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20件以上のペットと暮らす家の実例から紹介!ペットと暮らす上で考えたい間取りのポイントや鳴き声・臭いなどの対策まで大公開

監修:ハウスネットギャラリー事務局  早坂 淳一

20件以上のペットと暮らす家の実例から紹介!ペットと暮らす上で考えたい間取りのポイントや鳴き声・臭いなどの対策まで大公開

猫や犬は大切な家族、そんなペットと暮らす際には快適な住環境を用意してあげたいものです。健康や安全性などに配慮することはもちろんのこと、その習性や行動をきちんと理解し、伸び伸び生活できるような工夫が必要です。人もペットも一緒に暮らしやすい間取りなどをご紹介していきます。
ハウスネットギャラリーでは、施工会社が実際に建てた20件以上の【ペットと暮らす家】の事例を掲載しています。その事例を見て、間取りや注意点などのポイントをまとめました。

ペットと暮らすための家づくりで大切なことは?

ペットと一緒に暮らすための家を建てる際には、はじめに犬や猫といったペットそれぞれの習性を理解しておくことが重要です。
まずは、犬・猫でそれぞれの特徴をまとめてみます。

掲載事例:「愛犬家による愛犬家のための家」 株式会社アキュラホーム

掲載事例:「愛犬家による愛犬家のための家」 株式会社アキュラホーム(こちら
心地よさを考慮して床材は無垢、壁は遮音性と消臭効果の高い珪藻土を採用した愛犬のための住まい。

犬の特徴とポイント

運動(お散歩など)が大好き。なるべくなら思いっきり走り回ることができるような間取りを検討しましょう。

外を眺めるのが好き。窓から外を眺める犬をよくみかけませんか。賢い犬はご主人の帰宅をずっと外を眺めて待っているとかも。そのため外を眺めることのできる窓をつくってあげることが望ましいでしょう。

壁に寄りかかり寝るのも好き。そのため寝床は狭い空間で寄りかかれるような壁があるとリラックスできるようです。

一人ぼっちは大嫌い。家族が集まるリビングなどに、くつろぎのスペースを作ってあげるのがポイント

暑いのが苦手。犬は体温調節が苦手です。体の熱を冷ませるようなスぺースがあると喜びます。

猫の特徴とポイント

立体的で高い場所が好き。キャットウォークを作ってあげるのが理想的。木造住宅であれば梁などを現わすだけで、それがキャットウィークの役目を果たしてくれます。

日向ぼっこのスペースもつくってあげるといいでしょう。日向ぼっこが好きな理由は2つあります。体温調節とノミやダニなどの害虫駆除のためだそうです。

狭い場所が大好き。秘密基地のような空間を家の中に作ることもおすすめ。

・ペットドアや爪とぎ柱の設置は必須。しっかり躾けることで、その柱以外では爪とぎをしなくなります。またテリトリーを見まわる習性があるので、自由に歩きまわることができるように猫専用のペットドアも便利です。

ペットの特徴を捉え、大切にすべきは「動線」計画

何より重要なのは、犬や猫を自由に行き来できるスペースをどうつくり出すか。それと合わせて制限すべきスペースも明確にしておくことです。犬であれば、毎日の散歩など外との出入りを快適にすることや、人と触れ合うのが大好きな犬の居場所もしっかり検討すべきでしょう。それに引き換え、猫は適度な距離感が何より大切です。その距離感を保ち、リラックスできる空間=高い場所が好きな猫の休憩空間など慎重に検討しましょう。

つまりは、人もペットも心地よく暮らせる距離感をどう間取りに落とし込んでいくかが大切ということです。

続いては、そんな間取りを考える際のコツをまとめました。(こちらから

▼ハウスメーカー・工務店・建築家の建てたペットと暮らす家の施工事例を20件以上集めました。ぜひご計画の参考にご覧ください。

ペットと暮らす間取りのポイント!【プライバシーは大切】

ここでは、ペットと暮らす家をつくる際の間取りのポイントをご紹介します。人だけでなくペットにとって居心地のいい空間とするためにペットの習性や視点を大事にして空間をつくり上げることが重要です。

