早坂淳一 保有資格:AFP(日本FP協会認定)/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/一般社団法人生命保険協会認定/シニア・ライフ・コンサルタント/
工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在はハウスネットギャラリーを運営する第三者機関ネクスト・アイズ(株)にて、住宅コンサルタントとして活躍中。
執筆・監修:ハウスネットギャラリー事務局 早坂淳一
更新日:2024年3月11日
庭のある一戸建ては、新築を建てる際に検討するご家族も多いでしょう。最近ではただの庭ではなく、「中庭」を選択される家も増えているそうです。「中庭」により、オシャレな間取りを実現したり、外部からの視線を気にせず過ごせるプライバシーの高い空間は注目を集めています。
こちらのハウスネットギャラリーでは、施工会社が実際に建てた50件以上の【中庭のある家】の事例を掲載しています。そこで今回は、皆さんが憧れる「中庭」を効果的に取り入れた家の事例を見て、その魅力をご紹介していきます。
新築や建て替えをされる際のプランニングのポイントや「中庭」のメリット・デメリットなど。快適な「中庭」のある家を実現する秘訣をぜひご覧ください。
中庭とは建物の壁や塀、もしくは植栽などに周囲を囲まれた庭のことを指します。庭を家と一体化した開放的な空間をつくることができます。
最近では、今までの庭という概念とは異なり、もう一つのリビングスペースのように中庭を活用する家も増えています。用途もさまざまで、庭だから植物だけではなく多目的に利用できるスペースとしても有効的。
そんな中庭のメリットをみてみましょう。
建てる敷地の形状などによって普通に窓を設けただけでは、採光がとりにくいことも多々あります。そこで活躍するのが「中庭」です。中庭を取り入れることで、壁面が増えるため窓を多く設けることが可能となります。そのため様々な方向から採光を確保することができ、自然と室内へ光が届き、明るい室内となります。
中庭を中心にして、四方を囲むように部屋を配置した間取りが人気です。中庭を通して各部屋への見通しも良くなります。中庭という空間で、程良い距離感を保てることも人気の秘訣。室内と自然を隔たりなく共有できる空間づくりが魅力的。そのため中庭も部屋の一部に見え、空間全体に広がりがうまれ「開放感」を味わうことができます。
また、室内にいながら外部空間を身近に感じることができるのもポイント。ご自身の部屋でくつろぎながら、中庭を通して外を眺めることで、気持ちも開放的になること間違いありません。
通常の庭ですと、将来的に庭の前に建物が建ち居心地の悪い空間になるという話を良く耳にします。しかし「中庭」の場合は、ご自身の家の壁によって、外部環境の影響を受けにくいのも嬉しいポイント。人の目線も気にならないため、完全にプライべート空間が実現します。
また、「中庭」は家族の憩いの場としても大活躍します。中庭を子供の遊び場と活用することで、道路で遊ぶよりも安全です。家族同士のコミュニケーション図る場として役立ちます。
その他に、「通気」が取りやすいこともポイントとして挙げられます。どの方面からも風を取り込むことができるため、非常に風通しのよい家をつくることが可能です。
中庭の魅力は、室内が「明るく」なること。室内と中庭の空間が繋がるため非常に開放的なこと。通常の庭と異なり、完全なプライベート空間を実現できるのも嬉しいポイントでしょう。そんな外部の影響が少ないことから、子供が安心して遊べる空間としても注目が高まっています。
続いては、中庭を計画する際の注意点をご紹介します。(こちらから)
中庭のある家に憧れて家づくりを検討されている方は、ハウスネットギャラリーに多く掲載されている事例を参考に検討してみてはいかがでしょうか。アイデア満載の中庭を見て、家づくりのヒントを探してみてください。気になる方はこちらからどうぞ。
中庭のある家で注意すべき点として、居住空間である建物面積と中庭面積のバランスを考えて間取りを工夫することです。敷地面積にゆとりがある場合は特に問題ないですが、都心部などの限られたスペースの場合は、中庭を設けることで建物面積が小さくなることが懸念されます。
つまり中庭をとり入れる場合は、ある程度の敷地面積が必要となります。また間取りもよく検討しなければ居住空間そのものが小さくなることも考えられるため特に注意が必要です。
ここでは、そんな中庭を計画する際のデメリットをまとめました。メリットと同様にデメリットもしっかり把握してから「中庭」の計画を進めましょう。
通常、建物の形状が正方形や長方形などシンプルなものほど建築費は安くなる傾向にあります。今回の「中庭」の場合は、正方形などからすると角が多くなるため、複雑な形状になります。そのため建築費アップの原因となります。
また、年中眺めて楽しむことも想定して凝ったつくりの中庭にしたい方も多くいらっしゃるようです。立派なデザイン性の高い中庭にすればするほど、その分コストは高くなります。
開口部が多いため通常より窓ガラスも多用します。その点も費用がプラスになる原因のひとつと考えられます。「中庭」をつくる際は、建築費が高くなることを予め想定して計画を進めることが必要です。
