住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月1日(土)
優しい「家相学」【3】若い人が家相を気にしている
はじめに
毎回同様の冒頭分になってしまいますが…、最近のこれほど酷暑続きの年も異常ですが、これが毎年続くとなるとうんざりで、皮肉にも暦の上では立秋もとうに過ぎ、秋なのです。
わが国の暦も一年の四季をさらに24の節季に細かく分け、季節の移ろいの情緒をあらわしているのです。言われてみればなるほどこの暑さの中でも、セミの声もシャーシャー音から物寂しげな秋らしさにと、空の雲の感じもうっすらと秋を感じさせます。
年賀状のデザインの干支の“キャラクター”が問題になるのはいまも昔も変わりがありません。これは海外の友人からもよく尋ねられることですが、答えると、たちまち彼らはわが国の時を考える神秘さに魅了されるのです。
7割の人が家相
を気にしている?
かつて、連載コラムの中で読者の皆様に、家相
やリフォームなどへの関心をお訊ねしたことがあります。すると多くの方から感想やご意見をいただいたのです。家相
などのアンケートの特質からか、一戸建てや持ち家希望の方の回答が多いのですが、なんとなく気になる
までを含めると、なんと総数で68%と、ほぼ7割の人が気にしていることが分かりました。
家相は気になりますか?

表:家相は気になる?(文中のグラフ)
これを年齢別に分けてみますと、60歳代の人が70%を占めることは予想通りとしても、驚いたことに30~40代の若い世代が70%近くと家相
に関心を示していることでした。
ま、この調査がNETであることからか、IT世代とそうでないグループという格差もあるのかも知れませんが、現代の他の調査を見ても家づくりで家相への関心は概ねこのようなことに改めて驚きます。

表;家相は気になる?の年齢別(文中のグラフ)
やはり家相
はある?
現代は若い人たちが、スピリチュアルブームで干支(えと)や星まわり、さらには風水や家相に興味を示しているようです。こんなIT時代だからこそ運命的なことが尊重されているのかも知れません。
しかしこの文化はさらに深く、失われた多くの古代文明からこの太陽をはじめとする天地の陰陽は、その地に根ざして生きているのです。われわれの先輩である建築家の故清家清氏をして家相は科学だ!
家相は住まい設計の統計的な手引き書だ!
などと言わしめたほど、その家と住む人の健康や安全の環境学と言えるのかも知れません。

写真;故 清家清先生と筆者、左は長男の事務所所長(渋谷神泉分室前にて)
そんなことから、そもそも家相
とはいったいなにかを改めて調べてみると。年賀状のデザインの干支の“キャラクター”もですが、こうした日常的な干支を中心として、古来それを時や日、年号、さらには八方位など細かく24方位を表す表現にされていて、子の刻(午前0時)子の方角(真北)などと、時や方位、さらに自然界や精神を感じるのがわが国の生活文化の一つでもあるのです。
若い人たちが風水や易などに興味を持ち、出掛ける方向や家の家相
までも気にするというのですが、これは昔から多くの人も気にされていて、 家づくりでは必ず一度は家相
の話題が上がるのです。そのため、ときにはプランが途中で変わるなど、家相のためのプランづくりのようになることもあるのです。
こんなことから家相があるか?ないか?と問われることも多いのですが、筆者自身の体験のように、何か内に災いや障りでもあると家相が悪かったのでは?
などと弱気になることもあり、いくらナンセンスと言っている人にも、筆者は家相はある
と答えることにしているのです。
次回は家相の根底の風水と方位
についとちょっとお話を。
ハウスネットギャラリーのサービス一覧
関連記事
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!
注文住宅のハウスネットギャラリー




















