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2025年11月29日(土)
夫婦の家(4)仲良し夫婦の「夫/婦寝室」?!
はじめに
いよいよ「夫婦の家」の核心に迫ります!とはちょっと大げさですが、“愛の巣”である家の寝室こそ夫婦の核心となるのです。このコラムでも何度も登場し疑問を投げかけている子ども部屋優先の住まいづくりは肝心の夫婦の寝室についてまったくと言っていいほど忘れ去られているかのようです。しかし、夫婦の寝室、しかも夫、さらに妻の寝室とは。
2LDKの2つの部屋は子どもに取られ夫婦の寝室はない
大体の2LDKのプランはベランダ側に個室が面し、しかも子ども部屋のために占拠?され夫婦の居場所がなくなるケースが多いのです。そこで小さくてもよいからもう一つの部屋を求めなんとか3LDKの住まいに移ろうと考えます。多くの妻は子ども部屋に潜り住み、最悪はLDKの片隅に布団を持ち出し寝床としていると言う。
このコラムでは夫婦の寝室を最優先することで子どもの部屋のつくり方や住まい方を何度も提案してきました。そうです。二人の子どもには6畳を分割したり三つに分けることも可能でした。親子均等に部屋いや場を分け与えることです。3人の子どもでも6畳と押入れを利用して、机やベッドを仕込んだ造りつけの家具収納で子どもにそれぞれのブースをつくること(イラスト)も提案しました。だらだらと子ども部屋にいるのではなく勉強が終わったら子どもたちはLDKに出てくるようになるのです。しかも宿題が終わらないとベッドが出て来ないのです。
ちょっと厳しそうですが、こうして子どもたちに規律ある生活を教えることができ、取り合えずは「夫婦の寝室」ができたのです。

イラスト1:3人の子どもにそれぞれの部屋?(画:天野彰)
夫婦も1つではなく夫と妻2つの寝室が欲しい「夫/婦寝室」?!の発想
さてこうしてできた寝室は確かに夫婦の部屋ですが、この6畳一間の寝室さえいざとなれば、夫と妻、そう、「夫/婦寝室」も可能なのです。なるほどいくら仲の良い夫婦でもいつまでもダブルベッドとはいかず。夫と妻、男と女の個であり、しかも仕事や子育てで寝る時間も違い、冷暖房の好みの温度も違い、さらにはいびきや寝言に苛まれ寝不足になったりもするのです。
そうです夫婦にも時差や温度差があるのです。そこでたとえ6畳ほどの寝室でも、二人の間に衝立を置いたり、天井に頑丈なカーテンレールで厚めのカーテンで仕切ることも可能です。まさに入院の相部屋のベッドのようですが、不思議なことにこれだけで互いのプライバシ-が保たれ、いびきも和らぎクーラーの温度調節もできるのです。
ま、6畳ではさすがにちょっと窮屈のようですが、も少し広い寝室や、幸いにして新築やリフォームのチャンスがあればこうした「二つになれる一つの寝室」が理想なのです。中の可動仕切りは防音効果がある引き戸にしたり、二つの冷暖房を配すれば、夫婦それぞれの好みの、プライバシーのある寝室が可能なのです。(イラスト)時には一つになる、夫婦別々の寝室「夫/婦寝室」となるのです。

イラスト2:たとえ狭くとも夫婦二つになれる「夫/婦寝室」(画:天野彰)
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