開放的で通気性も抜群な中庭ですが、注意すべきは「断熱性」。
その点を考慮して設計の段階で施工会社と「断熱性」について打ち合わせすることをおすすめいたします。
ここで、断熱性を上げるために重視すべきポイントを簡単にご紹介します。
*窓の断熱化
窓は熱の出入りが最も大きな箇所です。そのため近年では、断熱効果の高い複層サッシが注目されています。通常の窓よりは断熱性が向上することは間違いありません。ただし注意点も。断熱性能の高いサッシを多用することでコストアップに繋がるため、その点はよく検討することが必要でしょう。
*床・壁・天井などに断熱材を利用する
断熱材とは、空気の層をつくり外気温を家の中に伝えない効果が期待できます。ただし断熱材の種類や施工方法によって費用は異なってくるため、しっかり検討することが必要です。
中庭は建物の壁などで囲まれているため、水の逃げ道を計算してつくらなければ、大雨時など水が溜まり危険な状態になる場合も考えられます。きちんと配水管を設置して、水を流しましょう。
排水管は太くするなど工夫はもちろん必要ですが、木の葉や泥などで詰まりを起こすこともあります。その場合は専門の業者に頼んで掃除してもらう必要があるので、こちらもメンテンナンスにかかる費用として予め検討しておきましょう。
後に簡単なメンテナンス方法についても説明していますので、ご覧ください。
続いては、中庭という空間を有効的に活用するプランのポイントについてご紹介します。(こちらから)
中庭の計画では、様々なことに注意が必要です。間取りや費用感について不安のある方は、まずは専門家であるハウスネットギャラリー事務局に相談してみてはいかがでしょうか。ご希望の方は、無料「ハウス仲人」サービスをご利用いただけます。
そもそも中庭をどのような位置付けで住まいに取り入れたいのか、それが一番重要です。立地条件などの制約の他に、家族のライフスタイルによって「中庭」の用途は大きく変わってくるものです。
例えばリビングなどの延長空間として、中庭と室内に一体感を持たせることもできます。リビングと一体感を持たせることで、家事をしている間も家族との繋がりを感じられ、コミュニケーションの図りやすい間取りを実現できます。
そんな「中庭」を効果的に取り入れるプランのポイントを簡単にご紹介しましょう。ぜひ、参考にご覧ください。
まずは基本的な考え方として、「生活動線」を考慮した間取りにすることで中庭を生活の中に自然と取り入れることができます。そのポイントは、日頃の家事動線を考えることです。
家事をするのに中庭の周りを移動しなければならない間取りでは余計な時間がかかりストレスに感じてしまう場合もあります。簡単に考えられるのは、キッチンからリビング、ダイニングの動線は中庭を囲ように行き来がしやすい工夫が必要です。また物干し場も必要なスペースです。洗濯機置き場から物干し場が行き来できるよう中庭を介して繋ぐことで、距離が短くなり移動が最小限で済みます。
例えば、LDKと洗面を中庭を通して回遊できるような空間にします。特にキッチンと洗面は横並びにしましょう。キッチンで料理をしながら洗濯もでき、中庭に直ぐ干しに出てLDKへ戻ることも簡単です。毎日行う家事が平面のみの移動で済むので時間短縮になること間違いなしです。
さらにひと工夫するポイントは、キッチンに小さなデッキスペースを繋ぐこともおすすめです。ゴミ容器置き場や泥野菜を置くスペースとして利用できるので便利です。物干し場から、さらにはクローゼットまで繋げることができればさらに移動距離が短縮するでしょう。
さらに中庭自体を楽しむためのポイントを数点ご紹介します。
一番多いプランは、リビングの延長線に「中庭」を設けるプランです。家族が一緒に過ごすことの多いリビングの延長として「中庭」を設けることで、家族の憩いの場としても最適ですし、家事の合間に趣味のガーデニングを楽しむこともできます。さらに子供の遊び場としても活用できます。
そんなプランのポイントは2点。
床面を「フラット」にすると、外の中庭の地面と室内の床が並行になるため、中庭も家の一部として空間的につながりを感じることができます。境界線をオープンにすることで行き来も自由にできます。室内という括りにとらわれず「中庭」空間も含めてのびのびと生活できるでしょう。ただし床面を「フラット」にするのは、構造的な工夫が必要な場合が多いため、建築コストのアップに繋がる可能性もあります。よく検討することが必要でしょう。
「フラット」にできない場合は、境界線を曖昧にすることも効果的です。あえて地面と室内の床面に起きる段差を残し、その段差分を境界線より伸ばすことで、中庭とリビングの一体感を持たせることが可能です。まさにアウトサイドリビングですね。室内側に段差分を伸ばした場合は、その段差に腰掛け家族と会話を楽しむ空間としても利用できます。外側に段差を伸ばした場合は、その段差部分をテラス空間としても利用できます。
様々な空間づかいができるので、外に出るのが楽しくなり居心地のいい空間となることは間違いありません。