掲載事例:「プロヴァンスなコンパクトハウス」 ホームパパホームズ

掲載事例:「プロヴァンスなコンパクトハウス」 ホームパパホームズ(こちら
LDKの一部にペット(ウサギ)の指定席。収納棚部分を上手に使いジャストサイズに収まりました。無垢フローリングで足元からあたたかなのもペットには嬉しいですね。

プライベートな空間「ペットコーナー」は非常に重要

人にもプライベート空間があるように、ペットにも寝室など個別にリラックスできる空間が必要です。つまり「ペットコーナー」。寝る際の寝室としても、休憩や食事する場所としても自由に使えるペットコーナーは有効です。特に猫は人目を気にする場合も多く、伸び伸び暮らすためにペットコーナーを設ける必要があります。おすすめは、階段下などのデッドスペースを利用するといいでしょう。
人と触れ合うのが好きな犬は、リビングにペットコーナーを設けることがおすすめです。就寝の際は、特に人とペットそれぞれで休める空間が必要となります。

その他に各空間別で、ペットと暮らす際に工夫した方がいいポイントをご紹介してきます。

ペットと暮らす際のリビングは、充分な広さを用意することが重要

リビングは家族でくつろぐ場所、もちろんペットも一緒にくつろぐことができるよう配慮することが大切です。
犬の場合は特に家族と一緒にいることを望むため、遊ぶ場所や休憩、食事する場所などリビングに設けることをおすすめします。ポイントは、隣家と接していない壁際にスペースをつくること。また、食事を安心して食べられるように、コの字やL字型の壁を設けて、少しだけ死角をつくることも大切です。ちょっとした収納スペースも設けて、エサやペット用品を収めておくと整理できて使い勝手もいいでしょう。
猫の場合は適度な距離感を非常に大切にするため、食事場所だけリビングに設けるなど工夫しましょう。

その他ペットが運動できる空間もリビング空間と一体となっていると、家族と一緒にふれ合う時間もうまれます。

床は滑りにくいものを選ぶ

動きまわるペットにとって、普通のフローリングは滑りやすく、股関節のケガの原因になります。滑りにくいフローリングや滑り止めコーティングを施しましょう。ペットが動く場所にはコルク材のタイルカーペットなども効果的。もちろんペットのケガ予防以外にも爪によるキズ防止や防音効果もあるので、ぜひ取り入れることをおすすめします。

玄関から浴室やトイレの近い間取りが理想的

犬の場合は、毎日の日課である散歩があります。その散歩から帰ってきたときに足を拭いたり、ケアするのに浴室などが近いと便利でしょう。さらに玄関スペースはケアするのに十分な広さをを設けることも検討しましょう。広さはペットのためだけではなく、収納を充実させることにも繋がります。ただ広いだけの空間ではなく収納を必ず設けるようにするといいでしょう。

玄関ホールは、犬や猫が外へ勝手に飛び出さなように出入りを制限すること

ポイントは、玄関ホールまでリビングから一直線で繋ぐ動線を避けること。必ず途中にドアを設けるなど工夫することです。「ペットフェンス」を設置することも効果的。とにかく、勝手に出入りできないようにすることが重要です。

またホールではなく、汚れた足のまま入れる「土間」スペースもペットと暮らす家では便利です。土間は玄関だけではなくそのまま庭に繋がるような配置にすることも可能。外に出ることが難しい日でもペットの遊び場所としても有効です。

浴室は最も事故が起こりやすい場所の1つです

まずチェックすべきは扉です。押して開けるタイプの扉ではなく、ペットが開けにくいタイプの引き戸や内開きにすることが理想的。そして、浴室の扉は必ず閉めるようしましょう。勝手に侵入して、水のためられた浴槽に誤って落ちてしまうというケースも起きています。扉だけではなく、浴室の蓋を必ず閉めておきましょう。
また洗剤や石鹸、シャンプーなどのペットが舐めて危険なものは、常に収納しておくことも必要です。収納する場所は、扉付きで高い場所の戸棚にしましょう。

