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2026年7月23日(木)
エアコントラブルの相談件数が5年間で2倍以上
はじめに

ネクスト・アイズ早坂です。
関東甲信地方の梅雨明けは、例年は7月19日頃。2026年の関東甲信地方の梅雨明けは、7月15日(水)頃と予想されています。
梅雨があけるといよいよ本格的な酷暑の到来。梅雨明け直後から非常に厳しい暑さとなり連日35℃以上の猛暑日が予想されるため、熱中症には厳重な警戒が必要です。また、大気の状態が不安定になりやすく、ゲリラ雷雨など急な強い雨にも注意が必要です。
毎年のように思うのですが、年を追うごとに7月~9月の酷暑が酷くなっているような印象が強くなっています。そんなとき、エアコンの故障は命を危険にさらすことになりかねません。
一方、エアコンメーカーにとって夏は繁忙期。残念ながら緊急の修理依頼などには即対応ができない場合がほとんどであることも現実です。
初夏のエアコントラプルに関する相談

初夏の時期におけるエアコン修理に関するトラブルは、近年急激に増加しています。
国民生活センターの2026年6月の発表によると、エアコン修理に関するトラブルの相談件数は、5年前と比較して約 2.8倍に増加しています。
| 年度 | 相談件数 |
|---|---|
| 2021年度 | 451件 |
| 2025年度 | 1,251件 |
国民生活センターの発表によると、実際の相談事例として以下の4事例が挙げられています。
- ・ネットで検索した業者にエアコン修理をお願いしたが治らず。作業費を無料にすると言って購入を勧められた。
- ・エアコン修理を依頼した業者が修理後の動作確認をせず帰ったが、治っていなかった。メーカーに連絡したところ正しい修理ではないとされた。
- ・修理後、指示通りに運転したが冷房が効かない。2度電話したらそれ以降電話に出なくなった。請求書や領収書にも社名が掲載されておらず連絡が取れない。
- ・来訪した担当者が原因や修理内容をまったく説明せず、見積額も提示しないまま作業を開始。治らなかったにもかかわらず高額な代金を請求された。
いずれの事例も、エアコンが急に故障しネット検索で上位に表示された広告やAI回答などを見て依頼したケースということが共通しています。故障原因を正確に把握しないまま作業して、動作確認をしなかったり、修理できなかった例も多数あります。
さらに、広告の記載価格や修理の見積金額より、高額な費用を請求されるという例はもちろん、見積は無料とうたっていたにも関わらず、点検費用を加算されたケースも。悪質な例では、作業終了後に動作確認もせず代金だけ受領。そのまま音信不通になるケースも見られます。
参考:独立行政法人 国民生活センター(2026年6月3日公開)
「エアコン修理のトラブルに注意!-ネット広告で「安い」「即日対応」の業者に修理依頼したけど直ってない!-」の詳細はこちらをご覧ください。
エアコン修理トラブルに遭わないための具体的な対策

最近のエアコントラブルでは、「高額な料金を支払ったのに直っていない」「修理後に業者と連絡が取れなくなった」といった深刻な相談が多数寄せられています。
エアコン修理において、悪質な業者による被害を防ぐためには、事前の準備と依頼時の冷静な対応が不可欠。よって、以下の対策を徹底しましょう。
本格的な夏を迎える前に。まず「試運転
真夏になってから故障に気づくと、修理業者が混み合い「早く直したい」という焦りから悪質な業者に引っかかるリスクが高まります。冷房が正常に機能するか、動作確認を行っておくことが、最大の防御策です。
購入店舗やメーカーに直接相談
故障が疑われる場合は、まずエアコンを購入した家電量販店や、製造メーカーのカスタマーサポートへ連絡してください。保証期間の確認も含め、正規のルートで点検・修理を依頼するのが最も安全です。
ネット広告の「格安」「即日対応」を鵜呑みにしない
インターネット検索で上位に表示される業者が、必ずしも信用できる優良業者とは限りません。「地域最安値」などの極端な安さを強調する広告から依頼し、結果的に数万円の高額請求を受けるケースが多発しています。
作業前に必ず見積もりをもらい、内容を確認
業者が訪問した際、故障原因の説明や明確な見積書を出さず、勝手に作業を始めようとする場合は要注意です。作業前に必ず見積もりを求め、不要な工事が含まれているなど納得できない金額であれば、その場できっぱりと断りましょう。
万が一、業者と料金トラブルになってしまった場合や不審に感じた場合、その場で支払いをせずに、速やかに消費者ホットライン( 局番なしの「188(いやや!)」)に相談することをおすすめします。
エアコン修理トラブルにおけるクーリング・オフ(無条件解約)のポイント

続いて、エアコン修理における悪質業者とのトラブルが起きたときの命綱、クーリング・オフ(無条件解約)について解説します。
エアコン修理トラブルにおけるクーリング・オフ(無条件解約)の適用条件は、「業者が自宅を訪問して契約したかどうか」が最大のポイントです。
訪問販売に該当する場合、契約書面を受け取った日から8日間であれば無条件で解約できます。
クーリング・オフ(無条件解約)における具体的な適用条件と注意点は以下の通りになります。
クーリング・オフが適用できるケース(訪問販売)
勧誘されて契約した
業者が突然自宅を訪問し、点検や修理を勧められてその場で契約した場合。
不意打ち的な契約
修理のために呼んだ業者が、頼んでもいない別の箇所や高額な部品交換を強引に勧めて契約させた場合。
クーリング・オフが適用できないケース(原則)
自ら依頼して契約した
水漏れや故障などで、消費者自身が電話やインターネットで業者を自宅に呼び、見積もり通りの修理を依頼した場合。
例外:自ら呼んだ場合でもクーリング・オフが適用できる場合
ネット広告の「総額3,000円~」という格安表示を見て依頼したにもかかわらず、来訪した業者から「これでは直らない。10万円の工事が必要」などと広告と大きく異なる高額な契約を迫られた場合、不意打ち性がある(ターゲットを騙して呼び出した)とみなされ、クーリング・オフが認められる可能性が高くなります。
トラブル時の対応ステップ
書面の確認
業者から渡された契約書や領収書に「クーリング・オフに関する記載」があるか確認する。
8日以内の通知
契約から8日以内に、書面(ハガキなど)または電磁的記録(メール、フォーム)で解約を通知します。業者が「自己都合のキャンセルはできない」「もう作業してしまった」と言い張る場合でも、法律の条件を満たしていれば解約可能です。
契約時の状況で判断に迷う場合は、すぐに消費者ホットライン「188」へ相談しましょう。お住まいの地域にある最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口につながり、専門の相談員が解決への支援を行います。
※消費者ホットライン「188」は、相談窓口につながった時点から通話料金の負担が発生します。(相談は無料です)
| 着信方法 | 通話料金 |
|---|---|
| 一般回線から着信 | 8.5円(税込9.35円)/180秒 |
| 携帯電話から着信 | 10円(税込11円)/20秒 |
| 公衆電話から着信 | 10円(内税)/40秒 |
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