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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 二世帯住宅?契約同居?

1 子どもに部屋を貸す?!子どもと住む

最近家族の形態がちょっと変化しているようです。老いた夫婦だけの家族はもとより独居老人家庭の割合も増えているのです。例え子どもがいても核家族では一人っ子が多く、兄弟がいません。親子同居も、同居と言うより二世帯別居生活が定着しているようです。親たちが少子化で少なくなった子どもを気づかってのことか、父権の喪失か親の発言権が弱くなっているからか? いろいろな観測もあるのですが、こと家づくりにおいて時に目を覆わんばかりの父親のふがいない姿勢を見ることが多いのです。特に子ども部屋の扱いは家づくりやリフォームにおいて最優先となり、子ども部屋は広くそして快適にして欲しいとなるのです。その結果僕の部屋に入らないでよとか、私の部屋に入ったでしょなどと叱咤されることになるのです。

私が設計のお手伝いする家の平面図には子ども部屋の記述がないのです。書いてあっても予備室か洋室A、Bです。子どもがそこに居てもあえてそうするのです。親御さんたちもどうして?などと設計者の私の顔を覗き込むのですが、私は「あっお子さんがいらしたんですか」などととぼけ、仕方がない。このご主人の書斎を息子さんに貸してあげて下さい。そして奥さんのアトリエをお嬢さんに貸してあげて下さいなどと御夫妻にお願いするのです。すると夫婦は「書斎?アトリエ?」 などと言う顔をしながらも、私の意図を悟って、お前たちが巣立って行くまで貸そうとご主人。これでお子さんたち「父親の書斎 母親のアトリエを借りる感じとなって、決しておれの部屋 あたしの部屋などと言うことはないのです。

部屋を汚したままにしていると主人が、おい!家賃取るぞ!お前たちに貸しているんだから綺麗に使え!と言うのが口癖で、今も相変わらず主人は吠えております」うれしいじゃありませんか。子どもに感謝されるばかりか父親の復権ともなったのです。家づくりには決まったマニュアルなど無いのです。しかし家づくりのときこそ親の威厳を発揮したいものです。

6畳を2つの子どもコーナー、そして書斎に

このことは狭いマンションでも可能で、イラストのように6畳の1部屋を2段ベッドで仕切り2つのコーナーにし、2人の子どもの寝るところにして、その余ったスペースをリビングとつなげてみんなの勉強コーナーにして、そこにご主人のデスクを置くのです。まさにご主人は会社の課長であるとともに、わが家の家長でもあるのです。

2 新同居とは?

格好よくてすっきりとセンスの良い二世帯住宅を、デザイナーズマンション同様デザイナーズ二世帯住宅、最近の二世帯住宅はその外観のデザインはもとより、キッチンや浴室などの設備やインテリアまで豪華にデザインされています。それを売り出すときは、まるで互いが勝手気ままに住めそうな天国のような楽しい同居生活が待っているようですが、確かに二世帯住宅で肝心なことは各家族の安心で自由な生活です。夫婦のプライバシーを確保し、それを充実し、子ども(孫)たちを含めた配置と繋がりも大切にする。モデルルームは暗いイメージは取り払われ、キッチンを中心とした魅力的なリビングやダイニングに目を奪われます。しかも雄大な空間も可能で、巨大な吹き抜けもあるのです。

しかし、二世帯で住んで居れば果たしてそれは同居なのか?二世帯住宅とは同じ屋根の下に親子2組の家族が住んでいることですが、そこには夫婦、子ども(孫)たちも住み、当たり前のことですが、この家族は親子孫の同居と言ってもマンションと同様、まったく別の家に親子家族が別々に暮らしているのです。確かに夫婦、親子の家族だからと言って、初めて一緒に住む嫁や婿にとってはまったく別の家族との同居であり、その生い立ちも家族の雰囲気も根本的に違います。時にとんでもない違和感もあったり、我慢のできない癖もあるのです。当然、双方2組の家族が別々に住みたいと思うのも不思議はないのです。

そこで私が唱える新同居とは、こうしたありうる影の部分を認めながらも2組の夫婦が一緒に暮らしてこそ初めて可能な活動的かつ積極的な同居のことです。バリバリの共働きの子夫婦と、それをサポートする親夫婦の共働生活をさらに如実にした親子2世代共働き一家なる同居のことです。共働きのためなどと言うと、どことなく殺伐としてさもしい感もするのですが、同居の一人ひとりに役割分担があると思うと、各自がはつらつとしてなかなかどうして、楽しく温かい同居生活となるのです。

