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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 時世に合わせた家 新たな集合住宅!

はじめに

「時世に合わせた住まい」を考えれば考えるほどこの先多くの困難な課題を抱えていることがわかります。その第一が私たち住む側の問題です。ますます高齢化しさらに核家族化していること、加えて高寿命化して介護の必要も増えています。さらに思わぬ災害にも見舞われます。都市や地域のインフラの老朽化やさらに耐震化もままならず、今能登の被災された人々の現実を見ても、人はそこに住むだけではなく生計を立てて暮らしていくことが改めて考えさせられるのです。

集合住宅は集まるだけ?真のコミュニティとは

この簡単そうなことが近年各地で頻繁に起こる被災地などで、プレハブやコンテナハウスなどの仮設住宅を与えれば済むことではなく、そこにどのように“なりわい”を創って行くか、そのためにそれぞれ培われてきた各地、各人の生業を聴集し見直し、それを集約して第二次避難で創り出していくかが重要となります。

近隣や地域、街並みさらに学区などの継承も重要です。こうして住まいをみますと集合住宅も街づくりも家の集合体ではなくまさしく生業の意図を持ったコンプレックスのプロデュ-スです。さらに気候変動・災害や外敵、医療福祉保護ための枠組みまでの意味を持った集合体こそがこれからのコミユニティづくりと言えるのではないでしょうか。

“仕方無いション”から活きるための集合住宅へ

なんてことはありません。まさしく商店街ではそのための職住商店街であり漁村では漁場に直結した集合体さらに農業しかりです。そこに関連施設、さらに係る人たちが共に住むことです。

かつて病院を中心に療養施設さらにそこに係る人々のための住居、保育施設学校をも併設する地域コンプレックスの提案したことがありますが、これは常に敵に晒されて来た城塞都市の欧州の人々には共感されても、主に郊外に点在して住む人たちには到底受け入れないものでした。しかし都市化され、こうも地価が上がり、限られた土地に住むためには仕方なく高層化するしかなく出来たのが区分所有の、仕方ないマンション すなわち“仕方ナイション”です。

集合化しても戸建て感覚で、各家庭が枠の中で籠もり隣にだれが住んでいるのかも分からない冷たいものとなったのです。これでは地価のためにわずかな土地区分所有の分譲住宅になりさがったのです。せっかく人々が集まって住むのにもったいないことです。ますます高齢化し、肝心のマンションも老朽化し、さらには迫る災害や紛争もあり得る時世では少し感覚が変わっても来ているのです。

活きるための都市と集合住宅へ

やはりみんなで老朽化するマンションを補強し、さらに災害や襲撃に備えた避難のできる地下施設を備えるなど強化し、エリアごと守ろうとする協同意識も起こっているのです。これにより戸建てで快適に住む?住まいより、地域ごとを共同で守る強靭なマンションは都市の必須マンションと言えるのかも知れません。

中国福建省永定の土楼「客家」の巨大な土ブロックの外壁:天野 彰
写真:中国福建省永定の土楼「客家」の巨大な土ブロックの外壁(撮影:天野 彰)

写真:防御集落の中国永定「客家」土楼、中の屋根は寺や豚舎(撮影:天野 彰)
写真:防御集落の中国永定「客家」土楼、中の屋根は寺や豚舎(撮影:天野 彰)

あの東日本地震直後NHKにて報道された津波に備えた筆者たちの復興都市提案があります。中国は永定の「客家」(はっか)の土楼を模した城壁集合住宅です。津波に晒される危険がある漁村では漁船ごと中に避難でき、農地では家畜や農機具とも避難するのです。これにより海が見えなくなる巨大な防潮堤もなく、景観とともに、活きる意欲も守られるのです。

いざとなったら船や家畜ごと逃げ込める城壁都市“HAKKA”:天野 彰
イラスト:いざとなったら船や家畜ごと逃げ込める城壁都市“HAKKA”(画:天野 彰)

同様に都市部においても地面からそのまま競って戸数の多いタワーマンションをつくるのではなく、エリアごとを強靭な人工土地でかさ上げして、それらをブリッジで繋ぎ、そこに電源などの新たなエリア・インフラをつくり、その上にタワーマンションなどをつくるのです。

津波が襲ったら逃げ込める強靭な “スカイ・シティ”:Atelier4A
イラスト:津波が襲ったら逃げ込める強靭な “スカイ・シティ”(画:Atelier4A)

特に津波の危険がある湾岸エリアでは地域の守りとなるのです。まさにこれこそが活きるための都市の再開発事業であり、同時にキャパシティ・オーバーの旧インフラを守る新たなスカイ・シティであり、スカイ・マンションの構想です。

重い話が続きました…次回からは住まいをもっと楽に考えましょう。まずは収納の考え方などです。

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表。

 一級建築士天野 彰 公式ホームページ
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