浴室は閉めきりにするため、浴室乾燥や窓などの湿気対策を忘れずに行うこともおすすめします。

洗面所はペットのトイレを置くのに適した場所

排泄物の処理も簡単で、換気機能も必ず付いていることから臭いがこもるのも防げます。計画する際は、トイレの置ける広さが確保できるか確認しましょう。

独立式のキッチンが最適

キッチン周りも事故の起きやすい場所です。食べ物や調味料を誤飲してしまったり、火による火傷など危険が溢れています。そのため、理想は独立式のキッチンを採用すること。最近は、ダイニングやリビングと1つの空間となったLDKに対面式やアイランドのキッチンが流行っているようですが、安全性を優先しキッチンは個室を設けることをおすすめします。
独立式でない場合にも、ペットフェンスなどを取り付けるなどで侵入を防ぐことができれば問題ありません。

ペットの習性はそこまで多様ではないため、上記のようなポイントを押さえて間取りに落とし込むことで人もペットも安心で快適な住まいを実現することができます。

続いては、犬と猫それぞれで押さえておくべき間取りのポイントをご紹介します。まずは犬から。(こちらから

▼ハウスメーカー・工務店・建築家の建てたペットと暮らす家の施工事例を20件以上集めました。ぜひご計画の参考にご覧ください。

犬と暮らす家の間取りのポイント

犬は一匹でいることを極端に嫌い、とにかく周りと戯れて遊ぶのが好きな習性があります。その点を考慮した間取りのポイントを大きく3点に絞ってご紹介します。

掲載事例:「DOG COURTYARD HOUSE」 JYU ARCHITECT充総合計画 一級建築士事務所

掲載事例:「DOG COURTYARD HOUSE」 JYU ARCHITECT充総合計画 一級建築士事務所(こちら
愛犬5匹と共に暮らす2世帯コートハウス。玄関までのアプローチを長く取った中庭は、愛犬5匹のドッグヤードとしても、二世帯を子の中庭で仕切っているため、丁度いい距離感を生み出すポイントにもなっています。

走るなどの運動が大好きな犬を思いっきり遊ばせる動線確保が重要

*ドッグランで自由に駆け回れるような工夫
ドッグランは犬が自分のペースで運動できるので、運動不足の解消やストレス発散に最適です。ただし庭を設ける場合は、脱走防止や外との視線を遮るように塀や囲いを必ずつけましょう。また、ペットが口にすると中毒を起こす可能性のある植物もあるため、植える植物には注意が必要です。
また、お散歩や庭での運動が楽になるように、外から入ってくる際に汚れを落とすための動線を考えることが重要です。例えば、ドックランのある庭と玄関と洗面室を並列して配置する間取りはおすすめです。庭からウッドデッキなどを通して洗面室へ直接入れるようにすることで、お手入れスペースとしても利用可能です。玄関に入らずに庭へ入れるような入口を設けることで、散歩から帰ってきた際もスムーズに足を洗い家の中へ入ることができます。さらに玄関アプローチからも庭からも行き来できる、足洗い場を設けましょう。泥だらけに遊んでもそのまま家に入る前に全て流して綺麗にしてから室内へ入ることができて便利です。

上記の掲載事例は実に効果的な動線です。外側の入口から玄関までのアプローチを広く取り犬も遊べる中庭空間としています。きちんと塀もあるため飛び出し防止や、プライバシーも確保されています。玄関に入る直前の左側に、汚れた足などを洗うスペースもあります。駆け回れる快適なドッグランです。

庭のスペースが取れないという都心部などでは、屋上を利用することも可能です。その際は、屋上部分に足を洗うスペースなどを設けることを忘れずに。

掲載事例:「DOG COURTYARD HOUSE」 JYU ARCHITECT充総合計画 一級建築士事務所

掲載事例:「DOG COURTYARD HOUSE」 JYU ARCHITECT充総合計画 一級建築士事務所(こちら
中庭(ドッグヤード)をかいしてリビングへの出入りも可能です。中庭・玄関・子世帯のLDKへも親世帯のLDKへも移動可能な動線は魅力的。