実はこのことを今さら新同居などと言うのもおかしな話で、これこそあの白川郷にある養蚕のための合掌造りの大家族の住まいで、「父ちゃん、母ちゃんそして兄ちゃん」の“3ちゃん農業”であり、漁業、商家だったのです。こうして一家に住む家族全員が一緒に働いて稼ぐ「生産的な家」のことなのです。しかもこうした家の中にはちゃんと家長が居て、封建的ではあったにせよ、営々と何代にも渡って家は続いて来たのです。かつて嫁が邪険にされたようでもあったのですが、実はそれも家長の補佐役となるべく修練の場でもありその嫁がまた営々と家を継いで来たのです。

このような生産的かつ積極的な同居が、今、少子高齢化の現代こそ家族総出の「親子“共働”住宅」であり、イラストのプランのように、互いの夫婦のプライバシーを守りながらのチームワークは、まさしく“新同居”と呼ぶにふさわしい新しい同居スタイルなのです。例え同居のきっかけが、新築や建て替えのための土地代や建築費のためや、子育てや介護のサポートだったとしても、この親子が共働の姿勢で前向きで、生産的かつ修練の場にしたいものです。

二世帯同居住宅プランです

3 同居共働住宅とは?

今わが国の最大の課題は家族の問題ではないかと思うのです。少子高齢化による人口減なのです。それによって経済活動はおろか医療福祉をはじめとする社会保障全体に大きな歪が生じることなのです。たった今もその負担増から若い夫婦は共働きをよぎなくされ子育てもままならず一人の子どもを産み育てることも容易ではないのです。恐るべきことはこうした状況を多くの高齢者はもとより中高年が将来の年金や介護保険の不安を肌で感じ、貯蓄を抱えようとしてますます経済が閉塞し、一方データーに敏感な若者は年金制度そのものの将来を考え失望し、国民の誰もがやるせない不安持っていることです。すでに老人保健施設や老人ホームなどの施設も働き手の確保に追われ、その将来に疑問を感じているのです。妻、夫一人っ子同志の夫婦が、今70歳の双方4人の父や母を抱え

  • ・ いずれわが家に呼び寄せるか?
  • ・ 高齢のひとり暮らしとなった母や父親を引き取るか?
  • 今の家族の問題よりもずっと大きな家族の課題を抱えているのです。
  • ・ 田舎で老夫婦だけで住んでいる両親が心配
  • ・ 働きに出たいけれど、子どもが心配。おばあちゃんが一緒に住んでくれるといいナ

今や親子の同居は家族の起死回生策ともなりうるかのようです。さて独り暮らしや核家族で勝手気ままに生きてきた夫婦がはたして同居を始めるか?その「同居作戦」はそうそう簡単ではなさそうです。親子夫婦は確かに親子であるのにかかわらず、実の親子は言いたい放題なのに比べ、嫁や婿殿の場合はちょっと様子が違います。そう、残念ながら彼らはよめやむこであって、親子ではないのです。同様に彼らにとってもしゅうとでありしゅうとめなのです。どうしようもないこの事実を越えて、あえておとうさんおかあさんと呼ぶ関係なのです。これを文字にすると、まさしくお義父さんお義母さんとなるのです。読み方は同じでも、どうしても「義」そう義理が頭に付くのです。意外なことに私の体験上、実の母娘よりも、遠慮がちな義理の関係の嫁姑は、1、2階に分かれて住む二世帯住宅などよりも、べったり一緒に住むほうがかえってよい親子関係になりやすいことが分かったのです。

嫁姑とは年齢のギャップもありますが、それ以上に生活観の違いや、考え方の違いも大きいからです。その四半世紀に及ぶ「時代差」は価値あるものと言え、料理や時代の生きた風情、そして子育ての姿勢など、一緒に住んで、できるだけ行動を共にし、その良い点を学び吸収するのです。その子どもにとっても、半世紀の時代差は生きた歴史や情操教育の一助となります。これは子育てにとってもよいことです。

同居の親子マトリックス

これが共働生活の始まりです。親子そしてその子が学び、互いを高め、思いやって暮らすうちに、次第に日常生活の役割が双方に生まれてきます。子ども夫婦が共働きなら、孫の世話や食事の支度などは親がするなど、親子にそれぞれはっきりした役どころも決まり、生産的な同居共働生活が始まるのです。この共働には土地の有効利用や建設コスト・光熱費のメリットなどいろいろありますが、この共働生活こそが、同居の本来の価値と言えましょう。従って、親と住むことに自信がなかったり、こうした価値を感じなかったら、二世帯住宅はおろか近くに住まないほうが賢明なのです。スープは冷めたままで、互いが様子(自分自身を含めて)を見る程度でよいのです。

不思議なことに、無理に同居などせずに離れて住み、親に会いに来て、子どもを預けるなどしてるうちに、状況も人生観も変わってくるものです。気が付いたら一緒に住んで同居していたなどという関係も多いのです。

共働住宅にも様々な同居があります

4 二世帯住宅」は鬼の住みか?

