機構によるフラット35の特典や長期ローンの提供は、更なる住宅購入の支援を実現しています。

関連記事

住生活コンサルタント 栗原 浩文住生活コンサルタント 栗原 浩文

住生活コンサルタント 
栗原 浩文
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
大手不動産会社、ハウスメーカーの営業を10年以上経験、住宅コンサルタントとしてこれまでに700件以上のお客様に住まいのアドバイスを行う。
顧客の立場に立った資金計画や相続・贈与など幅広い相談を受ける。
また営業研修の講師、セミナー講師ともに経験豊富。