*室内も運動スペースを考えて回遊動線はしっかり確保
リビングにペットスペースを設けるという話は前回お伝えしましたが、さらにプラスして、そのペットスぺ―ス周辺を動き回れるように、リビングや廊下も含めた配置にすることがポイントです。外に出ることができない日や、家で留守番をしている最中など、室内で運動できるようにすることでストレスを発散させることが可能となります。回遊性のある動線を実現するには、やはりリビングの広さはよく検討することが必要でしょう。

上記の事例を見てみましょう。玄関アプローチ(ドックヤード)から玄関はもちろん、そのまま親世帯・子世帯のLDK空間へもドッグヤードを介して行き来ができる動線は、犬にとって飽きることのない嬉しい動線です。このようにドッグヤードと玄関アプローチを兼用し、空間を広めに使うことで様々な動きが可能となります。まさに回遊性のある動線といえるでしょう。

掲載事例:「ドッグランのある40坪 平屋の家」 株式会社 金沢兼六の家

掲載事例:「ドッグランのある40坪 平屋の家」 株式会社 金沢兼六の家(こちら)
シンプルなコの字型の平屋に広々としたドッグヤードがある家です。玄関には外を見れる窓も配置し、犬がお出迎えできるような工夫がきちんとされています。

お出迎えをするのが好きな犬のために、見晴らし窓を設置

見晴らし窓は犬の目線に合わせて、床に近い位置に配置するのがポイント。階段の踊り場など、犬の動きまわる動線を考え設置することをおすすめします。お出迎えのために玄関脇に小さな小窓を設けて、水飲み場も兼ね備えておくと便利です。

ペットコーナーはLDKのすぐ傍に設置する

孤独を嫌う犬にとっては、家族の居場所とも近いリビング空間にペットコーナーを設けることがおすすめです。もちろんプライバシーが保てるような工夫や人との動作を分けてリラックスできるような配慮も必要です。
おすすめは、体温調整が苦手なことや外を眺めるのが好きな犬のために、サンルームやインナーテラスをペットコーナーに採用するというアイデアがあります。窓に近いので外を見ながら快適に過ごせる点や、室温も比較的保たれるため、犬にとっては過ごしやすい環境となります。

続いては猫と暮らす家の間取りのポイントをご紹介します。(こちらから

▼ハウスメーカー・工務店・建築家の建てたペットと暮らす家の施工事例を20件以上集めました。ぜひご計画の参考にご覧ください。

猫と暮らす家の間取りのポイント

猫といえば、自由気ままで気分屋というイメージがあります。そんな猫と一緒に暮らす家を建てる際に、どのような点を検討すべきかご紹介します。
きちんと猫ならではの動線を作ってあげることで、快適な家になることが期待できます。

掲載事例:「吹抜けから注ぐたっぷり自然光は家だけでなく家族の表情も明るく」 株式会社レオハウス

掲載事例:「吹抜けから注ぐたっぷり自然光は家だけでなく家族の表情も明るく」 株式会社レオハウス(こちら
リビング上に吹き抜けとキャットウォークで家族と猫も居心地のいい空間に

掲載事例:「ペットと暮らす都市型3階建て住宅」 大和ハウス工業株式会社

掲載事例:「ペットと暮らす都市型3階建て住宅」 大和ハウス工業株式会社(こちら
階段部分の吹き抜けを活かして、キャットステップを配置。2階ダイニングスペースの傍に配置しました。

猫も動くのが好き!特に上下運動などの高い場所はお気に入り

*キャットウォークは猫にとって必須空間
ポイントは躯体の梁などを利用してキャットウォークをつくること。1・2階を吹き抜けにすることで高い場所への上り下りが可能となります。特におすすめはリビングなどの吹き抜けに設置するキャットウォーク。家族の集まる場に猫の居場所を作ることができます。キャットウォークを利用して、1階と2階を行き来できるので、猫にとっても最適な移動空間となります。

*キャットステップも配置して上下運動!
高い位置にあるキャットウォークまでの動線も運動の一環として、互い違いの造作棚を配置することで、さらに猫の楽しみが増えます。それがキャットステップという上り棚のこと。ポイントは、リビングにある飾り棚の一部を猫の通り道として利用することで、余分なスペースは必要ありません。