夫婦は一つ家族も一つが本来の姿で、またそうでなくてはいけません。ところが住まいの設計では残念ながら夫婦は一つではないのです。なぜならいざ家を建てようとなると、夫と妻それぞれの意見や希望があって、それが10ずつの異なる希望があれば夫婦で10×10=100で、なんと100通りものプランが生まれることになるのです。これが親子の二世帯の家となると親子夫婦それぞれ100通りずつで100×100!まさかの1万通りのプランが生まれることになるのです。実際にはそこまで煩雑になることはなくとも、親子夫婦4人の要望に副ったプランなどとうていできないのです。

これは大変と一つの家を親子別々の家に分けようと上下階をそれぞれ別の家にしようと言うことになります。それが二世帯住宅となるのです。確かに親子が同じ屋根の下に住むことにはなるのですが、果たして「同居住宅」と言えるかどうか?いささか疑問も残るのです。

二世帯住宅はなるほど同じ土地を使って土地の有効利用ができて、建設コストも割安となり、ローンや税金も優遇されます。が、実際は、この二世帯が同じ屋根の下に別々に住んでいることは、同じマンションにたまたま住むよその家族と同じことで、その光熱費や生活費のメリットなどはあまり期待できません。そればかりか小住宅での上下1、2階では余り近すぎて親子だけにその音や気配が伝わり、互いの交流が積極的でないと音はすれども姿は見えずで、ちょっと顔を見せないだけで、疑心暗鬼となることも多いのです。その状態で父親が運悪く倒れたり亡くなったりすると母親は孤独となりさらに疑心暗鬼は強くなり些細なことでいがみ合いとなったり住み難くなってしまうのです。このことを私は「二世帯住宅は鬼の住処」などと言っているのです。二世帯住宅は互いが自由に暮らせる半面、そのバランスが崩れた瞬間にかえって不自由となるのです。このあたりを誰もがしょせん親子だから言いたい放題でかえってやりやすいと思っている反面、嫁や婿が加わると子どもたちの様子も変わってくることを親たちも思い知らされ、また子どもたちも母親の変わりように驚くのです。こうして母と嫁、すなわち嫁姑は、1、2階に分かれて住むよりも、例え些細ないさかいがあろうとも、疑心暗鬼とはなりにくい一体同居の方がかえって良い関係になりやすいのです。

反対に、やりやすいと思われている娘同居こそあえて完全分離の二世帯住宅にして、独立させた方が、実の母娘だけに互いの甘えがなくなり、娘の夫である婿の付き合いや自由が疎外されることもないです。娘とは別々に住んでいても、しょっちゅう行き来し、例え喧嘩しても母娘だけにすぐにケロッとして仲直りできるからです。これが嫁だとそうそう簡単にもとには戻れないのです。

息子と一体同居・娘とは別棟プランが二世帯住宅には最適です

そこで改めて二世帯同居住宅ですが、いったい二世帯住宅とどこが違うのかと言うと、親子一体の同居ようにして、互いの寝室を極力離し、玄関も二つ設けて互いのプライバシーを確保し、さらに二つのキッチンを設け互いの大切な食器や食材を置いて好きな時間に料理が出来るようにし、双方の間にリビングダイニングを設け、そこを干渉ゾーンとしながらもたまには一緒に食事をすることです。この親子夫婦みんなの場と役割が確保されると、同居共働生活となるのです。

5 えっ?二世帯住宅がなぜ鬼の住み処?

嫁姑の二世帯住宅は鬼の住処などと言いました。これにはなぜなのか?と言う質問や、確かにそんな経験をして結局別居したなどと言う切実なご意見もいただきました。

もう少し詳しく「二世帯住宅」での生活についてお話ししようと思います。まず二世帯住宅は同じ屋根の下で親子家族が上下1、2階で別々に住む例が多いのです。が、物理的にその2戸は余りにも距離は近すぎて、しかも実の親子や孫だけにマンションなどは違って互いの音や気配が伝わり過ぎるのです。お互いの交流がうんと積極的でない限り「音はすれども姿は見えず」の親子状態は、ちょっと顔を見せないだけであれこれ気づかい、それが高じてついには疑心暗鬼となる例が多いのです。長年核家族の気ままな生活に慣れて来た両夫婦にとってすべてが初めてのことであり、その付き合い方すら分かりません。