中庭に向いた壁面は、全てガラス張りにするだけでも解放感が生まれます。また、開口部を天井まで高く設けることもポイント。解放感だけではなく、室内に光がたくさん入る設計になるため明るい空間が生まれます。
さらにその開口部がフルオープンになると視界を遮るものが一切なくなるため、より「中庭」と室内に繋がりが生まれます。「中庭」を住まいに取り入れるには、解放感と空間に広がりを生むため最適な方法でしょう。
フルオープンにするためには、窓選びが非常に重要です。通常の窓とは異なり、両方の袖壁におさまる全開口窓などがおすすめです。
友人を招きホームパーティが多い、もしくはご家族でBBQを楽しみたいなどの場合は、キッチンやダイニングから直接「中庭」に行けるプランが理想的。キッチンから中庭へ移動する動線が短くなり、料理を運ぶなどの動作も簡単に済ませることができます。間口も広く設けることで、複数人で行き来する際も安心です。
子供の遊び場としても活躍する中庭のプランのコツは、「回遊動線」を取り入れることです。それも室内だけで考えるのではなく、「中庭」も繋げて考えることで動線も広がります。例えば 子供部屋~中庭~LDK と繋ぐことで、ワンフロアとして伸び伸びと走り回れる空間となり、子供の遊ぶ空間としてはもってこいでしょう。
外で頻繁に遊ぶお子さんがいるご家庭では、プラスで検討した方がいいポイントとして、洗面スペースと中庭を繋ぐ方法があります。そうすることで、泥だらけになっても他のスペースを通らずにバスルームに直行できるので便利です。
癒し効果が抜群な「中庭」の取り入れ方として、寝室やお風呂に隣接させることでよりプライベートな「中庭」として癒しの空間を演出することも可能です。一日の疲れをいやす夕涼みの時間などに最適です。お風呂から中庭の緑が見える空間もちょっとした贅沢気分を味わえるでしょう。
外部からの視線を遮るプライベートな「中庭」だからこそできる発想です。
ここまでは敷地などにある程度、余裕のある場合に中庭を友好的に活用するためのプランのポイントについてご紹介しました。では、敷地に余裕のそれほどない住宅密集地の場合はどうなるのでしょうか。
3方を住宅に囲まれた狭小旗竿状敷地の場合など住宅密集地では、建物の中央に中庭を設けるのがおすすめです。中庭に面した4方の壁は特に大きな窓にすることもポイント。そうすることで、中庭を中心に室内へ光や風が行き届きます。広い空間が取れなくても1坪程度でも中庭として空間を設けるだけで、解放感が生まれます。
最後に、中庭は外部の視線から閉ざされているため、防犯面はしっかり計画することも重要です。
中庭のプランについては、どのように暮らしたいのかを最初に決めることで、理想の中庭空間を手に入れることも可能です。要望の優先順位を明確にして日常に中庭を取り込んでみてください。
続いては、誰もが気になる中庭のある家をつくる際の費用感についてご紹介します。(こちらから)
ハウスネットギャラリーには、中庭のある家の参考になる事例が多数掲載されています。「お洒落な中庭空間にしたい。」「もう1つのリビングのような中庭にしたい。」など、あなたの要望の参考になる事例を探してみてください。アイデア満載の「中庭のある家」はこちらからご覧ください。
中庭のある家を建築する際にかかる、おおよその費用感については誰しも気になるところでしょう。一般的な四角いシンプルな形の家に比べ中庭を設けるこで、費用はアップされます。では、どのようなポイントが費用をアップさせる要因なのかを簡単にまとめてみましょう。
中庭を囲うために普通では要らない壁が必要となるため、その分の費用がプラスになります。
日本庭園をテーマにした中庭の接する部屋を和室にするなど、中庭のテーマに合わせて室内も揃えた空間にすることで家全体のグレードアップに繋がりますが、費用との兼ね合いは良く吟味することが必要でしょう。
日例えば、中庭の水を逃がすための排水管は、水詰まりが起きないように専門業者へ定期的にメンテンスを依頼することが必要でしょう。またデザインの凝った中庭にした場合などは専門の業者に植物の世話を定期的に依頼することも必要かもしれません。そのような面でもコストがかかることを予め想定しておきましょう。
実際にかかる費用は、皆さんのご要望やどの程度こだわるのかによって変わります。ここでは、30坪の敷地に建てる際のおおよその価格帯について試算してみました。あくまで参考として、ご自身の計画と照らし合わせてご覧ください。
東京都:2,500~3,000万円
神奈川県横浜市:2,500~3,000万円
埼玉県さいたま市:2,400~2,800万円
千葉県千葉市:2,400~2,800万円
愛知県名古屋市:2,400~2,800万円
大阪府大阪市:2,400~2,800万円
福岡県福岡市:2,300~2,800万円
目安の価格帯を参考に、ぜひ中庭のある家の計画を進めてはいかがでしょうか。
次は、中庭のお手入れ方法についてご紹介します。(こちらから)
「住宅会社からのプランや見積りを見ているけれど、もう少し金額がんばってくれるところないかな・・・。」など、お考えの方は、ハウスネットギャラりー事務局までご相談ください。「中庭のある家」の実績ある会社をご紹介できます。ご希望の方は無料「ハウス仲人」サービスよりどうぞ!