上の事例を見てみましょう。双方とも家族の集まるリビングやダイニングに猫の遊べるスペースを設けているのがポイントです。高い場所が好きな猫は、吹き抜けの空間を活用することで快適に過ごせます。適度な距離感が保たれ、猫は近すぎないことに安心感を覚えます。人は猫の存在を感じつつリビングなどでゆっくり過ごせるので、非常に効果的な間取りです。さらにポイントとして、吹き抜けのキャットウォークスペースと窓を合わせて配置している上の事例は、猫にとって非常に快適な空間と言えます。猫は日向ぼっこも好きなので、キャットウォークと窓が隣接するのは理想的な配置です。

掲載事例:「厳しい冬の益田颪の中で暖かく快適な家」 株式会社ケイエスケイ

掲載事例:「厳しい冬の益田颪の中で暖かく快適な家」 株式会社ケイエスケイ(こちら
ドアの隣に「ペットドア」を設けて、好きな時に通れるように計画しています。

*猫通路を家の中に作ること
自由に動き回れるように、行き止まりを作らない通路を検討することも重要です。キャットウォークもその一部として猫専用の廊下や通り道をつくることで、ストレスなく家を動きまわれます。また壁などにペットドアを設けることも検討しましょう。

好きな時に通れるように「ペットドア」は必ずを取り付けること

猫通路が必要なほど、家中を歩きまわる猫にとって、壁やドアに専用の扉を付けることで、自由に部屋の出入りなどが可能となります。鍵付きのペットドアもあるため、外出時などは閉めることもでき便利です。

日光浴も大好きな猫は窓辺スペースも居場所の1つ

日課のひとつは日光浴。窓から外を眺めて落ちつくスペースを作ってあげましょう。窓前の棚の幅は猫が乗れる程度のスペースを設けること。直射日光が当たり過ぎるのも時期によっては、熱いため窓には適度な庇を付けることをおすすめします。

綺麗好きな猫の習性を理解して、トイレや汚れを落とすためスペースをしっかり確保する

排泄物を隠す習性のある猫が、トイレを落ち着いてできるよう人目が気にならない場所に設置することをおすすめします。洗面所は処理もしやすいためおすすめです。死角になるように壁などで囲うなど検討しましょう。また毛並みを整えることや汚れを落とすために、猫用の小さなシンクもあると非常に便利です。

掲載事例:「吹抜けから注ぐたっぷり自然光は家だけでなく家族の表情も明るく」 株式会社レオハウス

掲載事例:「吹抜けから注ぐたっぷり自然光は家だけでなく家族の表情も明るく」 株式会社レオハウス(こちら
トイレは階段下のデッドスペースを利用するのもアイデアです。

猫の行動を制限することなく自由な動線を計画することで、一緒に暮らすご家族とも適度な距離感が生まれ、お互いにストレスなく快適な家が実現できるようですね。

続いては、ペットならではの問題を解決するためのポイントをご紹介します。(こちらから

▼ハウスメーカー・工務店・建築家の建てたペットと暮らす家の施工事例を20件以上集めました。ぜひご計画の参考にご覧ください。

ペットにあるあるの困った問題の解決方法

ペットと暮らす家では、汚れ・音・臭いが主な困りごととしてあげられます。今回は、そんなお困りごとを解決する方法として注意すべき点を簡単にご紹介します。

掲載事例:「女性設計士と叶えた自慢のキッチン」 不二建設株式会社

掲載事例:「女性設計士と叶えた自慢のキッチン」 不二建設株式会社(こちら
デザインセンスにこだわったネコカフェを営む店舗併用住宅

汚れが目立つのは床と壁

床は汚れや傷に強い加工の施されたペット専用のものを選ぶといいでしょう。汚れた場合を想定して、簡単に掃除ができることや、取り替えが楽にできるなどの点も考慮しましょう。特に、カーペットでもフローリングでもタイル張りがおすすめです。タイル張りは、汚れた部分だけ取り替えることができるので重宝します。
フローリングは水洗いなどの掃除が簡単です。またカーペットは、何より滑りにくく抜け毛が目立ちたないこと、洗浄もしやすい点で人気があるようです。

