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2025年4月1日(火)
消費税増税!急いでリフォームしたい理由
消費税増税!急いでリフォームしたい理由

リフォーム需要の高まり
リフォームを検討している方の動向について説明します。先日、東京ビッグサイトで開催されたリフォームとインテリアに関する展示会「リフォーム&インテリア2012」が開催されました。そこで、一戸建てやマンションのリフォームを検討している方に、失敗しないリフォームについて説明したり、個別相談を実施しました。
昨年との違い
昨年と大きく異なるのは、計画が具体的で、今すぐに見積もりを取りリフォームをしたいという顧客が増えたことです。その最大の理由は、消費税増税です。多くの方が、消費税増税に備えて工事予算を縮小する検討を始めています。
リフォーム内容の変化
具体的には、
- リフォーム箇所の厳選(キッチンのみ、床の貼り替えのみ)
- 低価格帯の仕様への変更
- 太陽光発電システムや家庭用燃料電池システムなどの高額な設備導入の見送り
といった傾向が見られました。
セミナーや相談会への関心の高まり
リフォームローンやリフォーム業者選定に関するセミナーも盛況で、リフォーム検討箇所が明確になったことで、資金計画や信頼できる業者選びについて、セミナーで勉強したり、無料相談ブースで相談したりする方が増えています。
駆け込み需要の問題点
消費税増税が決まるまでは、余裕をもって計画を進めていた方も、10月以降に本格化する「駆け込み需要」の影響で、
- 工事の遅れが発生する
- 契約日が消費税率変更日直前になった場合、新税率が適用される
- 住宅設備や建築材料費も新税率の対象になる
などの問題が発生する可能性があります。
リフォームのご計画はお早めに!

駆け込み需要のリスク
「駆け込み需要」時期には、
- 詳細が煮詰まっていない状態で契約を迫られる
- 後で多額の追加工事代金を請求される
- 施工後に様々な問題が発生する
といったトラブルが発生しやすくなります。これらのトラブルを避けるためには、信頼できる施工会社を選ぶことが最も重要です。
リフォームか建て替えか
予想される金額によっては、建て替えのほうが安く済む場合もありますが、その見極めは経験者でも難しい場合があります。そこで、今年から始まった「住まいの診断書サービス」を利用するのも有効な手段です。このサービスでは、住宅コンサルタントが、
- 家屋調査を行う
- リフォームと建て替えのそれぞれの要望をヒアリングする
- それぞれの概算金額を提示する
- メリット・デメリットを明記する
- 最終的な意見書を提示する
といった内容を提供しています。
“住まいの診断書サービス”
- 住まいの悩み専門家に相談してみませんか?
- こちらから外部リンク:ネクスト・アイズ株式会社
早めの計画を
ご自身で納得いくまで勉強することも大切ですが、来月から本格化すると予想される駆け込み需要を前に、増税後の契約や施工はできるだけ避けるべきです。「住まいの診断書サービス」は、勉強にかかる時間と手間を省き、狙い通りの時期に契約から工事完了まで進めるにはおすすめです。
中古住宅とリフォーム
また、中古住宅を購入し、リフォーム会社を探しに来られる方も増えています。これは、消費税増税、低金利、住宅ローン控除の影響が考えられます。部分リフォームでもフルリフォームでも、駆け込み需要は同じタイミングで発生します。
結論
リフォーム工事を検討するなら、早めに計画を進めることで、消費税増税の影響を最小限に抑えることができるでしょう。
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