建物も新築から10年程で外壁などの修繕をする場合がほとんどですが、中庭も建物より定期的なメンテンが必要となります。
中庭に植栽を植える場合は、その管理に要する手間とコストを考えることが重要です。植栽を放置すると見た目も良くないため定期的なお手入れは避けられないでしょう。コツはお手入れが最小限になるような植栽を選ぶことです。綺麗な緑で人気のある芝生も放置すると伸び放題になるため、多忙な方にはおすすめできません。もちろんガーデニングが趣味という方であれば、そのお手入れ自体も楽しめるかもしれませんが、基本的には芝生はお手入れの頻度や費やす時間も多いため、時間に余裕のある方以外は選ばれないことをおすすめいたします。
そんな中庭のお手入れをセルフで行う場合のポイントを簡単にご紹介いたします。
木は落ち葉の少ない常緑樹にしましょう。落ち葉が多いと掃除が大変です。プロの手を借りずに、素人でも簡単に手入れができる木として、ツツジ・サツキ・コニファーなどを選ぶといいでしょう。
芝は維持費は安めですが、美しく保つため芝刈りなどのこまめなお手入れが必要となります。芝生の場合、余計な植栽は置かずに芝生だけにして、小道や石を置くと素敵な庭になるでしょう。春や夏は伸びやすい季節なのでさらにこまめなお手入れが必要。面倒だと思われる方には芝生は不向きです。
砂利は素人でも手軽に敷けるので使い勝手が良く便利です。また雑草も抜きやすくなります。砂利の下に「防草シート」を敷くとそもそも雑草が生え難くなるので、お手入れに時間と手間は取られないことは間違いありません。「防草シート」はホームセンターなどで簡単に入手できます。
プラスの効果として、砂利の上を歩くと音が鳴るため、防犯性にも優れています。
最後に、中庭のある家を成功させる一番のポイントをご紹介します。(こちらから)
中庭の空間のつくり方だけでなく、お手入れなども考えられたアイデア満載の事例はこちらからご覧いただけます。ご計画の参考にぜひ、ハウスネットギャラリーの「中庭のある家」をご覧ください。
さて、ここまで中庭のメリットから始まり注意点や、中庭を効果的に住まいの一部とするプランのコツなどをご紹介してきました。少しずつ建てたい「中庭」のイメージが広がってきたのではないでしょうか。
そんな「中庭」ですが、何でもイメージ通りになる訳ではないのも事実です。建てる土地の形状によっても、かけられる費用によっても変わってきます。しかし、一番大きく影響を及ぼすのは依頼する施工会社の力量と言っても過言ではありません。
経験値の少ない施工会社を選んでしまうと、実際に住んでから後悔する可能性が高くなります。例えば、中庭から光が入って家中温かいはずが、その光が全く入らない。熱や湿気が溜まりやすい構造になっていて「中庭」で過ごすことができないなど。
そんな時、構造などをよく理解した経験豊富な設計士のいる施工会社を選ぶことが重要なのです。間取りの工夫が大切な「中庭」のある家は、まさに設計士の腕にかかっています。
構造を理解しているため、採光の確保はもちろん、中庭の水の逃げ道もしっかり計画されるので湿気を逃がす方法も熟知しているはずです。また、開放的な空間だからこその悩みとして、家族内のプライバシー確保も間取りの工夫によって解決できるでしょう。
今までの経験を元にした提案力は、皆さんの不安点を払拭し、納得して「中庭」のある家を建てることが叶うはずです。
中庭のある家を建てる施工会社選びは、実績ある会社選びが重要です!
早坂淳一 保有資格:AFP(日本FP協会認定)/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/一般社団法人生命保険協会認定/シニア・ライフ・コンサルタント/
工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在はハウスネットギャラリーを運営する第三者機関ネクスト・アイズ(株)にて、住宅コンサルタントとして活躍中。