壁は、汚れに強いクロスはもちろんですが、腰壁がおすすめです。ペットの高さに合わせた、床から90cm程の部分にとりえ付ける壁のことで、汚した際も腰壁だけ取り替えることができるのでペットを飼っている家には最適です。

鳴き声などの音を抑える工夫

ペットは吠えることもあるため、鳴き声を抑えることは重要です。また外部への音漏れだけではなく、室内で動きまわるペットの足音は響きます。外部の音漏れと合わせて足音対策をすることも快適な暮らしを実現するためには重要なポイントです。

音漏れ防止にまず考えたいのは開口部。その開口部に当たる窓は、防音効果以外に遮音効果も期待できる「二層~五層」といった高性能サッシがおすすめ。さらに窓にシャッターを設置することで、より音漏れを防ぐことができます。足音の防止には、床をカーペットにすることが最適。床材の中でも滑りにくさという点でも優秀なカーペットですが、音防止の効果も期待できます。

気になる臭い

ペットのトイレの周囲に換気扇などを備え付けるなどして、空気環境を常に整える必要があります。またクロスや床材など消臭効果のあるものを選ぶことも重要です。
現在は「24時間換気システム」が備えられているので、常に空気の入れ替えが行われています。それにプラスして、トイレの周囲に天井換気扇を設置しましょう。臭いは天井付近に溜まりやすいため、天井に換気線を備えるのは効果的です。

上記のような困りごとの他にも、注意すべき点があります。少しだけご紹介します。

*浴室のドアは必ず閉める
浴槽に誤って落ち溺死するケースや、シャンプー・リンスを誤飲して病院に搬送されることは決して珍しいことではありません。そのため、ドアは常に締め簡単に開けにくい引き戸や内開きが最適です。また、浴槽の蓋も必ず閉めておくことをおすすめします。

*キッチンは進入禁止にする
特に猫の場合は、高い場所に上ることが好きため、ペットフェンスなどを設けても上からの侵入に要注意です。エアコンやキャットウォークからキッチンへ侵入できるような位置関係にならないよう配慮しましょう。

*ペットが食べてはいけない植物は庭に植えない
庭はペットも元気よく駆けまわることができるため、ぜひ取り入れたいポイントです。しかしその際に、植える植物に気をつけることが必要です。身近な植物でもペットが口に入れると危険なものがあります。チューリップや水仙、ポインセチア、シクラメン等。庭に植物を植える場合は、ペットが誤飲しても問題ない植物を選びましょう。

さて、ここまでペットの習性やそれに対応するための間取りのポイント等をお伝えしてきました。ちょっとした工夫やアイデアで人もペットも快適に暮らせる家が実現します。
しかし家を建てようとする時は、もちろん間取りだけではなく、建築地や費用、税金など様々なことを取捨選択していく必要があります。そんな時に、建てる施工会社がどこであるかは非常に重要です。皆さんの要望をしっかり形にして、プロだからこその提案力がある会社を選ぶことが大切です。

そんな施工会社を選ぶコツは、その会社がペットと暮らす家を建てた実績がどれ程あるかです。実績があれば初めて家を建てる皆様には気づきにくい点や、心配ごとに対する回答も的確です。しっかりした実績ある会社を選ぶことをおすすめします。

ペットと暮らす家を建てる施工会社選ぶ際には、実績ある会社を選ぶことが重要です。

住生活コンサルタント 早坂淳一 ネクスト・アイズ株式会社

早坂 淳一 |保有資格:AFP(日本FP協会認定)/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/一般社団法人生命保険協会認定/シニア・ライフ・コンサルタント/

工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在はハウスネットギャラリーを運営する第三者機関ネクスト・アイズ(株)にて、住宅コンサルタントとして活躍中。

▼ハウスメーカー・工務店・建築家の建てたペットと暮らす家の施工事例を20件以上集めました。ぜひご計画の参考にご覧ください。

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