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2025年11月29日(土)
2Sハウス(4)老いてわが身を自立サポートする家?
老いの生活とは
多くの家づくりのお手伝いをして思うのは関心事が子育てのことやインテリアなどキッチン周りのことで、この若い家族もいずれその子どもたちはあっという間に成長し出て行き出て行きその後のことは余り考えていないようです。
中年の世帯にしてもやはり今が中心で後々のことは余り考えていないのか、あるいは考えたくもないのかも知れません。
しかし誰にもやがて確実にやってくるのが老いの生活です。その老いの生活とは一体どう言うことでしょう?まずは文字通り“老いて”足腰が弱くなり体全体も脆弱となり、ちょっとした段差につまづいたり、転んだりときには思いがけない所から落ちたりもします。しかしそれだけではありません。視覚や聴覚さらには嗅覚までもが弱まって火傷したり、さらには火災ともなりかねないのです。しかもそんな災禍から逃げだすことも困難となりやすいのです。
まさにバリアフリーが問われるのですが、実は本当に重要なのは日常の生活そのものです。長寿時代の老後生活はあまりにも長いのです。言葉では健康長寿をと言われますが、そのためにはいろいろな要素が存在します。
ライフスタイルに合わせた変化に富んだ家
まずは住まいですが、バリフリー意外に防火耐火が望まれその構成材料の素材や肌触りの質感さらには照明の配置バランスやそのスイッチにも細かい配慮が必要となり、特に災害時や防犯緊急の為のセキュリティシステムも大切となります。しかもそのための経済が重要となるのです。つまり老後の長い生活、さらには社会保障の危ういこれからを自らがいかに補填するかが家づくりやリフォームの際に必要となるのです。まさに今、そこにシフトしてしかも寂しくなくかつ愉しい家づくりこそが理想なのです。
いやー、かえって家づくりが慎重になりすぎて卑屈になってしまいそうですが・・・さにあらず、今ここでわが家をじっと見つめそこにわが老いた姿、その生活をちょっと想像するだけでいいのです。擦ると我が家の持つポテンシャルさらには夫婦二人の実績や今日までの手習いや趣味さらにはお手のものがありそれを糧に生きて行くなどが見えてくるものです
とは言えそれを元気で若い?建て主に提示するのも困難でなかなか言いづらいものですが、あえてそこに拘って、嫌われながらも“愉しい家”を多く手掛けてきました。その中には子どもたちが出て行ったあとのプランを読み込んだり、夫婦が別々に寝ずにいざとなった時に異変を感じられる、同じ寝室ながら別々の二つの寝室?そう、「夫/婦寝室」にリフォームするなどがあるのです。

イラスト1:「夫/婦寝室」のプラン例 写真1:子ども部屋の壁を壊しリフォーム襖で開け閉め夫/婦寝室(画・写真:天野彰)
さらには照明が多すぎると言われた多機能照明(イラスト)や当時は高目だった自然素材などにもこだわったのです。

イラスト2: ON/OFF自在で演出、快適、省エネの多すぎる照明 写真2:スクリーンまで下りてくる間接照明のI様邸(画・写真:天野彰)
そして今、そのご当人、さらにはそのご子息の時代になっても彼らの実際のお話を聞くたびにその重要さを感じるのです。果たしてその長寿時代、老いて自立できる家とは。防災減災のセルフディフェンスに次いで2つ目のSのセルフサポートとは一体何でしょう。
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