そこでてっとり早く、取りあえず二世帯で別々に住んでいれば大丈夫だろうとこの二世帯住宅になるのです。あえて互いの生活に干渉すまいと意識するためですが、それが一方には「避けているのか?」とか「冷たい!」とか、ついには「無神経だ!」などとまで思われてしまうのです。これもまだ父親が健在なうちはそんな疑念や不満を夫婦が慰め合っているのですが、その過程で運悪く父親が倒れたりでもすると母親は一気に孤独感が強まり、子夫婦への疑心暗鬼はさらに募り、些細なことでも気にしていがみ合いとなり住みにくくなってしまうのです。このことを私は二世帯住宅の「バランスの崩壊」と言っているのです。すなわち2×2が2×1となりその片方が「鬼の住処(すみか)」となるのではと示唆しているのです。そこで嫁姑すなわち息子夫婦同居は最初から思い切って一緒に一体で住む方が楽だと言っているのです。しょっちゅう顔を見合わせながら住んで、今まで見えなかった互いの良い所や欠点なども知ってそれを互いに話し合って同居のメリットを生かすことができるのです。 たまに意見の相違や諍いが生じてもいつも一緒だけにすぐに和解もでき、むしろその事によって互いを高め合うことにもなって、親子の関係は深まるようです。そんな中で、もし親御さんに不幸があってもその後も支え合って暮らして行けるのです。

実例プラン 玄関は別でも中は一体同居住宅

そのための工夫は寝室など互いのプライバシーを確保し、台所などの勝手は勝手にできるように2つ設け、孫の部屋はできるだけ遠ざけるのです。特に同居では親の居場所が子どもの逃げ場になることがやり辛いのです。これも初めから一緒に暮らしていると親の側も理解が出来、かえってその邪魔にならないように注意するようになるのです。それどころかさらに子夫婦の正当性や苦労などを、わが体験として孫たちに伝えることもできるのです。これこそがこのコラムで強調する同居共働住宅の最大のメリットとなるのです。

この親子一体同居がうまく出来そうもなく、自信も持てないようならは互いに無理して二世帯住宅などにしない方がいいと思うのです。このことは「スープの冷めない距離」などと中途半端に親の近くに住むのもやめた方がいいと思うのです。かえって「近くに住んで、なぜ顔を出さない?」などの疑念が生じるからです。これは大変な損です。この“損”が親側にはさらに大きく感じられるのです。なぜなら子を思う親の同居への期待の大きさや、家が建つまでの苦労、さらには土地の提供や工費などの金銭も含め「二世帯住宅」の失望とデメリット感が強調されて、ついには爆発することにもなりかねないからです。

これに対して、そんなこととはまったく気が付かず平々凡々と暮らしていた子夫婦は突然の親の豹変に驚くこととなり、またそのことに親の側はさらに怒ることになるのです。まさしく“鬼”となって互いが不幸になるのです。これは同居のメリットどころか親子の関係にまで響く大きなデメリットとなるのです。

1階お父さんのリビングで家族一緒と私

6 他人との「同居」が暮らしやすい?「契約同居」?!

マンション暮らしでお隣りさんや上下階のつき合いや騒音などで苦しむことがあります。しかし互いの迷惑のため、よほど変な隣人でない限り話し合ったり、管理人さんを通して問題を解決することができます。わが国もこうした共同住宅で住むマナーが定着してきたからです。ところが二世帯住宅のように同じ屋根の下で親子が上下別々に住むと、マンションではできたこのマナーはおろかつき合いさえぎこちなくなって、それがせいで苦悩となることが多いのです。実の親子でありながらいったいなぜなのでしょう?それこそ実の親子だからこそなのです。他人と住むのとは違って遠慮もなく、しかも身内だからとついつい甘えてしまうからです。ところが子夫婦は実のわが子とは言え嫁や婿とで成り立っているのです。長年同居の設計のお手伝いをしてきた私も仲良し親子を見るとついこのことを忘れそうになるのですが、設計図に顕われないちょっとした些細なことが原因で大きな悩みや不自由を感じることになるのです。

子夫婦を無理に誘って同居するよりは賃貸住宅のように家の半分を別のよその若い夫婦に貸して他人と二世帯住宅にする方が良いかも知れません。子どもがいない夫婦や、すでに外で所帯を持っているなど同居をしない場合なども老いても寂しくなく気楽で経済的です。

多世帯と住むS様邸

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表。

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